09/11/19 23:10:27 bJd82GVu
そもそもだ、はやぶさの苦労の大半は工学実験探査機としての開発スキームにせよ
機体規模にせよ、部品調達にせよ、通信方式にせよ、運用体制にせよ、
予算枠からの制約で、その予算枠を締め付けてるのはオーナーである俺たち日本国民だろうがよ。
なにも事情を知らない人はそりゃあしょうがないよ。
何でこんなことになってるかなんて調べでもしなきゃ知る機会がないんだから。
これをきっかけにいつか有権者としてなにかを考えてくれる日が来るかもしれないし、
その裾野が広がるのは素晴らしいことだよ。
しかしだ、なんではやぶさがこんなに苦労しているか、それが誰の責任か理解しているはずの人間がだ、
この苦境を目にして何か言うとすれば、
「我々の不甲斐なさで苦労をおかけして本当に申し訳ない」とかそういう言葉であって、
まちがっても「感動しました」ではないだろう?
ISASの先生方は優しいからそういうことはけして口にはしないかもしれないさ。
でもな、自分たちの手で現場の人間をがんじがらめに縛り上げて、
泥沼に投げ込んで、そしてそれを自覚している人間がだ、
その放り込まれた人々が縛られた中で懸命に泥沼から抜け出そうとしているのを目にして、
「感動しました!!もっとがんばって!!」はどう考えてもおかしいだろうがよ。