09/08/04 11:17:20 Zr0LgSWT
>>807
確かにイマジネーションは大事ですが、
現況を観察し学ぶことも直感を磨くには必須ですね。
昨夜の98wは教科書どおりの展開を見せてくれました。
擾乱が台風に育つ過程は昨日の時系列画像をご覧になればよく解ると思います。
擾乱発生初期の中心と周辺クラスタが巻初め、いわゆる眼が形成される段階では
中心は移動するのが一般的です。
昨日質問が発せられた時点ではまだ擾乱に回転が伴っておりませんでしたから
気象庁が発表した付近に明確な収束がありました。
時間経過と伴に渦を巻くように北東へ移動して行ったのが解るかと思います。
更に付け加えますと、熱帯性擾乱の中心は「付近」と申した方が正しいかと思います。
発達過程の積乱雲は猛烈な速さで熱対流をしており、一時間で数百kmも移動します。
収束、拡散を繰り返しながら台風に育つ訳で非常に神秘的でもあります。
話しを戻しますが、今迄は一般的にその時点(台風発生)から気象庁が位置情報を発表しておりましたから
この様な中心位置の移動を目前にするケースは少なかったかと思います。