09/01/23 22:04:35 Uvdwg3py
はやぶさ(MUSES-C)は2003年5月9日M-Vロケット5号機で打ち上げられた、日本の工学実験探査機です。
はやぶさはイオンエンジンを用いて小惑星イトカワへと飛行し、
2005年9月に到着しました。約3ヶ月間表面の観測や岩石採取を行った後、小惑星を離れ2010年に地球に帰還します。
この探査機は世界初の小惑星サンプルリターン、イオンエンジン、小惑星への軟着陸、地表の撮影等、野心的な試みに満ちています。
なお、MUSES-Cはあくまでも工学実験探査機です。宇宙探査機の開発を行う場合、
1、構想・開発・設計
2、構想・開発・設計が正しいか確認するための工学実験探査機(試験機)
3、2に基づき改良された理学探査機(本番)
という順序をたどり、今回の「はやぶさ」はあくまでも試験機です。
サンプル採取の成功・失敗ははやぶさにとり重要ではありますが、はやぶさは惑星探査のための様々な
技術を検証することが目的です。 はやぶさ自体の成功・失敗には直結しません。
具体的にはここらを参照してください。
URLリンク(www.isas.ac.jp)
「はやぶさ」をここまで運用してきたノウハウは、今後の理学探査機に生かされることでしょう。
では、世界に誇る小惑星探査機はやぶさを大いに語ろうではないか。
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