09/02/07 12:08:28 idBcqPyS
>>147
大気圏への突入速度が全然違う。
地球周回軌道からの大気圏突入は流星より速度が遅く、
温度上昇プロファイルが違うのでプラズマ形成プロセスが流星とは異なる。
今回の「はやぶさ」の突入速度は前代未聞で流星のそれとほぼ同じ。
なんで、どの元素がどのモードで励起されてどんな発光をするかが判明する。
リエントリカプセルは、アブレーション物質のみだけど
はやぶさ本体は各種金属元素がテンコ盛りなので、
本体が直接大気に再突入してくれるといろんな元素の励起モードが判明する。
ちなみに、俺は、半導体メーカーのドライエッチングプロセス開発担当な。
ドライエッチング装置のエンドポイントディテクタの作動機構を知ってる奴なら
今回、「はやぶさ本体の再突入」が流星研究にとって、どれだけありがたいか解るはず。