08/07/11 18:24:09 46P/xtTZ
>>55
なるほど、そういうことでしたか。言わんとしていたことは良くわかりました。
そうした使い方なら射出瞳径は5mm前後のものを選択するというのが正解。
もともと人間の瞳孔の最大径が平均7mmとはいっても、そこまで完全に開ききるには
暗闇の中で数10分ほども眼を慣らしておく必要がある(暗順応という)。
周囲にわずかでも闇を阻害する光源のあるような状態ではまず最大径までは開かない。
その状態で瞳径7mmの双眼鏡を使用しても、当然その本来の明るさは体験できない。
本当に無光害の山中や洋上で、完全に闇に眼を慣らした状態でこそ8×56はその本領を発揮する。
昨今、国内では夜空も明るくなってそのような好条件に出会える機会もなかなかなく、
一般的な使用の範囲内で瞳径7mmがアドヴァンテージを発揮するシーンは滅多にないと言っていい。
(それでも最良の条件下で使用する瞳径7mmは、他には替えがたい魅力があるのだけど)