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徳山ダム:導水路計画 反対市民団体、説明求め要請書 上流分割案の経緯 /岐阜
5月20日12時3分配信 毎日新聞
◇国交省に
市民団体「『長良川に徳山ダムの水は要らない』市民学習会実行委員会」(粕谷志郎代表)は19日、徳山ダムの水の一部を長良川経由で木曽川に送る導水路建設計画について、
長良川に放流することを明確にした「上流分割案」に至った経緯や理由について説明を求める要請書を、国土交通省の中部地方整備局木曽川上流河川事務所(岐阜市忠節町)に再度提出した。
応対した中部地整河川部の担当者は「上流分割案」に至った経緯について、「異常渇水時の危機管理対策を、長良川でも実現させるための行政的な判断だった」と説明。
これに対し、実行委のメンバーは「94年の異常渇水でも長良川に危機はなかったのに、将来危機があるかもしれないという話に890億円も使われてはたまらない」と反発した。
一方、中部地整は6月1日、岐阜市、愛知県一宮市、三重県桑名市の3カ所で、市民を対象とした「木曽三川ふれあいセミナー」を開く。導水路計画についても市民に説明するという。
岐阜市でのセミナーは、午前10時半から正午まで美江寺町の市消防本部で。問い合わせは木曽川上流河川事務所(058・251・1125)。【鈴木敬子】
5月20日朝刊 最終更新:5月20日12時3分