08/07/03 03:37:12 xYRntQg/
>>678
滞在人数の上限、電力や廃熱といったリソースの上限がこれ以上増やせないので、
新しい参加国を増やすということは、既存の参加国の利用権を減らすことを意味します。
現在の利用権と負担の割合を、全参加国で見直すというのは交渉にかかる時間を考えても現実的ではないです。
ただし、既存の参加国が利用権の一部を切り売りする形での参加はいくつか例があります。
・ブラジルはNASAとの二国間協定によりISS計画に参加しています。
ブラジル人宇宙飛行士のISSへの滞在も実現しています。
(対外的にはNASAの宇宙飛行士として扱われます)
・ロシアは、ソユーズの貨物スペースを開放しているため、様々な国が利用しています。
(これは一回ごとの商業契約なのでISS参加国というのとは違いますが)
・日本は「きぼう」モジュールの利用権の一部を韓国へ提供することを検討しています。