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SELENEも一時は、小泉総理が議長を務める総合科学技術会議で低い
評価をされ、もう止めろ、と言われんばかりの時期があった。
何をいまさら月か、というわけだ。
ところが、NASAが月の再探査計画を公表し、さらに中国、インドが
月観測計画を言い出すと状況は一変し一挙に、国の重要プロジェクト、
ということになった。
このように外部情勢で評価も変わってしまうのは、国に一貫した宇宙政策
が無いから。宇宙開発のような国の重要なテーマを一元的に取り仕切る
機関も無く、ましてや国としての戦略も無いというのは先進国ではおそらく
我が国だけだろう。
こんなことでは、今はかぐやが嫦娥に技術的には勝っているが5年後の次の
段階では負けている可能性が高い。