07/11/26 20:52:10 Wa85+JhB
「嫦娥1号」の立体カメラだが、これが面白い。
「かぐや」の地形カメラ(TC)は斜め前方、斜め後方の2つのカメラで撮影し、これを元に立体図を作成する。
これに対して「嫦娥1号」の立体カメラはレンズが一つしかない。
これでどうやって立体図にするかというと、1つのレンズの画像を縦に3つに分割し、前方17度、直下、後方17度の3つに分けて、
3つのCCD arrayで受像する。つまり、一つのカメラで3つ分のカメラの役割をさせる。
この方法によって、カメラを軽量化させることができたそうな。