07/10/24 18:19:25 zQWuXB0n
中国人は20年後の勝利を確信して、今日の打ち上げに臨むだろう。
中国共産党の描く「月競争」のシナリオ、
日本に技術レベルで並び(嫦娥1号)
やがて日本を追い越し米国に並ぶ(嫦娥2号)
中国国民にこのストーリーを刷り込むことこそが目的と言っていい。
アジアの覇者たらんとする中国という国を発展させる精神的な礎になるに違いない。
そして、この「競争」に否応なく日本は巻き込まれる。
翻って今の日本に、このような「成長と成功のシナリオ」を
国民に広く浸透させることができる何かがあるだろうか?
年金問題が一番の国民の関心事であるこの日本は老人だけが住む国に
なってしまったのだろうか?
「未来への意志」のない国には、もはや発展などない。
中国と同じように有人探査をやれとは言わない。
もっといえば、別段、宇宙開発でなければならないわけでもない。
しかし、私は未来に対する肯定的で積極的なビジョンがあるという点では、
中国を非常に羨ましく思う。
日本では否定されがちな「国威発揚」だが、むしろ今の日本にこそ必要ではないか?
日本人よ、中国の現状の技術レベルをあざ笑い、優越感に浸る場合ではない。