07/10/06 09:50:00 YVc3tofN
最近20年間の光学ガラスの発達は、色収差の残存量による、このような対物レンズの分類を、かなり不明瞭なものにしてしまいました。
EDガラスや蛍石などを使って色収差を非常に少なくした2枚構成の対物レンズは、実質的にはアポクロマート以上の色消です。
アクロマートとアポクロマートの中間の、セミ・アポクロマートという名前の対物レンズは今は影がうすくなりました。
最近では4色以上に色消した対物レンズも現れました。4色に色消しにしたレンズをスーパー・アクロマート、5色に色消しにしたレンズをハイパー・アクロマートという人もいます。
ブーフダールは、アクロマートは2次色消、アポクロマートは3次色消、一般にn色に対して色消にしたレンズはn次色消と命名してはどうかと提言しています。
(望遠鏡光学・屈折編H1年)
新しい技術ができると新しい言葉も使われるようになる。今ではアポとかアクロとかセミアポとか言うだけでは細かい性能はわからない、と言うことではないのかな?
アッベの定義はそれなりに意義あると思うが、>>72みたく、それだけにこだわって他の言葉を認めないのは自分を不自由にするだけだし、一般に使われている言葉を少人数が否定しても世間で相手にされないだろう。
スレ違いスマソ