07/10/09 00:20:56 ChQ0G0Qy
>>404
ツィオルコフスキーの提唱したソユーズ型の多段式ロケットを突き詰めていけば
ああいう形に行き着くと俺は理解している。
ソユーズだと、同型エンジンを5つ並べて、周囲のブースタだけ燃料を少なめにしているが、
別に同型のエンジンである必要はないわけだよな。
早期に燃焼終了するブースタは推力が命だし、コアステージは比推力への重点が高くなる。
それなら、アリアンやH-2Aのような形態にしてしまえばいいわけだ。
(デルタ4Heavyは同型エンジンを使いつつパラメータを変えてるみたいだが)
段数が増えればエンジンの数が増えるから、動作不良の危険も増える。
しかし、2.5段式なら空中点火するのは2段目だけですむ。
実質的に点火ミスの心配は1段目のメインエンジンだけでいい。
あと、重たいものを打ち上げるときだけブースタを追加するよりも、
ブースタありを基本にして、ペイロードが重いときはブースタを変更するとか数を増やす方が
飛行シーケンスや作業工程への影響が少ないと思う。
以上。