07/08/03 01:29:14 aAfK6Plx
サーベイヤー計画では66年5月~68年1月にわたり7機の無人探査船が打ち上げられ、
月面軟着陸を試みたが2機が失敗しています。着陸機の重量は地球上で300kg程度です。
そのわずか1年半後に、アポロ11号が月面からの帰還を果たしました。
アポロの着陸船は15トンです。サーベイヤーとは桁が二つ違います。しかも有人です。
アポロは7機の宇宙船を月へ送り込み、トラブルで途中断念した13号を除く6機全て余裕で
月面着陸を成功させています。1年半の間にどんな技術革新があったのだろうか。
ソ連は無人探査船のルナ16号(着陸機1880kg)が初の月面からの帰還に成功しましたが、
アポロ11号の成功から二か月後のことです。
アポロ以前に、無人による月からの打ち上げ+月周回軌道上でドッキングの実験は行われていません。
アポロはこれらのことをすべてぶっつけ本番で臨んだわけです。それも全世界に中継される前で。