07/05/03 17:37:10 qMdwXjtB
[5/3現在の状況]
・4月25日、地球への帰還を開始しました 。2010年6月到着予定。
残り1基のリアクションホイール、イオンエンジンによる慎重な運用となっています。
・サンプル採取自体は1回目の着陸時に成功している可能性が70~80%以上です。
<機体の状態>
・姿勢制御装置のリアクションホイール3つのうち2つが死亡
・2回目の着陸後、スラスタ2系統のうち2系統とも死亡。推進剤・酸化剤ともにほぼ全量が漏洩?
・代わりに生キセノンを噴かすことにより姿勢制御を行っている
・12/8に外乱により通信途絶していたが、1/23にビーコン回復、3/4にはMGAでの通信も回復して運用再開。11月からは、地球との距離も近づいて低利得アンテナでの連続的な更新が実施できています。
・バッテリは使用不能の状態。故障したリチウム電池に充電させるべく、慎重な運用を行っています。試料格納容器をカプセルに収納する際に使用します。1月に予定しています。
・漏洩したガスを追い出すベーキング作業は4月中旬で完了
・イオンエンジンの推進剤であるキセノンは比較的早いペースで減ってはいるが、11/30現在では地球帰還に十分な量が残っている
・2007年4月20日 イオンエンジンBスラスタの中和電圧が上昇したため、これを一旦停止。Dスラスタ1台による加速に切り替えました。