07/04/25 01:21:24 c0sAUaPk
>>123
空中に小さな水の粒があったとしよう。普通の空気の状態だと、粒の表面から
水が蒸発する量の方が、空気中から水の分子が粒に飛び込む量よりも多い
から水の粒は蒸発して消えてしまう。
空気の中に水の分子が沢山浮遊していて、水の粒から蒸発する量と、空気か
ら粒に飛び込んでくる量が同じになるのが湿度100%の状態だ。空気が水蒸
気で飽和している状態だね。(状態1としよう)
温度が上がると、水の分子の運動が盛んになる。従って水の粒から蒸発して
逃げてゆく水の量が増える。同じ量の水の分子が空気から飛び込むような
状態になるには、空気に含まれる水蒸気が状態1よりももっと多くならなけれ
ばいけない。つまり、空気を水蒸気で飽和させるためには、状態1よりももっと
多くの水蒸気を空気に含ませる必要がある。
これで理解できるかな?