02/11/13 01:33
秋の海洋学会で地球シミュレータ関連の発表が口頭3点ポスター3点ありました。
海洋コミュニティでよく使われる海洋モデルを地球シミュレータ専用に
チューンして試しに動かした、という内容でしたが、
その計算パワーに圧倒されました。
水平10km以上の分解能でないと海洋の数年から数十年規模の現象を
よく再現できないことがここ数年でわかってきました。
地球シミュレータを使うと、ほぼ全球50年分の計算が
ピークの半分の性能でたった12時間程度しかかからなかったそうです。
黒潮も極めて自然に再現されていました。実はこれはすごいことで、
複雑な要因で流路を変動させる黒潮はいまもほとんどのモデルで再現ができません。
海洋分野では地球シミュレータによってはじめて「もっともらしい」全球
シミュレーションが可能ではないのか、ということで注目を集めています。