10/03/17 02:09:34
>>958
定説は無いが、候補とされている説は幾つかある。
まずビッグクランチと呼ばれるもので、今は宇宙が膨張しているが膨張がいずれ緩和して
収縮に転じていき、最後は潰れるというもの。
あと宇宙の終わりというには相応しくないかもしれないが、宇宙の熱死という説がある。
これは宇宙のエントロピーが最大化してしまう事を指す。
宇宙の時空そのものが無くなるということではない。
それからかなり最近出てきた候補としてビッグリップってのがある。
これはダークエネルギーに関するあるモデルで理論的に考えられるのだが、
大雑把に言えば宇宙の膨張がどんどん加速して、質量起源の重力や電磁相互作用等
による束縛系、つまり天体やそこらにある物体、原子等が維持できなくなるというもの。
これは宇宙にある何もかもがバラバラになっていくが、宇宙の時空そのものが無くなると
いうことではない。
もしかしたら他にもあるかもしれんが、俺が知ってて思いつくのはこのくらいだな。
こういう問題は実際に科学的に絞り込むのは極めて困難なので、今後もたぶん
よー分からんままだろうな。