09/07/07 10:33:48
>>84
>この場合、波動関数で記述すると、干渉しない。
>だからその記述のとおり、粒子は正しく「干渉縞が現れない振舞い」をしている。
これも教科書の演習問題通りに計算してくださいといっているだけで、
粒子が波のように振る舞うことの説明ができていない。
君の粒子の描像と、波動関数でその振舞いを記述することの整合性と
意味を訊かれているんだろ。
君が重ね合わせを認めないとして、
人間は電子がどこにいるか正確には知らないだけで
電子が常に一カ所だけに局在しているとするなら、
電子は片方の穴しか通れないはず。
それなのに、なぜ
自分の運動量(波長と関連)と他のスリットの穴との間隔の関係や
他の穴の有無によって
その振舞いを変えるような波動関数を使うことが正当化されるのか?
波動関数が正確なら、その粒子描像がおかしくないか?ということだろ。
これも、粒子の局所性と波動関数の非局所性の擦り合わせの問題。
あえて粒子描像に拘るなら、やはりボームの解釈だろうな。