09/07/06 16:37:27
>>67
>ではマクロの世界から脱した境地ではどのような表現になるの?
境地なんてないだろう。
ただ、観測されてないときには波動関数で表現される非古典的な何か
(古典的な粒子でも、古典的な波動でもない)であって、
対応する日常的な言語や概念はないだろう。
無理に表現すれば語弊が生じるのではないか?
そもそも、観測時に粒子として捉えられる物の
非観測時の記述が波動関数なわけだが、
それ自体の数式の形が、波長や振幅といった波を記述する形式でしかなく、
さらには重ね合わせや干渉まで許すことになっている。
そして、プラスαとして観測時の測定値に
波長や振幅などの波動関数のパラメータを翻訳するルールがあるに過ぎない。
一個の粒子の振舞いを定式化するのになんで波長がでてくるのか?
については複数の解釈が存在するが、
実験で区別する方法がなく、数学的に等価である以上、現実に区別する方法が無い。