10/06/07 10:17:43
>>703
それだと、スリットの直前に検出器をつければいいのだけれど
2個同時には絶対に検出されないというのが量子力学のおしえるところ。
まあ、ちょっと似たような考えでは
電子は1個の粒子だが、電子の周囲には人間には未知の「パイロット波」が広がっていて、
そのパイロット波がスリットに潜り込み干渉し、その粒子だけが感じ取れるコース(量子ポテンシャル)を作る。
そのコースのどれか一つをランダムに選んで粒子は進む。すると、何回も実験すると干渉縞ができる。
という考え方が提出されている。
ボームという人の説。
まあ、状態の重ね合わせ説でも計算結果に差はないけどね。