09/07/10 12:00:25
えーと、|ψB>=0は変じゃない?
そもそも量子1個分の状態ベクトルを考えているんだから、
|ψA>は、
観測すれば地点aに必ず見つかる状態であり、bにはいない状態、
|ψB>は、観測すれば地点aで必ず見つかり、aにはいない状態、
というのが定義でしょう。
つまり、|ψA>は、aとbの情報がセット。|ψB>も同様。
状態の重ね合わせ |ψ>=1/√2 |ψA> + 1/√2 |ψB> は、
別に、電子が半個がaにいて、同時に残り半個がbにいるわけではない。
電子がaにいる状態が半分、電子がbにいる状態が半分の混合状態なんでしょ。
日本語にすると微妙なうえに、後者は我々の日常感覚を超える状態だけど。
「電子が半分ずつの状態」だと古典的な波になり、
「状態が半分ずつの新しい状態」なら量子的な波でしょう。
だが、>163で言われているように、その「新しい状態」についても
「粒子はいつでも一度にある一カ所にしかいられない」&
「不確定とは、単に人間の情報不足に起因するもので、現実は別。
重ね合わせは情報不足を補うための単なるリストアップ」
としてしまうと干渉項は出てこない、というのは変わらない。