09/07/09 13:18:09
>>131
>まぁ、興味のある人は、量子力学(I)のP.72の最後の6行とP.74の最初の7行を
>読んで判断してくれ。ちなみにP.73はTonomuraの例の干渉「縞」の写真。
>この実験は非常に良いのだが、そこから導いている結論がアレ。
-------抜粋-------
”電子が来る確率"といったが、電子は常に粒子の姿でいて、それが確率
的に行動する、と考えるのでは具合が悪い。
なぜなら、電子が常に粒子の姿でいるとしたら、外村らの実験で個々の電
子はバイプリズムの右側を通るか、左側を通るかのどちらかに限る。電子が
2つに割れることはないから、両側を通ることはできない。
そうだとしたら、実験の前半の時間はバイプリズムの左側をブロックして
右側だけ電子を通し、後ろの半分の時間は反対に右側をブロックすることにし
ても、全体の時間を2倍にすれば同じことになるはずだ。
実験してみるとそれが違うのである。バイプリズムを片側ずつ通した実験
では、一つのスリットからの回折像を、スリットを少しだけずらして、2つ
重ねた形になる。それは2つのスリットを通した光の干渉縞とは全く違う。
こうして、電子が常に粒子の姿でいるとは考えられない。電子は、位置の
観測器に出会ったとき粒子として姿を現すとするほかはない。バイプリズムに
であったときには波として振舞うのであった。
-------抜粋終わり-----------
つまり、2重スリットのとき干渉縞が現れて、片側だけのときには現れない。
粒子の局所性が保たれてたら隣のスリットの有無に実験結果は影響されないはず
ということだな。
別におかしくはないじゃん。>121の要約がピントがずれているんでないか?