09/06/29 19:18:36
こんなのがあるそうだよ。
実験家の人があんまり聴講しに来ないというオチはありそうだーね。
URLリンク(www.gcoe.mp.es.osaka-u.ac.jp)
▼G-COE & 極限量子科学研究センター ジョイントセミナー
題目: 「実験家のための場の理論入門」
講師:押川 正毅 (東京大学物性研究所)
日時:6月30日13:00-16:10 (途中10分の休憩有)、7月1日10:30-12:00, 13:00-14:30
場所:基礎工学研究科D棟共用セミナー室D404-408
要旨:
Haldaneギャップに代表されるように、現代の物性理論では場の
理論的な概念が重要になることが多い。しかし、実験家が場の
理論を系統的に学ぶ機会はあまりなく、場の理論の(理論家の
主張する)結果を借用するしかないことが多いのが現状だろう。
理論と実験の分業は止むを得ないとは言え、物理の健全な発展の
ためには望ましくない。
この講義では、スピン系を中心に現代的な(広い意味での)場の
理論的な考え方を概観し、実験家向けに解説する。計算技術的な
ものは可能な限り省略し、理論の研究で何をやっているのかを理
解しやすくすることを目標にする。具体的なトピックスとしては、
以下を予定している。(当日の状況に応じて進めるので全てカバ
ーできるとは限らない。)
・フォノン、スカラー場の理論、Isingモデル
・スケーリングとくりこみ群
・Heisenbergモデルと非線形シグマモデル
・Berry位相
・1次元量子系とTomonaga-Luttinger流体
・量子臨界現象
問合先:萩原 政幸(極限量子科学研究センター)
Tel: 06-6850-6685 、E-mail:hagiwara "at" cqst.osaka-u.ac.jp
主催:G-COE&極限量子科学研究センター