02/09/03 15:22 M8z9Ohux
「原子爆弾はアインシュタインが相対性理論に基づいて提唱した」
というのは、広く普及してしまった誤りだ、と指摘されました。
その主張は以下です。
1) 「E=mc^2によって、質量をエネルギーに変換する方法を
提唱した」というのは、一般化しすぎで、
実際には、核の結合エネルギーを取り出しているだけの事。
化学反応では原子・分子の結合エネルギーを取り出すし、
水力発電では重力のエネルギーを取り出すが、すべて
E=mc^2の質量減損は起こり本質的な違いはない。
2) 「核の結合エネルギーが膨大である事が、核分裂前後の質量減損
からE=mc^2によって発見された」というのも、飛躍しすぎで、
実際には、放射線のエネルギーや、「陽子同士のクーロン反発に
打ち勝って小さな領域に核子を閉じ込めている力」という観点から
オーダーはほぼ分かっていた。(もちろん、その力の正体は
湯川理論を待たなければならなかったけれど。)
3) 実際に核変換を成功させたのはオットーハーン、連鎖反応を研究
したのはシラード、フェルミら。彼らこそ、原子爆弾の原理を
提唱した、と言える。
私は、物理が専門ですが、核のほうはいまいち素人で、アインシュタインが
提唱したのだと思っていた(あるいは、いまでも思っている)クチです。
造詣のある方、どうぞ助言をお願いします。