【新型インフル】3人のトップ科学者【研究最前線】at RIKEI
【新型インフル】3人のトップ科学者【研究最前線】 - 暇つぶし2ch2:Nanashi_et_al.
09/07/01 19:15:17
喜田宏 - あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]
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河岡義裕 - あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]
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押谷仁 - あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]
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永井美之 - あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]
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3:Nanashi_et_al.
09/07/01 19:16:02
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4:Nanashi_et_al.
09/07/01 19:18:37
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5:Nanashi_et_al.
09/07/01 19:22:16
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6:Nanashi_et_al.
09/07/01 19:23:13
<新型インフル>研究を強化 2チームに約7億円配分
6月8日20時10分配信 毎日新聞

 文部科学省所管の科学技術振興機構は8日、新型インフルエンザの発生を踏まえ、
インフルエンザ研究を強化すると発表した。河岡義裕・東京大医科学研究所教授らと、
喜田宏・北海道大教授らの国内の二つの研究チームに3~5年で計6億8000万円を
新たに配分する。

 河岡教授らは、生体内でウイルス同士の遺伝子が混ざり合う過程などを詳しく調べ、
新型インフルエンザウイルスが病原性を獲得する仕組みの解明を目指す。喜田教授ら
は、どんな型の新型ウイルスが出現しても迅速な治療薬開発につながる候補物質の
リスト作りを急ぐ。【西川拓】
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


科学技術振興機構が2大学に助成金、インフル関連研究拡充

 科学技術振興機構(JST)は8日、インフルエンザ関連の研究を拡充すると発表した。
東京大と北海道大の治療薬研究などに3~5年間で計6億8000万円を助成する。

 東京大医科学研究所の河岡義裕教授らは新型インフルエンザに感染した人の体内
で起こる反応を解析。海外では若者で重症化するなど季節性インフルエンザにはない
特徴があり、病態の解明につなげる。複数のウイルスが遺伝子を交換し合って混合ウ
イルスが生まれる「遺伝子再集合」のメカニズム解明も進める。

 北海道大の喜田宏教授らは理論上144通りの組み合わせが存在するA型ウイルス
すべてに対する抗体を集めた「抗体ライブラリー」を構築する。免疫の働きを利用して
ウイルスを攻撃する抗体医薬の開発などに結びつける計画だ。(08日 22:32)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

7:Nanashi_et_al.
09/07/01 19:30:37
感染症研究推進準備委員会の設置について 文部科学省 研究振興局 (平成17年4月21日)
URLリンク(www.mext.go.jp)
『「社会のニーズを踏まえたライフサイエンス分野の研究開発‐新興・再興感染症研究拠点形成
プログラム‐」に関する募集について』に関する新興・再興. 感染症研究拠点の採択について
平成17年7月26日 文部科学省研究振興局. ライフサイエンス課
URLリンク(www.mext.go.jp)
新興・再興感染症研究拠点形成プログラム
URLリンク(www.lifescience.mext.go.jp)
URLリンク(www.crnid.riken.jp)
研究拠点
URLリンク(www.crnid.riken.jp)

高病原性鳥インフルエンザに関する意見交換会(東京都港区)
平成16年10月15日(金曜日)14時~16時30分 於:三田共用会議所講堂
URLリンク(www.maff.go.jp)
日本鳥学会 日本における鳥インフルエンザ問題の現状と課題 平成16年5月5日作成
URLリンク(wwwsoc.nii.ac.jp)

「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」研究運営委員会
において取りまとめられた研究の進捗状況について
平成16年3月24日 文部科学省 (研究振興局ライフサイエンス課)
URLリンク(www.mext.go.jp)

平成13年度採択分
研究課題「インフルエンザウイルス感染過程の解明とその応用」
研究代表者(所属) 河岡 義裕 (東京大学 医科学研究所 教授)
URLリンク(www.jst.go.jp)


8:Nanashi_et_al.
09/07/01 19:33:54
新型インフルエンザウイルス出現のメカニズムと対策 喜田宏
(03/11/26 感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録)
URLリンク(www.mhlw.go.jp)

--------------------------------------------
平成9年度科学技術振興調整費
「新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究」実施計画(案)
URLリンク(www.mext.go.jp)
新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究
URLリンク(www.mext.go.jp)
>新型インフルエンザの侵入・蔓延防止
---------------------------------------------
新型インフルエンザ対策検討会
新型インフルエンザ対策報告書 平成9年10月24日
URLリンク(www1.mhlw.go.jp)
----------------------------------------------
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
(平成十年十月二日法律第百十四号)
URLリンク(law.e-gov.go.jp)
----------------------------------------------
新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議の設置について
平成16年 3月 2日 関係省庁申合せ
URLリンク(www.cas.go.jp)
----------------------------------------------

国立感染症研究所
新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)
novel influenza (swine-origin influenza A/H1N1)
URLリンク(idsc.nih.go.jp)

スレリンク(student板:218番)

9:Nanashi_et_al.
09/07/01 21:23:58
スレリンク(nougaku板:20番)

平成13年度採択分
研究課題「インフルエンザウイルス感染過程の解明とその応用」
研究代表者(所属) 河岡 義裕 (東京大学 医科学研究所 教授)
URLリンク(www.jst.go.jp)
>>7
【CREST】「スペイン風邪をサルで再現させて、謎だったウイルスの病原性を解析」
URLリンク(www.jst.go.jp)
【医療】「スペイン風邪」を人工合成、鳥インフル解明に道筋
スレリンク(scienceplus板)
致命的インフルエンザウイルスの新発見=『ネイチャー』
URLリンク(jp.epochtimes.com)
「スペイン風邪をサルで再現させて、謎だったウイルスの病原性を解析」
Nature 445:23, 2007
URLリンク(www.ims.u-tokyo.ac.jp)
Aberrant innate immune response in lethal infection of macaques with the 1918 influenza virus
URLリンク(www.nature.com)
---------------------------------------
1918 Killer Flu Tested on Monkeys
Washington Post
By SETH BORENSTEIN
The Associated Press
Wednesday, January 17, 2007; 11:06 PM
URLリンク(www.washingtonpost.com)
URLリンク(www.washingtonpost.com)

"There aren't a lot of things that can induce that robust of an inflammatory response that quickly."

誤:早期の強い炎症反応を誘導できるものはあまり無い。
正:こんなに早期に、こんなに激烈な炎症がおきるのはおかしい。
スレリンク(student板:15番)

10:Nanashi_et_al.
09/07/01 21:29:40
スレリンク(rikei板:588-591番)

588 名前:Nanashi_et_al.[] 投稿日:2009/03/20(金) 21:56:00
サイトカイン/ウィキペディア(Wikipedia)
URLリンク(ja.wikipedia.org)

スレリンク(infection板:3-5番)
メディカルレビュー社 インフルエンザ 2008.4 Vol.9 No.2  DISCUSSION 再びH5N1ウイルスの流行に備えて

<<出席者>>
・柏木 征三郎 先生  独立行政法人国立病院機構  九州医療センター名誉所長
・河岡義裕 先生  東京大学医科学研究所 感染・免疫部門ウイルス感染分野教授
            東京大学医科学研究所 感染症国際研究センターセンター長
・管谷憲夫 先生    神奈川県警友会けいゆう病院小児科部長

【スペイン風邪ウイルスとの比較】
柏木:河岡先生はスペインかぜのウイルスで実験されておられますが、H5N1ウイルスとの共通点はやはり肺で増殖するということですか。
河岡:やはり肺がメインのターゲットです。サルでの感染実験ではそうですね。

柏木:スペインかぜのときんは若い人があっという間に亡くなったのですが、H5N1ウイルスとは少し違うような、よくわからない面がありますね。
河岡:違いますね。ただ、スペインかぜではなぜ10代、20代の人たちが高い感受性を示したかということは、いまだにわかりません。

11:Nanashi_et_al.
09/07/01 21:30:30

589 名前:Nanashi_et_al.[] 投稿日:2009/03/20(金) 21:57:44

柏木:しかし、先生方のデータをみるといわゆる自然免疫が過剰に反応したことが原因ではないかと思っていたのですが・・・。
河岡:われわれの報告の仕方が悪かったというか、誤解だと思うのですが、スペインかぜのウイルスが感染したときに
実際にはどういうことがおこっているかというと、普通のウイルスが感染したときと比較して、インターフェロンの産生が少ないのです。
インターフェロンの産生が少ないとウイルスが増えます。
ウイルスが増えるから、ほかのサイトカインやケモカインがたくさん出るわけです。

インフルエンザウイルスの場合は、ウイルスのいないところにサイトカインとケモカインは出ていないのです。
いわゆるサイトカインストームというほどの量は出ていなくて、ウイルスが増えているから出ている量だと思います。
ですから、免疫抑制をしても個体は死ぬのです。なぜなら、ウイルスが増え続けているからです。
ポイントは、なぜスペインかぜウイルスは感染初期にインターフェロンが出ないようにしているかということです。

菅谷:では、サイトカインストームではないわけですね。
河岡:サイトカインストームではありません。

菅谷:サイトカインはウイルスが増え続けるから出ているだけなのですね。
河岡:普通のインフルエンザウイルスを感染させた場合には、インターフェロンが出てきて感染が終ってしまうわけです。
ところが、スペインかぜに感染したときにはその産生が少ないのです。
そのためウイルスは増殖し続けます。

菅谷:スペインかぜのウイルスの病原性の大きな要因は、インターフェロンの産生を少なくしているというところにあるかもしれませんね。
河岡:要するに、感染した後にウイルスがものすごくよく増えるのです。そのせいで最初に動く宿主の応答を変化させているのです。
それがインターフェロンの産生が少ないという結果につながるのですが、普通のウイルスとは増え方のベクトルが全く違います。

12:Nanashi_et_al.
09/07/01 21:31:16

590 名前:Nanashi_et_al.[] 投稿日:2009/03/20(金) 22:01:05

柏木:H5N1ウイルスではインターフェロンは出るのですか。
河岡:それについては現在調べています。
柏木:いわゆる通常のインフルエンザは、そういったインターフェロンなどが出てくるから、self limited だけれども
H5N1ウイルスではそれが障害されてウイルスが増え続けると考えてもよいのですね。
河岡:そうです。しかし、ウイルスが増え続けるので、サイトカイン、ケモカインが出てきます。
ですから、今よくいわれているようなスタチンなどでサイトカインストームを抑制しようという話は全くナンセンスなのです。
ウイルスは増え続けて、やはり細胞傷害で個体は亡くなります。
菅谷:Montoによると、やはりH5N1ウイルスでは成人でも10日どころか20日くらいviral sheddingは続くそうです。

柏木:H5N1ウイルスの高病原性である本態の1つとして、やはりウイルス自体が悪さをしているということですね。
菅谷:日本ではやはりH5N1ウイルスやスペインかぜウイルスの病態がサイトカインストームだと思っている人がすごく多いのです。
しかし、以前鳥インフルエンザに対する治療ガイドラインのWHOの会議に出席したのですが、ベトナムやタイの先生方は
H5N1ウイルスに感染した小児にステロイドを大量に使ったけれども全く効かなくて、みんな亡くなってしまったといっていました。
何かいかにも治療の適応のような感じがしますが・・・。

柏木:サイトカインストームだったら、サイトカインを減らせばよいうということになります。
菅谷:そうです。しかし、WHOのH5N1鳥インフルエンザに対する薬物治療のガイドラインでは
ステロイドの使用は禁忌になっています。
ですから、そのあたりの誤解も少し気になりますね。もし、日本で鳥のインフルエンザが出た場合でも
ステロイドを使う先生が出てきてしまうのではないかと思うのです。
柏木:それは厳しく警告喚起しておかなければいけないですね。
菅谷:まさにウイルスのものすごい増殖性ということが鳥インフルエンザの本態なのでしょうね。

(以上)


13:Nanashi_et_al.
09/07/01 21:36:08
新型インフルエンザウイルス出現のメカニズムと対策 喜田宏
(03/11/26 感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録)
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
『これは随分前の話ですが、伊藤壽啓博士が今鳥取大学にいますが、大学院のときに鴨の腸管の
レセプターと豚の呼吸器のレセプターを染め分けてみてちょうだいということを頼みましたが、苦労して
10年かかって、鴨の結腸にはα2-3結合の糖鎖を持ったレセプターがある、2-6のレセプターはない、
豚の呼吸器には2-3と2-6と両方ありますということを見事に証明してくれました。したがって、豚は
人のウイルスあるいは哺乳類のウイルスと鳥のウイルスの遺伝子再集合の場、すなわち新型ウイルス
産生のためのインキュベーターといいますか、場であるという理想的な動物種であるということがわかり
ました。』

「インフルエンザ危機(クライシス) 」 p.33
URLリンク(www.amazon.co.jp)
『ブタの呼吸器上皮細胞には、人と鳥のウイルス両方のレセプターが存在することを伊藤寿啓先生
(現鳥取大学農学部獣医学科獣医公衆衛生学教授)とともに私たちウィスコンシン大学のグループが
見つけた。このため一匹のブタが同じ時期に鳥インフルエンザとヒトインフルエンザに多重感染する
ことがあり、このときブタの体内でハイブリッドウイルスが誕生する。これが従来考えられていた、
新型インフルエンザ誕生のストーリーである。
 ドクター・ショルティセックがブタの関与説を発表した当時、まだこれを明確に検証する手立てはなく、
否定的な見方をする研究者のほうが多かった。この説を裏づける科学的根拠が得られたのは、90年
代に入ってからだ。1979年以降ヨーロッパの家禽類のあいだで流行していた鳥由来のウイルスと、人
のあいだで流行していたヒトインフルエンザウイルスがブタに感染し、1983年から1985年にかけてハイ
ブリッドウイルスが生まれた。このウイルスが、1993年になってオランダの子供に感染したことを、
私たちは明らかにすることができたのだ。』
スレリンク(nougaku板:23番)

14:Nanashi_et_al.
09/07/01 21:37:17
スレリンク(rikei板:719番)
河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』 p.103~

『インフルエンザウイルスは、新しい型が登場すると、それまで勢力を保っていたウイルスが
その座を奪われて消える特性をもっている。1918年に登場したH1N1亜型のスペイン風邪は、
大流行を起こしたあと世界中の人に免疫ができたため、1年後にはそれほど重い症状を引き
起こさないウイルスになった。しかしそののち40年ものあいだ、世界各地で流行をくりかえして
いた。

 そのH1N1ウイルスが地上から消えてしまったのが1958年で、この年に出現したH2N2、
通称アジア風邪ウイルスによって、取ってかわられたのである。そしてH2N2ウイルスは、
11年後に誕生したH3N2のホンコン風邪ウイルスによって消えてしまった。

 詳しいメカニズムはまだ分かっていないが、古い型と新しい型のウイルスが争うと、必ず新鮮
なウイルスが従来のウイルスを徹底的に駆逐するのである。ウイルスのこの動きを見ていると、
まるで人間社会のポスト争いを見るようで興味深い。

 ところで過去に一度だけ、このポスト争いのメカニズムが狂ったことがある。1977年に、H1N1
ウイルスが再び現れたのだ。このウイルスを調べたところ、1918年に登場したスペイン風邪の
末裔として1950年代に流行していたウイルスと、遺伝子的にまったく同じものだった。つまり27年
もたってから再び現れたのである。しかし、ウイルス研究者の常識からすれば、こんなことは
あり得ない。インフルエンザウイルスは動物で感染していくうちにその形を変えていくので、昔
流行したものがそのまま同じ遺伝子で再登場することなど絶対に起こらないはずである。

 私たち研究者のあいだでは、この現象についての意見は一致している。〝人為的なミス〟だ。
可能性として考えられることは二つある。

 まず、「このウイルスを使ってワクチンの実験をしていた国から流出した」という説。もう一つは、
「どこかの国の研究者のフリーザーからもれた」というもの。いずれにしても、人為的にウイルス
が流出して広がったとしか考えられないのである。』

15:Nanashi_et_al.
09/07/01 21:39:09
スレリンク(rikei板:726番)
河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』 p.106~

『1977年に登場した復活バージョンのH1N1ウイルスも、やはり感染したのは主に
若い年齢層だった。普通のインフルエンザウイルスはすべての年齢層にまんべん
なく広がるが、このウイルスの場合、27歳以上の大人は子供のときにすでにスペイ
ン風邪やその子孫ウイルスに感染していたため、抗体ができていたのだ。この27年
前にかかったウイルスに対して抵抗性を示すという事実は、〝インフルエンザ生ワ
クチンは効く〟という根拠にもなっている。

 生ワクチンとは、名称でも分かると思うが、病気を起こさないようにその毒性を弱め
生きたウイルスを用いたものだ。型が完璧に合う生ワクチンを使えば感染が避けら
れることが、確かめられたのだ。

ただし、ウイルスもしっかり生きのびる術をもっている。77年に復活したスペイン風邪
ウイルスは翌年から少しずつ変異し、今に至るまで存在している。この項でH1N1
ウイルスは今も流行をくり返していると書いたが、それがスペイン風邪の子孫なので
ある。』

スレリンク(rikei板:5-6番)

16:Nanashi_et_al.
09/07/02 01:37:12
【感染症】鳥インフルエンザのワクチンを開発 サルの実験で効果確認 東大など
スレリンク(scienceplus板)

17:Nanashi_et_al.
09/07/02 01:46:29
闘論:鳥インフルエンザのワクチン接種 島田英幸氏/喜田宏氏
URLリンク(lifesciencedb.jp)

◇感染自体は防げない メリットはない--北海道大獣医学部教授・喜田宏氏

現時点で鳥インフルエンザのワクチンを接種するメリットはない。養鶏農家に
も業界にも、国全体の経済や公衆衛生にもマイナスだ。接種すべきではない。

ワクチンを打てば感染が防げる、と期待するのは間違いだ。インフルエンザの
ワクチンは、鶏用も人間用も「不活化ワクチン」で、ウイルスから感染力を失わ
せてワクチンにしたものだ。不活化ワクチンは一般に、発病は防ぐが感染は
防げない。

人間の天然痘やポリオ対策にはワクチンが高い効果を発揮したが、これらは
感染予防効果のある「生ワクチン」だった。インフルエンザウイルスは、まず
呼吸器などの粘膜に感染する。感染防止には粘膜に抗体を作る必要がある。

しかし不活化ワクチンを注射する場所は皮下や筋肉だ。抗体は血液中にしか
できない。鶏への接種実験でも、感染は防げないとの結果が出ている。

接種直後なら見かけ上は防げたとの報告もあるが、数カ月後には感染も死も
防げなくなった。ワクチンで防げるのは発病だけだ。

接種すれば、感染しても症状が出ない鶏が放置され、周辺への感染源となり
かねない。こうして感染が次々に広がれば、病原性の弱いウイルスが、鶏を
次々と殺す強毒型に変異する可能性がある。人間に感染するように変異する
機会も増す。


18:17
09/07/02 01:47:11
一部の鶏をワクチンを打たない「おとり鶏」として残し、ウイルスがきたら症状が
出て分かるようにすればよいとの提案もある。だが、おとり鶏が感染したら鶏舎
の鶏をすべて殺処分するのがルールだ。ワクチンを打つ利益はない。

ワクチンを使えば日本は、ウイルスが常に存在する「非清浄国」とみなされる。
ウイルスがいない「清浄国」へ鶏肉などを輸出できなくなるし、非清浄国からの
輸入も拒めない。輸入した鶏肉にウイルスがついてくる危険が増して、なかなか
清浄国に戻れないし、経済的損害も大きい。

ワクチンを使ったメキシコやベトナムは、結局、国内にウイルスが常在すること
になった。日本の感染は茨城県などに限られ、殺処分で清浄化ができる。昨年、
京都などで発生した高病原性鳥インフルエンザもワクチンなしで封じ込めができた。

19:Nanashi_et_al.
09/07/02 02:00:09
>ワクチンを打てば感染が防げる、と期待するのは間違いだ。
>インフルエンザのワクチンは、鶏用も人間用も「不活化ワクチン」で、ウイルスから感染力を失わせてワクチンにしたものだ。
>不活化ワクチンは一般に、発病は防ぐが感染は防げない。

>人間の天然痘やポリオ対策にはワクチンが高い効果を発揮したが、これらは感染予防効果のある「生ワクチン」だった。
>インフルエンザウイルスは、まず呼吸器などの粘膜に感染する。
>感染防止には粘膜に抗体を作る必要がある。

>しかし不活化ワクチンを注射する場所は皮下や筋肉だ。抗体は血液中にしかできない。
>鶏への接種実験でも、感染は防げないとの結果が出ている。

>接種直後なら見かけ上は防げたとの報告もあるが、数カ月後には感染も死も防げなくなった。
>ワクチンで防げるのは発病だけだ。

>接種すれば、感染しても症状が出ない鶏が放置され、周辺への感染源となりかねない。
>こうして感染が次々に広がれば、病原性の弱いウイルスが、鶏を次々と殺す強毒型に変異する可能性がある。
>人間に感染するように変異する機会も増す。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


★★★ 感染予防効果のある「生ワクチン」 ★★★


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


     「 感 染 予 防 効 果 」


          ( ゚д゚)ポカーン

20:Nanashi_et_al.
09/07/02 03:11:58
「感染症 インフルエンザ」
URLリンク(www.2nn.jp)
URLリンク(find.2ch.net)

【感染症】新型インフルエンザウイルスが変異、人体内で急速増殖する能力を獲得 中国で確認 - 東大医科学研
スレリンク(scienceplus板)
【感染症】新型インフルエンザ 2遺伝子変異で病原性強まる可能性/東京大医科学研究所教授
スレリンク(scienceplus板)
【感染症】見えた!新型インフルエンザウイルス〈実は細長いインゲン形・東京大医科学研究所〉
スレリンク(scienceplus板)

【感染症】新型インフルエンザ 「スペイン風邪起源説」強まる/米加チーム
スレリンク(scienceplus板)

<「スペイン風邪起源説」強まる=新型インフル、豚を経由-米加チーム>

1918年ごろに世界的に流行したスペイン風邪と呼ばれるH1N1亜型のA型インフルエンザ
ウイルスを豚と猿、マウス、フェレットに接種したところ、豚だけが生き残り、一時的な発熱と
軽い呼吸器症状だけで済んだことが分かった。これにより、スペイン風邪の流行拡大に豚が
関与しており、豚の間でウイルスが代々受け継がれた結果、現在の新型ウイルスに至ったと
いう説が支持されるという。
 
米カンザス州立大やカナダ食品検査局などの研究チームが、
4日までに実験結果を米ウイルス学誌ジャーナル・オブ・バイロロジーに発表した。
 
スペイン風邪の流行時には、人だけでなく豚にも症状がみられ、30年に米中西部で
豚インフルエンザが流行した際にも、同じ亜型のウイルスが採取、確認されている。
(2009/05/04-19:21)

記事引用元:時事ドットコム(URLリンク(www.jiji.com)
URLリンク(www.jiji.com)

21:Nanashi_et_al.
09/07/02 03:14:28
>1918年ごろに世界的に流行したスペイン風邪と呼ばれるH1N1亜型のA型インフルエンザ
>ウイルスを豚と猿、マウス、フェレットに接種したところ、豚だけが生き残り、一時的な発熱と
>軽い呼吸器症状だけで済んだことが分かった。


「インフルエンザ危機(クライシス)」
URLリンク(www.amazon.co.jp)
p.61
『当時、北大でミンク実験に携わっていたのは、私の同級生で親しい友人でもある松浦善治氏である。
現在大阪大学微生物病研究所教授としてC型肝炎ウイルスの研究に従事している松浦氏は、北大時代
インフルエンザ研究グループの一員として、ミンクにブタや鳥のインフルエンザを感染させる実験に明け
暮れていたのである。
 (中略)
 この実験は成功し、ミンクもインフルエンザにかかることが確かめられた。結果は論文にもなり、学会
でも発表された。ミンクがインフルエンザにかかることが、世界で初めて実証されたのである。』
スレリンク(rikei板:8番)

URLリンク(scholar.google.co.jp)
URLリンク(scholar.google.co.jp)


22:17
09/07/02 05:18:23
スレリンク(rikei板:76番)

>感染予防効果のある「生ワクチン」
>感染防止には粘膜に抗体を作る必要がある
>感染が次々に広がれば、病原性の弱いウイルスが、鶏を次々と殺す強毒型に変異する可能性がある
>人間に感染するように変異する機会も増す
>感染したらすべて殺処分するのがルール
>ウイルスが常に存在する「非清浄国」
>なかなか清浄国に戻れない
>ワクチンを使ったメキシコやベトナムは、結局、国内にウイルスが常在
>日本の感染は茨城県などに限られ、殺処分で清浄化ができる
>ワクチンなしで封じ込めができた
URLリンク(lifesciencedb.jp)


>家のキッチンでの解体は、したがって、非常に危険です
>ホンコンでヒトへの感染が成立する条件は、ここにあります
>メードさんと、一緒にいる子供がアブナイということです
>何故ヒトに伝搬しなかったかは、むづかしい問題ですが
>おそらくウィルス自体の性質の違いだと思われます
>ウィルス汚染の可能性のある腸管とか呼吸器系の部位の輸入はヤメた方がいいと思います
>ダチョウの放牧は、絶対にアブナイですヨ
>既に実験的にも水禽に常在するインフルエンザウィルスがダチョウに感染を引きおこすことが証明されています
>鳥の放牧スタイルというのは、鳥インフルエンザの観点からは非常に危険です
URLリンク(www.nbi.ne.jp)

23:Nanashi_et_al.
09/07/03 18:46:25
ウイルス 肺で増殖しやすい 7月3日 4時52分

新型インフルエンザのウイルスは、毎年のインフルエンザよりも、肺の
中で増える力が強いことをアメリカなどの研究グループが動物を使った
実験で確認しました。専門家は、肺炎など重い症状になる人の割合が、
毎年のインフルエンザより高くなるおそれがあり、注意が必要だとしてい
ます。

この研究を行ったのは、アメリカのCDC=疾病対策センターとオランダ
の2つの研究グループです。

このうち、CDCの研究グループは、新型インフルエンザのウイルスを
フェレットとマウスに感染させ、ウイルスが体内のどこで増殖しやすいの
か調べました。

その結果、毎年冬に流行するインフルエンザではウイルスが主に鼻や
のどで増殖するのに対し、新型のウイルスは、のどの奥の気管支や
肺でも増えやすいことが確認されたということです。

肺の組織を調べたところ新型ウイルスの量は、毎年流行するウイルスの
数万倍に達していました。オランダのグループも同様の結果を確認して
いて、新型インフルエンザに詳しい東京大学医科学研究所の河岡義裕
教授は「肺で増えやすいと、肺炎など重い症状になるおそれがある。毎年、
流行するウイルスと比べて毒性が強いことを示すもので、患者を早期に
発見して治療する態勢を整えることが重要だ」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)


24:Nanashi_et_al.
09/07/03 18:48:28
タミフル耐性ウイルス検出 7月3日 4時52分

新型インフルエンザに感染した大阪の患者から治療薬「タミフル」の
効きにくい耐性ウイルスが国内で初めて検出されました。
厚生労働省によりますと、今のところ、この患者のほかに耐性ウイルス
に感染したという情報はないということです。

タミフルに耐性を持つウイルスが検出されたのは、5月29日に新型イン
フルエンザへの感染が確認された大阪府の患者です。厚生労働省に
よりますと、この患者は、新型インフルエンザの感染者に接触したとして
5月18日からタミフルの予防投与を受けていましたが、6日後に発症し
ました。患者の症状は軽く、その後、回復しましたが、大阪府立公衆衛生
研究所がウイルスの遺伝子配列を調べたところ、タミフルへの耐性を示す
遺伝子の変異が確認されたということです。厚生労働省によりますと、
今のところ、この患者のほかに耐性ウイルスに感染したという情報はない
ということで、今後、全国の医療機関で監視を続けることにしています。
タミフルに耐性を持つ新型インフルエンザウイルスは、デンマークでも
見つかっていますが、今のところウイルスの変異によって症状が重くなる
危険性はないということです。

国立感染症研究所感染症情報センターの谷口清州室長は「タミフルを
使っていれば耐性を持つウイルスが出てくるのは当然、想定された事態だ。
今回のケースでは患者は重症化しておらず、ウイルスも周囲に広がって
いないので、それほど心配する必要はない。ただし、今後とも、こうした
ウイルスが広まらないよう監視を続けていく必要がある」と話していました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

25:Nanashi_et_al.
09/07/03 18:56:11
新型インフルエンザに詳しい
東京大学医科学研究所の河岡義裕教授
「肺で増えやすいと、肺炎など重い症状になるおそれがある。
毎年、流行するウイルスと比べて毒性が強いことを示すもので、
患者を早期に発見して治療する態勢を整えることが重要だ」
>>23

国立感染症研究所感染症情報センター
谷口清州室長
「タミフルを使っていれば耐性を持つウイルスが出てくるのは当然、
想定された事態だ。今回のケースでは患者は重症化しておらず、
ウイルスも周囲に広がっていないので、それほど心配する必要は
ない。ただし、今後とも、こうしたウイルスが広まらないよう監視を
続けていく必要がある」
>>24

URLリンク(www.google.co.jp)河岡義裕+谷口清州
スレリンク(life板:19番)

高病原性鳥インフルエンザに関する意見交換会(東京都港区)
平成16年10月15日(金曜日)14時~16時30分 於:三田共用会議所講堂
URLリンク(www.maff.go.jp)

資料1 出席者名簿(PDF:14KB)
URLリンク(www.maff.go.jp)
>学識経験者 小澤義博 河岡義裕 谷口清州 寺門誠致

資料2 高病原性鳥インフルエンザ(PDF:531KB)
URLリンク(www.maff.go.jp)


26:Nanashi_et_al.
09/07/03 19:14:40
URLリンク(www.google.co.jp)谷口清州+新型インフルエンザ

谷口清州 - あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]
URLリンク(spysee.jp)

医学書院/週刊医学界新聞(第2812号 2009年01月05日)
URLリンク(www.igaku-shoin.co.jp)


感染症研究推進準備委員会構成員
神谷 齊  国立病院機構三重病院名誉院長
倉田 毅  厚生労働省国立感染症研究所長
笹月 健彦  厚生労働省国立国際医療センター総長
清水 実嗣  前農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所長
竹田 美文  厚生労働省国立感染症研究所名誉所員
豊島 久真男  理化学研究所研究顧問
永井 美之  富山県衛生研究所長
URLリンク(www.mext.go.jp)
(感染症研究推進準備委員会の設置について 文部科学省 研究振興局)

『「社会のニーズを踏まえたライフサイエンス分野の研究開発
-新興・再興感染症研究拠点形成プログラム-」に関する募集について』
に関する新興・再興感染症研究拠点の採択について
URLリンク(www.mext.go.jp)


27:Nanashi_et_al.
09/07/03 19:19:32
■ワクチン製造量 大幅下方修正

年末までに作られる新型インフルエンザのワクチンの量が、
当初の計画を大幅に下回り、1400万人分から1700万人分に
とどまる見通しになりました。

製造の元になるウイルス株の増殖力が弱いことが原因で、
厚生労働省はウイルスの改良などを進めることにしています。

ことしの秋以降に予想される新型インフルエンザの流行に備え、
今月中旬から国内の4つのメーカーでワクチンの製造が始まります。

厚生労働省は、年末までに2500万人分のワクチンを製造する
計画でしたが、製造の元になるウイルス株の増殖力が想定よりも
弱いことがわかりました。

このため、あらためて試算をしたところ、年末までに製造できるのは
1400万人分から1700万人分で、当初の計画のおよそ60%から
70%にとどまる見通しになりました。

厚生労働省は、今後、増殖力を高めるためウイルスの改良を進める
とともに、重症になりやすい病気の人や医療従事者など優先的に
ワクチンを接種する対象者を絞り込むための検討を急ぐことに
しています。

ワクチンの製造を来年2月まで続けた場合は、2300万人分から
3000万人分を確保できる見通しだということで、厚生労働省は、
秋から冬にかけての感染動向を見ながら製造を進めることにしています。

(7月3日 18時50分更新)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

28:Nanashi_et_al.
09/07/03 19:46:04
【感染症】新型インフルエンザウイルスが変異、人体内で急速増殖する能力を獲得 中国で確認 - 東大医科学研
スレリンク(scienceplus板:74番)

74 名前:名無しのひみつ[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 17:34:28 ID:7n901Bjn
この記事ガセだったんだけど誰も訂正しないのね。
遺伝子解析のミスだったらしい。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)



29:変異確認→解析ミス
09/07/04 02:39:34
新型インフル、人体内で急速増殖能力 変異ウイルス 中国で確認

 中国の患者から採取した新型インフルエンザウイルスが、人の体内で効率よく
増殖する能力を獲得していたことが19日わかった。東京大医科学研究所の
河岡義裕教授(ウイルス学)は「人での感染が爆発的に広がる恐れがある。動向
を監視する必要がある」と、注意を呼びかけている。

 河岡教授によると、この新型ウイルスは上海市の女性患者(22)から先月31日
に採取された。世界中のウイルスの遺伝情報を集めたデータベースに登録されて
いたものを、河岡教授が分析した。新型ウイルスは、豚と鳥、人のウイルスが
混ざり合ってできている。増殖にかかわる遺伝子は鳥由来で、鳥の体温(42度)
で最も効率的に増える。

 ところが、上海で見つかったウイルスは、この遺伝子が1文字分だけ変異して、
人の体温(36度)で、効率的に増殖できるように変化していた。

 マウスの実験では、ウイルスのこの部分を変化させると、増殖力が爆発的に
増え、病原性が高まることが分かっている。
(2009年6月20日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

中国で発見の新型インフル、変異は解析ミス

 中国で発見された新型インフルエンザウイルスの増殖能力を高める変異は、
遺伝子解析のミスだったことが25日わかった。

 解析した中国・復旦大のグループがデータを修正した。新型ウイルスの増殖に
かかわる遺伝子のある部分で、遺伝情報が1文字分だけ変化すると、人間の体内
で増殖力が高まることが懸念されている。上海市の女性患者から採取した新型
ウイルスを、復旦大が解析したところ、この変異があったとされていた。
(2009年6月26日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

30:Nanashi_et_al.
09/07/04 02:41:19
【感染症】新型インフルエンザウイルスが変異、人体内で急速増殖する能力を獲得 中国で確認 - 東大医科学研
スレリンク(scienceplus板)
【新型インフル】中国・上海の患者から採取したウイルス、人の中で増殖しやすい変異か-東京大医科学研究所[06/19]
スレリンク(news4plus板)
【新型インフル】ウイルスに新たな変異を確認 人の体内で増えやすい特性 「健康被害が大きくなるおそれがある」…東京大学医科学研究所
スレリンク(newsplus板)

【感染症】新型インフルエンザ 2遺伝子変異で病原性強まる可能性/東京大医科学研究所教授
スレリンク(scienceplus板)
【感染症】見えた!新型インフルエンザウイルス〈実は細長いインゲン形・東京大医科学研究所〉
スレリンク(scienceplus板)


31:Nanashi_et_al.
09/07/04 23:49:59
◇日本の専門家も注目 新型交雑で強毒化の恐れ

 エジプトの強毒性鳥インフルエンザ(H5N1型)報告数の増加は、日本の専門家も注視している。
鳥インフルエンザウイルスが現在流行している新型と遺伝子交雑を起こし、毒性がさらに強いウイ
ルスに変異する恐れがあるためだ。一方で致死率は下がり始め、感染対策の好例になりそうだ。

 新型は、人と鳥、豚に感染するインフルエンザウイルスが同時感染することで遺伝子再集合して
発生する。6月2日にはカイロの空港で米国人の新型感染者が見つかり、危機感が高まった。
河岡義裕・東京大教授(ウイルス学)は「新型だけでなく、H5型ウイルスの強毒性を担う遺伝子が
新型か季節性の遺伝子と再集合しないかを警戒すべきだ」と指摘する。

 ただ、エジプトの感染者の致死率は昨年まで36~55%だったが、今年に入り15%に落ち着いた。
60%を超える世界全体よりかなり低い。永井美之・理化学研究所感染症研究ネットワーク支援セン
ター長は「タミフルなどの治療薬で早期治療した効果だろう。早期発見と治療が対策の鍵になる」
と話す。【関東晋慈】

毎日新聞 2009年6月22日 東京朝刊
URLリンク(mainichi.jp)

32:Nanashi_et_al.
09/07/04 23:52:17
タミフル耐性ウイルスと交雑懸念 新型インフルで河岡教授

 インフルエンザウイルス研究の第一人者である河岡義裕東京大医科学
研究所教授(ウイルス学)は3日、都内で講演し、デンマークや大阪府で
新型インフルエンザウイルスにタミフル耐性を示す遺伝子変異が見つか
ったことについて「全く驚くべきことではない」と述べる一方、既にほとんど
がタミフル耐性となっている季節性インフルエンザのAソ連型ウイルスと
交雑して耐性化することへの懸念を示した。

 河岡教授は「季節性インフルエンザに感染した子どもの18%でタミフル
耐性ウイルスが出ており、普通のことだ」とした上で、出現したばかりの
耐性ウイルスは増殖する能力が乏しく、通常は流行しないとの見解を示し、
「通常のタミフルの使い方をしていれば、耐性ウイルスは流行しづらい」と
話した。

 だが現在、Aソ連型ウイルスのほとんどがタミフル耐性となっており、これ
が新型ウイルスと同時に流行した場合に交雑して新型が耐性を獲得する
恐れがあるという。

2009/07/03 17:10 【共同通信】
URLリンク(www.47news.jp)

33:Nanashi_et_al.
09/07/04 23:53:46
新型インフル、重症化を懸念=早期治療がカギ-東大医科研教授
7月3日20時8分配信 時事通信

 インフルエンザウイルス研究の第一人者、河岡義裕東大医科学研究所教授
が3日、都内で新型インフルエンザについて講演し、重症化への懸念を示した。
大阪府で見つかったタミフル耐性ウイルスについては「普通に出てくる。ただし
流行しにくい」と述べ、現時点では心配ないとした。

 国内外で感染者が増え続けており、同教授は「もはや数をリポートする意義は
ゼロ。それくらいウイルスは広がっている」と指摘。重症度が「季節性インフルエ
ンザと変わらないというのは誤解」とし、季節性のウイルスが鼻やのどでしか増え
ないのに対し、新型は肺でも増殖するとの実験結果を示した。

 国内で重症者や死者が出ていないことについて「決定的に違うのは抗ウイルス
薬による治療体制が確立されていること」と同教授。早期治療が重症化を防ぐ
大きな要因であるとし、冬に大流行した場合の医療体制に懸念を示した。 
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

34:Nanashi_et_al.
09/07/05 00:14:54
【感染症】新型インフルエンザのウイルス 肺で増殖しやすい 動物実験で確認
スレリンク(scienceplus板)

35:Nanashi_et_al.
09/07/05 03:41:14
スレリンク(rikei板:109番)

新型交雑で強毒化
交雑して耐性化
新型は肺でも増殖
スレリンク(rikei板:31-33番)

『内貴先生から学んだのが研究のイロハなら、喜田先生に教わったのは研究者スピリットだ。
「サイエンスをするのは人である。自分が正しいと思うことを発言し、実行せよ」など、研究者
として大切な基本姿勢を学べたのは喜田先生のおかげである。』 (p.56)
URLリンク(www.google.co.jp)河岡義裕+インフルエンザ危機

36:Nanashi_et_al.
09/07/06 03:32:57
【感染症】大阪府公表前に研究職員が論文 タミフル耐性ウイルス
スレリンク(scienceplus板)

37:Nanashi_et_al.
09/07/06 17:39:45
>>28
>>29
>>30
2009/07/06 月曜日
読売新聞の記事にあった河岡教授が変異を確認したとする上海のH1N1ウイルスはどれなのか?
URLリンク(www.sasayama.or.jp)


38:Nanashi_et_al.
09/07/06 23:11:24
戦略的創造研究推進事業ERATO型研究
「河岡感染宿主応答ネットワークプロジェクト」
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


現代に甦る野口英世君。パトロンは誰ですか?

39:Nanashi_et_al.
09/07/07 22:53:19
お問合せ先
〒113-1カ30
東京都文京区本郷1カ30 医学部教育研究棟10階
頭狂大学大学院烏賊様系研究科微生物学教室内
特定領域研究「感染現象のいかさまトリックス」事務局
URLリンク(kansen-matrix.jp)
URLリンク(kansen-matrix.jp)
URLリンク(kansen-matrix.jp)

40:Nanashi_et_al.
09/07/08 23:56:23
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
1. はじめに
>インフルエンザは、効果的な予防・治療法が確立されないまま、重要な疫病として残されている
>過去数十年間、ヒトが経験していないヘマグルチニン(HA)亜型のインフルエンザAウイルスが出現した時、これを新型ウイルスと呼ぶ
>新型インフルエンザの発生に備えて、その予防・治療法を確立しておかなければ、同じことが繰り返される

>動物とヒトのインフルエンザAウイルス遺伝子の起源はカモの腸内ウイルスにある
>カモのウイルスとヒトのウイルスがブタの呼吸器に感染すると、両ウイルスの遺伝子再集合体が生まれる
>カモのウイルスに由来するHAをもち、ヒトに感染・伝播したものが新型ウイルスである
>1997年に香港でニワトリとヒトに感染した強毒H5N1インフルエンザウイルスもまたシベリアから飛来するカモのウイルスに由来

>新型ウイルスのHA亜型を予測する目的で、カモ、家禽とブタにおけるインフルエンザの疫学調査をアジアの各国および米国と共同で開始
>この調査で分離されるウイルスの中から、ワクチン株を提供する計画

>現在流行しているインフルエンザでも、ハイリスク者には極めて危険な感染症であり、年に数百名の小児に脳症を起こす
>ワクチンの接種率が極めて低い上に、治療法がないため
>より有効な抗ウイルス薬を開発し、重篤な症状、脳症や斃死を防ぐ治療法を確立する
>インフルエンザを克服するために必須の課題


41:Nanashi_et_al.
09/07/08 23:57:30
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
2.新型インフルエンザウイルス出現のメカニズム
>ヒトと動物のインフルエンザAウイルスの遺伝子分節はすべてカモのウイルスに由来する
>カモはインフルエンザウイルスに経口感染し、症状を示さない
>大腸の陰窩を形成する単層円柱上皮細胞で増殖したウイルスを糞便と共に排泄
>カモに害を及ぼすことなく受け継がれているウイルスは家禽やウマに伝播して、病原性を発揮する
>ブタではインフルエンザが慢性呼吸器病の誘因
>ミンク、アザラシやクジラにも鳥のインフルエンザウイルスが感染
>インフルエンザは即ち、地球上に最も広く分布する人獣共通共通伝染病

>動物とヒトのインフルエンザAウイルス遺伝子の供給源はカモ
>ブタの呼吸器上皮細胞には、ヒト由来のウイルスばかりでなく、カモのウイルスに対するレセプターもある

>ブタがヒトのウイルスとカモのウイルスに同時感染すると、両ウイルスの遺伝子再集合体が生ずる
>カモのウイルスに由来するHA遺伝子をもち、ヒトに感染・伝播したものが新型ウイルス
>新型ウイルスの出現に、カモ、中国南部のアヒルおよびブタがそれぞれ、ウイルスの供給、伝播および遺伝子再集合体産生の役割を果たす
>1968年に出現した新型ウイルスA/Hong Kong/68(H3N2) 株は、それまでの流行株であるアジア型H2N2ウイルスとカモに由来するH3ウイルスが
>ブタの呼吸器に同時に感染して生じた遺伝子再集合体
>そのHA遺伝子の導入経路は、カモ→アヒル→ブタ→ヒト


42:41
09/07/08 23:58:12
>カモはその営巣地でインフルエンザウイルスに高率に感染
>その営巣湖沼水は多量のウイルスを含む
>秋にカモが渡りのため南方へ飛び発った後でも湖沼水からウイルスが分離
>カモの営巣湖沼が冬の間、ウイルスを凍結保存することを示唆
>翌年、帰巣するカモは水中のウイルスに経口感染してこれを増幅
>これが自然界におけるインフルエンザウイルス存続のメカニズム

>アラスカでカモから分離したウイルス遺伝子を系統進化解析した結果、宿主カモは北米大陸に渡る
>シベリアに営巣するカモのインフルエンザウイルスは、中国で家禽から分離されたウイルスの系統に属する
>1997年に香港でニワトリとヒトから分離されたH5N1インフルエンザウイルスもまた、同じ系統であることが判明
>新型ウイルスの登場舞台である中国南部までカモによって運ばれるウイルスがシベリアの湖沼に存続している

43:Nanashi_et_al.
09/07/09 00:02:09
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
3.香港におけるH5N1インフルエンザウイルス事件
>1997年4月に香港で、ニワトリにインフルエンザが流行し4,500羽が斃死
>次いで5月に肺炎で死亡した3歳男児の気管吸引材料からH5N1インフルエンザウイルスが分離
>これがニワトリから分離されたものと近縁であることが判明
>このウイルスのH5HA は、ニワトリ体内の広範な組織に存在するプロテアーゼで開裂活性化されるため
>ウイルスは致死的全身感染を惹き起こす
>このような易開裂型のH5HAをもつウイルスがヒトに感染して伝播すれば
>これまでにない高病原性のインフルエンザが大流行する恐れ

>香港では、その後、12月までに17名の患者が確認され、5名が死亡
>年末に香港のニワトリ150万羽が殺された
>その後ヒトに新たな感染は認められていない
>香港の人口650万の中で、H5N1ウイルスの感染が確認されたのは18人だけ
>ウイルスHAのレセプター特異性が鳥型のままだったため
>このウイルスがどこで、カモからニワトリに伝播して、病原性を獲得したのか明らかではない
>生鳥を売買するマーケットが重要な役割を果たしたことは疑いがない


44:Nanashi_et_al.
09/07/09 00:12:47
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
4.インフルエンザワクチン
>日本では、1962年から社会防衛を目指し、学童と生徒にインフルエンザワクチンの集団接種がおこなわれた
>鶏胚尿膜腔でウイルスを培養し、尿液中のウイルスを不活化して、超遠心によって濃縮精製したものがワクチンとして用いられた
>1970年には極めて純度が高いゾーナル遠心精製ワクチンがメーカーの努力によって実用化され、不純物による副反応の問題を解決した
>1972年からは精製ウイルスをエーテルによって分解した HA ワクチンが用いられている。

>先進諸国では、ワクチンに対する信頼が定着し、接種率は年々増加
>ところが、日本では逆に、10年前からインフルエンザワクチンの接種率が減少
>ワクチンの効果を疑い、副作用を過剰に喧伝する報道が放置されたため
>1994年には、インフルエンザが予防接種対象疾患から除かれた
 
>「学童・生徒をワクチンで免疫して、社会をインフルエンザから防衛する目的の集団接種は止める
>これからはインフルエンザに罹ると重症になったり、死亡するような高齢者、慢性病の患者や抵抗力のない小児、
>インフルエンザに罹ると社会・経済活動に影響を及ぼす人およびインフルエンザの予防を希望する人にワクチン接種を受けるよう勧奨する。」
>明確に方針を転換して、これを推進すべきであった。
 
>ワクチンの需要が無くなったため、メーカーはその製造を止めるかまたは縮小した
>ワクチン製造用の施設・設備は整理あるいは廃棄され、ウイルスを培養するために用いる大量の発育鶏卵は生産されなくなった
>過去5年間、インフルエンザワクチンは、年間国民の1%分も製造されていない
>もし、新型ウイルスが出現して、緊急にワクチンが必要になっても、十分量は製造できない現状


45:44
09/07/09 00:13:38
>1997年に香港に出現したH5N1ウイルスがヒトからヒトに伝播すれば、インフルエンザの大流行を起こす恐れがある
>その予防のため、直ちにワクチンを準備する必要があった
>1996年にアジアでカモから分離した弱毒H5インフルエンザウイルスはそのHAの抗原性が香港のH5N1分離株と近縁
>ワクチン製造に適することが判った
>このような弱毒ウイルスを利用すれば、新型ウイルスの出現に際して最も迅速にワクチンを準備できる

>現行のインフルエンザワクチンはこれを皮下に注射しているので、血液中に抗体を誘導し、ウイルスの体内拡散と増殖が防がれる
>したがって、発病、重症化と死亡率を抑え、流行の拡大を防ぐ
>しかしながら、不活化ワクチンを皮下や筋肉内に注射する限り、粘膜局所におけるウイルスの一次感染を完全に阻止するような免疫応答は誘導されない
>インフルエンザウイルスの感染を効果的に防御するには、ウイルスが最初に取り付く鼻や喉の粘膜に局所免疫グロブリンA抗体の分泌を誘導する必要
>私達は粘膜免疫を賦活する目的で、不活化ウイルス全粒子、サブユニット、エピトープペプチドおよびDNAワクチンを動物の鼻腔内に与えて、感染防御効果を調べている
>不活化ウイルス、サブユニットおよびペプチドワクチンが感染防御能を誘導したので、有効な粘膜ワクチンが開発される目途が立った
>不活化ウイルス全粒子を鼻腔内に滴下接種すれば最も効果があるので、現時点ではこれの実用化が期待される


46:Nanashi_et_al.
09/07/09 00:20:16
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
5. インフルエンザ治療法の確立
>粘膜に初感染した後、ウイルスは血液を介して全身の臓器組織に拡がることが判った
>特に、血管内皮細胞でウイルス増殖が激しく起こり、全身性の血管炎が起こった
>血管壁損傷の結果、出血、浮腫、チアノーゼならびに血液-脳関門の破壊が起こり
>ウイルス増殖によって損傷した血管内皮細胞から過剰に放出された血液凝固因子が血管内血液凝固を導くものと結論
>ウイルスが感染増殖したニワトリ胚の尿膜から抽出したウイルスフリーの画分を
>健康なニワトリの静脈内に注射するとニワトリは血管内血液凝固で直ちに斃死
>ヘパリンを予め投与したニワトリはこの画分を多量に静脈内注射しても耐えた
>小児のインフルエンザ脳症の剖検材料の病理組織所見、免疫組織化学検査と血液検査成績がニワトリで認められる所見と相似
>インフルエンザ脳症は全身性血管炎の結果であると想定
>これらの予備成績は、インフルエンザの重症例に薬剤を投与すれば、症状の改善あるいは救命が期待される可能性を示唆

>インフルエンザの病原性に関与する宿主因子を解明することは、治療法の確立につながる
>動物モデルを用いて病原性発現メカニズムをさらに解析


47:Nanashi_et_al.
09/07/09 00:21:14
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
6. おわりに
>高齢者、慢性疾患の患者と免疫機能が損なわれた人は、インフルエンザに罹患すると重篤になったり、命を失う危険
>日本にこのようなハイリスク者は2,000万人にのぼるとみつもられており、その全人口に占める率は年々増加
>これらの人々にワクチン接種を受けるよう勧奨し、費用を健康保険で負担する制度を設けるよう提案
>ハイリスク者がワクチンの接種を受けていれば、重症のインフルエンザで治療を受けたり、入院するケースはずっと減る
>結局は、コスト・ベネフィットの観点から、国家の医療費負担ははるかに軽減する筈
>またワクチンを常時製造していれば、新型ウイルスが出現したとしても、それに対するワクチンを速やかに用意できる

>最近、小児のインフルエンザ脳症が毎年発生していることが判ってきた
>その数は年間数百人にのぼると見積もられる
>インフルエンザ脳症患者はいずれもワクチン接種を受けていない
>かつて集団接種が実施されていたときに発生した学童の脳症の多くはワクチンの副作用として取り扱われた
>これは間違いだったことを示す
>小児に対するワクチン接種についても、勧奨することが望まれる

48:Nanashi_et_al.
09/07/09 00:27:53
人でも鳥でも獣でも、
インフルエンザウイルス感染症の感染発症、治癒過程、
予後経過についての常識的な知識があるのかな?

ウイルス感染による病気とのつきあいは、
ワクチンがない時代のほうが長いわけだが、
どうやって治癒馴致してきたのかを理解できてる?

49:Nanashi_et_al.
09/07/09 00:38:59
URLリンク(www.google.co.jp)山崎修道+インフルエンザワクチン
URLリンク(www.google.co.jp)インフルエンザワクチンは効く


50:Nanashi_et_al.
09/07/09 22:54:13
URLリンク(www.google.co.jp)岸本忠三+山中+河岡+坂野

[PDF] CREST?12
URLリンク(www.nmt.jst.go.jp)



51:Nanashi_et_al.
09/07/09 22:58:48
URLリンク(www.google.co.jp)河岡+坂野仁+八木健

>Fauciの批判は、河岡さんが「異物反応を都合良く解釈している」ということでないの?
>これが本当なら、坂野仁さんや、八木健さんと同じ誤りを犯していることになる。

52:Nanashi_et_al.
09/07/10 03:24:04
季節性と豚混合 カナダで「新タイプ」インフル発見
2009年7月9日1時10分 朝日新聞

 現在流行している新型の豚インフルエンザとは異なるタイプのウイルスが、
カナダの養豚場で働く2人から見つかった。カナダ政府によれば、季節性
インフルのワクチンを接種した人には何らかの免疫があり、危険性は低いと
考えられるという。ロイター通信などが伝えた。

 ウイルスの遺伝子は、通常の季節性インフル(Aソ連型H1N1)と、ふだん
豚が感染する豚インフル(H3N2)が混ざっていたという。一部報道ではウイ
ルスはH1N1タイプとされるが、新型インフル(H1N1)とは違う。感染者2人
の症状は軽く、すでに回復している。このタイプが豚や人で流行している
証拠は見つかっていない。

 新型インフルの流行に伴いカナダなど各国で人や豚のインフルのウイルス
調査が続いている。豚と人のインフルが混じることはあるが、これまでは調査
が少なく報告されることはまれだったという。(小堀龍之)
URLリンク(www.asahi.com)


53:Nanashi_et_al.
09/07/10 18:24:14
戦略的創造研究推進事業 チーム型研究 CREST
平成18年度 研究終了報告書
(平成13、15年度採択研究課題)
■ 研究領域「免疫難病・感染症等の先進医療技術」
URLリンク(www.jst.go.jp)

河岡 義裕 (東京大学医科学研究所 教授)
「インフルエンザウイルス感染過程の解明とその応用」 [2.1MB]
URLリンク(www.jst.go.jp)

----------------------------------------------------

【科学技術振興機構共同発表;07年1月18日】スペイン風邪をサルで再現させて謎だったウイルスの病原性を解析(東大医科研)
URLリンク(www.asyura.com)
【医学】トリインフルエンザH5N1が免疫系を無力化する仕組みを解明
URLリンク(unkar.jp)

09/04/20 第11回新型インフルエンザ専門家会議議事録 (厚生労働省健康局結核感染症課)
URLリンク(www.mhlw.go.jp)


54:Nanashi_et_al.
09/07/10 18:26:51
第11回新型インフルエンザ専門家会議 議事次第

日時:平成21年4月20日(月)13:59 ~15:42
場所:KKRホテル東京 孔雀の間(11階)

1.開会

2.議題
 (1)「新型インフルエンザプレパンデミックワクチンの安全性・免疫原性および交叉
    免疫性に関する研究」について
 (2)その他

3.今後の予定について

URLリンク(www.mhlw.go.jp)

55:Nanashi_et_al.
09/07/10 18:36:19
URLリンク(www.google.co.jp)新型インフルエンザ専門家会議+議事録+河岡
URLリンク(www.google.co.jp)新型インフルエンザ専門家会議+議事録+押谷
URLリンク(www.google.co.jp)新型インフルエンザ専門家会議+議事録+喜田

>2008年4月16日 ... 予防と封じ込め部門のワクチン及び抗ウイルス薬では、泉委員が退任され、染谷委員、 河岡委員が新たに就任されております。


56:Nanashi_et_al.
09/07/11 01:39:35
URLリンク(www.google.co.jp)河岡さんの論文は異物反応を感染と誤解しただけのお粗末

809 名前:名無しゲノムのクローンさん[] 投稿日:2008/01/26(土) 21:16:49
分子生物学でも、ウィルス学は部外者だが
河岡の論文+関連海外論文を数種類、ペーパークラブで読んだところ
正直誰も再試で確認したとか、その結果に基づいて他のラボ(つまり
共著者に河岡が載っていない)の論文が見つからないんだよ。
ヒトと鳥の気管支上皮のシアリ酸結合形式の論文もそうだし。
peer reviewが成立するための土台がない分野としか思えん。でも、
だからと言って河岡ラボからの論文が捏造とはならんが。

スレリンク(life板:809番)

57:Nanashi_et_al.
09/07/11 18:11:53
CREST 平成18年度 研究終了報告書/目次
URLリンク(www.jst.go.jp)
[PDF]
研究終了報告書 研究代表者:河岡義裕 (東京大学医科学研究所、教授)
URLリンク(www.jst.go.jp)

Aberrant innate immune response in lethal infection of macaques with the 1918 influenza virus
URLリンク(www.nature.com)
「スペイン風邪をサルで再現させて、謎だったウイルスの病原性を解析」 Nature 445:23, 2007
URLリンク(www.ims.u-tokyo.ac.jp)

1918 Killer Flu Tested on Monkeys
Washington Post
By SETH BORENSTEIN
The Associated Press
Wednesday, January 17, 2007; 11:06 PM
URLリンク(www.washingtonpost.com)
URLリンク(www.washingtonpost.com)

URLリンク(www.google.co.jp)河岡さんの論文+異物反応を感染と誤解


58:Nanashi_et_al.
09/07/11 21:48:00
「新型インフル」
URLリンク(find.2ch.net)
URLリンク(www.2nn.jp)


59:Nanashi_et_al.
09/07/11 22:02:16
URLリンク(www.google.co.jp)新型インフルエンザ専門家会議+議事録
URLリンク(www.google.co.jp)河岡義裕
URLリンク(www.google.co.jp)喜田宏
URLリンク(www.google.co.jp)押谷仁
URLリンク(www.google.co.jp)押谷仁+補助金

[PDF] 世界健康安全保障イニシアティブ国内委員会について
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
[PDF] 世界健康安全保障イニシアティブについて
URLリンク(www.mhlw.go.jp)

[PDF] 新型インフルエンザ まん延期の 診療継続計画作り
URLリンク(www.mhlw.go.jp)

[PDF] 新型インフルエンザへの対応
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
>新型インフルエンザへの対応
>岡部信彦、谷口清州、森兼啓太、
>砂川富正、松井珠乃、安井良則
>国立感染症研究所感染症情報センター


60:Nanashi_et_al.
09/07/11 22:15:20
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
第5セッション インフルエンザ情報と対策
「鳥とヒトのインフルエンザ」 北海道大学大学院獣医学研究科 教授 喜田 宏

1997年に香港に出現したニワトリのH5N1インフルエンザウイルスは、18人に感染し、うち6人を死亡させた。
年末に150万羽の鳥が処分され、その後H5N1ウイルスによるインフルエンザの発生はない。この事件は、
新型ウイルスの出現に備えた対策を確立しておくことの重要性を改めて強調する警鐘である。地球規模の
疫学調査を実施して、新型ウイルスのヘマグルチニン(HA)亜型を予測すると共に、ワクチンウイルス候補株
を選定しておくことは、極めて重要かつ急を要する課題である。インフルエンザの発症、重症化、脳症や死亡
に与る宿主因子を明らかにして、その治療法を確立することもまた急務である。すなわち、ウイルスの宿主
細胞レセプターとの結合特異性と宿主域、HA分子の細胞内プロテアーゼによる開裂活性化および膜融合に
よる細胞内侵入メカニズムと臓器トロピズム、ウイルス感染によって誘導される宿主因子による血管内血液
凝固と症状、重症化および脳症との関連を解明する必要がある。

1. はじめに
2.新型インフルエンザウイルス出現のメカニズム
3.香港におけるH5N1インフルエンザウイルス事件
4.インフルエンザワクチン
5. インフルエンザ治療法の確立
6. おわりに
---------------------------------------

[PDF] I I . 高 病 原 性 鳥 イ ン フ ル エ ン ザ が 発 生 し た ら
URLリンク(www.mhlw.go.jp)

03/11/26 感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
(1)新型インフルエンザウイルス出現のメカニズムと対策 (喜田宏委員)
(2)新型インフルエンザ対策におけるワクチン接種の考え方 (廣田良夫委員)
(3)高齢者における抗インフルエンザ薬の効果 (稲松孝思委員)
(4)小児における抗インフルエンザ薬の効果 (韮澤眞理委員)

61:Nanashi_et_al.
09/07/12 00:11:22
[PDF] 研究終了報告書 研究代表者:河岡義裕 (東京大学医科学研究所、教授)
URLリンク(www.jst.go.jp)
>>57

(2)実施体制
ウイルス解析・開発グループ
東京大学医科学研究所 ウイルス感染分野
・インフルエンザウイルス粒子形成に重要なウイルス構成物質間および宿主遺伝子産物とのインターラクションの解明
・ 強毒インフルエンザウイルスの病原性
・ エボラウイルスの増殖過程と病原性の解明

カナダ科学研究所グループ
カナダ科学研究所 高病原性病原体研究室
・ 高病原性ウイルスの解析

4 研究参加者
研究グループ名:ウイルス解析・開発グループ
河岡義裕 堀本泰介 五藤秀男 高田礼人 新矢恭子 坂井(田川)優子 岩附(堀本)研子 下島昌幸 伊藤睦美 野田岳志 渡辺登喜子
海老原秀喜 冨田有里子 藤井 健 村本裕紀子 金野美佐子 白石京子 畠山修司 木曽真紀 坂内 天 山田晋弥 小澤 真 山吉誠也 角川学士 牧野晶子
田村大輔 村上晋 岩佐彩香 今井博貴 稲垣亜里沙 高橋慧

研究グループ名:カナダ科学研究所グループ
Heinz Feldmann 河岡義裕 海老原秀喜


62:Nanashi_et_al.
09/07/12 00:12:24
8 結び
本研究開始時にたてた目標のかなりの部分は達成出来たのではないかと思っています。また、
本研究期間中に、H5N1 鳥インフルエンザウイルスがその勢力を拡大し、アジアのみならずヨーロッ
パやアフリカにも流行が広がり、パンデミックの可能性が危惧されるようになりました。このような状
況をふまえ、新規ワクチンの開発、鳥インフルエンザウイルスがパンデミックを起こすように変化する
メカニズムの解明に関する研究、そして薬剤耐性ウイルスの研究も行い、パンデミックの抑制に寄
与するあるいはパンデミックが起こった際に有用な情報を提供できたと思っています。
上述のように、本研究期間中に H5N1 トリインフルエンザウイルスがアジアで大流行しその現状
把握のため、ベトナムならびにインドネシアの研究者と共同研究することが重要となり、研究室員の
海外派遣、そして海外研究者の招聘の必要が生じました。従来の研究費では対応することのでき
ないこのような案件に関し、「免疫難病・感染症等の先進医療技術」研究事務所の方々ならびに戦
略的創造研究推進事業本部の方々には、非常に柔軟に対応していただき、本当に感謝いたして
おります。また、高病原性ウイルスを扱うP4施設が日本では稼働していないためカナダのP4での
研究を余儀なくされたが、これに関しても柔軟に対応していただき研究を効率よく円滑にすすめる
ことができました。心から感謝いたしております。本研究期間中にある程度の成果を収めることがで
きたと思っていますが、「免疫難病・感染症等の先進医療技術」研究事務所 の方々ならびに戦略
的創造研究推進事業本部支援なくしては不可能でした。惜しむらくは、5年で終了というのではな
くもう少し延長していただき5年間で得られた成果をさらに発展出来ればと思いました。

63:Nanashi_et_al.
09/07/12 00:16:35
5 招聘した研究者等
Le thi Quynh Mai NIHE,Hanoi,
Dinh Thi Thuy Van Caompany for Vaccine & biological production,
Nidom Chairul Anwar Airlangga University
Zejun Li Harbin Veterinary Research Institute
Cheng Jun Li Harbin Veterinary Research Institute

64:Nanashi_et_al.
09/07/12 18:58:19
スレリンク(rikei板:9番)
お問合せ先
〒113-1カ30
東京都文京区本郷1カ30 医学部教育研究棟10階
頭狂大学大学院烏賊様系研究科微生物学教室内
特定領域研究「感染現象のいかさまトリックス」事務局
URLリンク(kansen-matrix.jp)
URLリンク(kansen-matrix.jp)
URLリンク(kansen-matrix.jp)

「ウイルスライブラリー」(笑)
「抗体ライブラリー」(笑)

「新型インフルエンザウイルス出現のメカニズム」(笑)
URLリンク(idsc.nih.go.jp)

「“感染予防効果”のある生ワクチン」(笑)
URLリンク(lifesciencedb.jp)

喜田さんとそのスタッフたちは、アラスカやシベリアなどに出かけてはひたすらカモのフンを集め、
144種になるはずのウイルスを蓄積していきました。しかしどうしても自然界で発見できなかった
ものもあります。それらは実験室で人工的に作り出し、144種すべてをそろえました。
こうしたウイルスはマイナス 80度の冷凍庫に保管されて「ライブラリー」と呼ばれ、必要なときには
いつでも利用することができます。
URLリンク(kamuimintara.net)

>しかしどうしても自然界で発見できなかったものもあります。
>それらは実験室で人工的に作り出し、144種すべてをそろえました。

「 自 然 界 で 発 見 で き な い も の は 実 験 室 で 人 工 的 に 作 り 出 す 」 (笑)

さりげなく書いてあるが、これって、捏造してますって意味じゃないのかな?

65:Nanashi_et_al.
09/07/12 20:37:40
スレリンク(rikei板:14番)
URLリンク(www.google.co.jp)こんなに早期に、こんなに激烈な炎症がおきるのはおかしい
URLリンク(www.google.co.jp)このような激烈な反応が起きるとは考えがたい
URLリンク(www.google.co.jp)河岡さんの論文は異物反応を感染と誤解

66:Nanashi_et_al.
09/07/14 19:38:26
【感染症】新型インフル、60~80歳代にも抗体はなく、90歳代には抗体あり 東大など発表
スレリンク(scienceplus板)

67:Nanashi_et_al.
09/07/14 21:33:09
スレリンク(scienceplus板:36番)
「錯乱」 詩・曲・唄)森谷・マカク・太郎

僕らはきっと待ってる 君のまた流すスレを
錯乱並キ印のままで レス書き叫ぶよ
どんなに苦しい時も 君は笑って(www)いるから
挫けそうになりかけても 頑張ってる気がしたよ

かすっている形式の中に unknown(アンノウン)の記事が絶賛(たた)える

錯乱 錯乱 今、勝ち誇る
刹那に散りゆく運命と知らず
さらばピペ奴よ 捏ネ捏ネのプレイ 変わらないその想いの ラボ

今なら出せるだろうか 偽りのないデータ
輝けるチームのこれまでと違う 本当の論文

流れゆくログはまるで 彼らを焦らすように

錯乱 錯乱 ただマイ堕ちる(自滅する)
いつかパンデミックの瞬間(とき)を信じ
泣くなピペ奴よ 今惜別の時 飾りきったあの笑顔(www)で さあ

錯乱 錯乱 いざ真干上がれ
過去に散々な捏を帯びてた
さらばピペ奴よ またこの場所で会おう
錯乱my散る未知の 錯乱my散る未知のスレで

URLリンク(www.terra.dti.ne.jp)
URLリンク(momo-mid.com)

スレリンク(scienceplus板:121番)n-

68:Nanashi_et_al.
09/07/14 21:33:59
スレリンク(scienceplus板:38番)
カニクイザル。またの名をマカクと言う。

「スペイン風邪をサルで再現させて、謎だったウイルスの病原性を解析」 Nature 445:23, 2007
URLリンク(www.ims.u-tokyo.ac.jp)
Aberrant innate immune response in lethal infection of macaques with the 1918 influenza virus
URLリンク(www.nature.com)

1918 Killer Flu Tested on Monkeys
Washington Post
By SETH BORENSTEIN
The Associated Press
Wednesday, January 17, 2007; 11:06 PM
URLリンク(www.washingtonpost.com)
URLリンク(www.washingtonpost.com)

"There aren't a lot of things that can induce that robust of an inflammatory response that quickly."

URLリンク(www.google.co.jp)早期の強い炎症反応を誘導できるものはあまり無い
URLリンク(www.google.co.jp)こんなに早期に、こんなに激烈な炎症がおきるのはおかしい
URLリンク(www.google.co.jp)このような激烈な反応が起きるとは考えがたい

URLリンク(www.google.co.jp)河岡さんの論文
URLリンク(www.google.co.jp)異物反応を感染と誤解

69:Nanashi_et_al.
09/07/15 02:43:04
スレリンク(rikei板:139番)
■新型インフル免疫 90歳以上

新型インフルエンザに対する免疫を持っているのは、1918年より前に生まれた
90歳以上の高齢者で、それより若い年代の人にはほとんど免疫がないとする
研究を東京大学などの研究グループがまとめました。

この研究を行ったのは、東京大学医科学研究所の河岡義裕教授などの研究
グループで、国内に保管されている血液のうち1895年以降に生まれた216人
のサンプルを使って、どの年齢層の人が新型インフルエンザに対する免疫を
持っているのか調べました。

その結果、一定の免疫を持っていたのは、1918年より前に生まれた90歳以上
の高齢者で、それより若い年代の人にはほとんど免疫がなかったということです。

1918年には世界的に「スペインかぜ」が大流行しましたが、研究グループでは、
このウイルスと今回の新型ウイルスが似ていたため、当時スペインかぜに感染
した人には一定の免疫ができたとみています。

新型インフルエンザを巡っては、これまでアメリカのCDC=疾病対策センターが、
60歳以上の人の一部に免疫がある可能性を指摘してきましたが、一定以上の
免疫があるのは、主に90歳以上と年齢層がさらに限られる可能性が高くなりました。

研究グループではこのほか、サルを使った実験で、新型インフルエンザのウイルス
が毎年のインフルエンザよりも肺で増えやすく、重い症状を引き起こすことも確認
していて、河岡教授は「毎年のインフルエンザと新型の毒性が同じというのは、
まちがいだ。ほとんどの人は免疫を持っておらず、引き続き警戒する必要がある」
と指摘しています。

(7月14日 10時25分更新)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

70:Nanashi_et_al.
09/07/15 02:46:46
★北大★人獣共通感染症リサーチセンター④
スレリンク(rikei板:5-6番)
>77年に復活したスペイン風邪ウイルスは翌年から少しずつ変異し、
>今に至るまで存在している
>H1N1ウイルスは今も流行をくり返している
>それがスペイン風邪の子孫なのである

河岡教授
「毎年のインフルエンザと新型の毒性が同じというのは、まちがいだ。
ほとんどの人は免疫を持っておらず、引き続き警戒する必要がある」
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)


免疫ないの? スペイン風邪子孫ウイルスあるの?

71:Nanashi_et_al.
09/07/15 21:01:47
河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)は
「今後も広がり、冬には国民の30%以上が感染する可能性が十分にある」
としている。
(2009年07月15日 読売新聞)
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)


72:Nanashi_et_al.
09/07/15 21:06:35
国内感染者 累計3000人超 7月15日 14時7分

国内で確認された新型インフルエンザの感染者は、今週に入って急増していて、
15日までに3000人を超えたことが厚生労働省のまとめでわかりました。
これまでに重症者の報告はないということです。

厚生労働省によりますと、新型インフルエンザの感染者は、15日午前6時までの
24時間に大阪や神奈川などで新たに242人確認されました。その結果、国内で
確認された感染者の数は、あわせて3122人となりました。このほか、空港の
検疫所で25人、在日アメリカ軍の基地でも9人の感染が確認されていますが、
これまでに重症者の報告はないということです。新型インフルエンザの感染者は、
先月25日に1000人、今月8日に2000人を超えたあと、今週に入って急増して
いて、この2日間でおよそ500人の感染者が確認されています。また、今月上旬
までは感染者のおよそ40%が海外からの帰国者でしたが、今週に入ってからは
20%以下に低下し、国内での感染が増えているということです。

新型インフルエンザの感染動向について、厚生労働省は、今月中にすべての
感染者を把握する方法から、集団感染に絞って監視する方法に切り替えることに
しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

73:Nanashi_et_al.
09/07/15 21:44:37
スレリンク(student板:688番)

新型インフルエンザウイルス出現のメカニズムと対策 喜田宏
(03/11/26 感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録)
URLリンク(www.mhlw.go.jp)

鳥とヒトのインフルエンザ
北海道大学大学院獣医学研究科 教授 喜田 宏
URLリンク(idsc.nih.go.jp)

全学ニュース
人獣共通感染症リサーチセンター長・獣医学研究科教授
喜田 宏 博士に日本学士院賞
URLリンク(www.hokudai.ac.jp)
全学ニュース
喜田 宏 人獣共通感染症リサーチセンター長・獣医学研究科教授に二つの栄誉
―日本学士院会員に選定・講書始の儀でご進講
URLリンク(www.hokudai.ac.jp)

「アラスカやシベリアなどに出かけてはひたすらカモのフンを集め、
144種になるはずのウイルスを蓄積していきました。
しかしどうしても自然界で発見できなかったものもあります。
それらは実験室で人工的に作り出し、144種すべてをそろえました」
URLリンク(kamuimintara.net)

A型インフルエンザの分布図 (出所:厚生労働省)
URLリンク(www.cabrain.net)
URLリンク(www.cabrain.net)
A型インフルエンザウイルスの亜型と分布. 喜田宏:細胞工学 19,27, 2000
URLリンク(www.google.co.jp)A型インフルエンザウイルス+喜田宏
鳥インフルエンザウイルス 喜田宏 - ウイルス, 2004
URLリンク(www.jstage.jst.go.jp)

74:Nanashi_et_al.
09/07/15 22:18:40
>>71
「ホラー営業」「鷺科学」
スレリンク(student板:2番)


75:Nanashi_et_al.
09/07/19 19:42:53
では、どうして学者たちは「分かっている」と思い込むことができ、
人々はその言うことを信じるのか?

それは学者たちが、一部分については確かに分かっているからだ。
しかし、彼らも分かっていない部分のことは分かっていない。
それなのに、分かっている部分がすべてだと思い込む。

だから、すべて分かっている振りが、
詐欺師でない真面目(まじめ)な人間なのに、できてしまう。

その経歴と表情を見ると、善良な人々は、きっと正しいのだと誤解する。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

76:Nanashi_et_al.
09/07/20 01:37:32
【新型インフル】 人の体内で急速増殖能力…中国女性から採取 [06/20]
スレリンク(liveplus板)

1 :CASIOPEA(第拾三期卒業生)φ ★:2009/06/20(土) 05:02:05 ID:???0
 中国の患者から採取した新型インフルエンザウイルスが、人の体内で効率よく増殖する
能力を獲得していたことが19日わかった。

 東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)は「人での感染が爆発的に広がる
恐れがある。動向を監視する必要がある」と、注意を呼びかけている。

 河岡教授によると、この新型ウイルスは上海市の女性患者(22)から先月31日に採取
された。世界中のウイルスの遺伝情報を集めたデータベースに登録されていたものを、
河岡教授が分析した。新型ウイルスは、豚と鳥、人のウイルスが混ざり合ってできている。
増殖にかかわる遺伝子は鳥由来で、鳥の体温(42度)で最も効率的に増える。

 ところが、上海で見つかったウイルスは、この遺伝子が1文字分だけ変異して、人の体温
(36度)で、効率的に増殖できるように変化していた。

 マウスの実験では、ウイルスのこの部分を変化させると、増殖力が爆発的に増え、病原性
が高まることが分かっている。

URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

77:Nanashi_et_al.
09/07/20 01:38:20
「中国初の新型インフル死」は感電死、怒った親族が病院を襲撃 [07/03]
スレリンク(liveplus板)

1 :暗黒男爵φ ★:2009/07/03(金) 15:47:21 ID:???0
 中国・杭州の病院で2日、前日死亡した新型インフルエンザA型(H1N1)感染患者の
女性の死因が感電死だった疑いが浮上したことから、この女性の親族ら20人以上が
病院を襲撃するという事件があった。国営新華社通信が報じた。

 襲撃を受けたのは杭州市内の第一人民病院。1日、新型インフル治療のため入院して
いた34歳の女性が死亡しているのが発見された。ところが、死因が感電死である疑惑が
浮上。怒った親族らが病院に押しかけ、救急車に石を投げつけたり建物を破壊するなど
したという。

 新華社の別配信の記事によれば、警察は3日、検死の結果女性は感電死だったことが
確認されたと発表したが、詳細は伝えられていない。

 女性の死をめぐっては、中国国内初の新型インフル感染者の死亡例の可能性があると
報じられ、懸念が広がっていた。しかし新華社によると、女性は死亡当時インフルエンザの
症状は消えており、時折咳き込む以外はほぼ回復していたという。(c)AFP

URLリンク(www.afpbb.com)


78:Nanashi_et_al.
09/07/20 04:08:17
スレリンク(life板:188番)

188 名前:名無しゲノムのクローンさん[] 投稿日:2008/01/06(日) 15:17:56

昨年の漢字はイツワリと書いて「偽」でありましたが、医科学研究所も偽に明け暮れた一年でありました。まず、一昨年の末、
河岡先生がNatureに発表された論文に対し、データがあまりにも美しいために捏造ではないかとの疑問が寄せられました。ワ
シントンポストのインタビューで、アメリカNIHのファウチ博士が、「このような激烈な反応が起きるとは考えがたい。」と
述べたことで、専門家の中にも疑念があることが明らかになりました。嫉妬にかられた有象無象の口からこのような誹謗中傷
が公然と語られたことに心痛む思いでありました。6月の創立40周年記念シンポジウムでは、所を代表する教授の先生方の
ご講演に対し、捏造・剽窃・コピペといういわれなき中傷が浴びせられました。所の創立記念日の名誉を穢され、腹立たしい
思いをさせられました。秋には、中村先生からガンワクチンの予備的成功という画期的学会報告がありましたが、これに対し
ても信憑性を疑う声が寄せられ、あろうことか、株価上昇を狙った風説との批判まで受けるに至って、怒り心頭に発したので
あります。さらに、その後、清野先生が、やはり、Natureに発表した粘膜特異的コレラ毒素ワクチンについても、同様の批判
がでております。しかしながら、私どもの医科学研究所がこのような根も葉もない誹謗中傷を受け、モラルハザードを指弾さ
れる謂われは寸毫もないはずであります。若手研究者に対してピペット土方という人格を否定するがごとき蔑称を持って呼び
かけるような人たちの批判に耳を傾ける必要などありません。みなさん、医科研は永遠であります。自信を持って研究に邁進
してください。また、人事面では、独立助教授制度の成功を受けて、次世代の医科研を担う若手研究者6名の採用を内定しま
したが、これに関しても、偽装公募であるとの心ない批判を受けております。このように昨年は、まさに、偽の一年でありま
した。しかし、毀誉褒貶は世の習いであります。内外の誹謗中傷に心煩わされることなく、一致団結、日々精進して、IFの高
い論文を乱発し、先端医療研究の大躍進をもたらす黄金の子年となしたいと思います。

79:Nanashi_et_al.
09/07/21 21:24:36
【感染症】新型インフル、1957年以前に生まれた人は免疫を獲得している可能性 米疾病対策センター
スレリンク(scienceplus板)

80:Nanashi_et_al.
09/07/23 18:12:35
>>78
URLリンク(www.google.co.jp)河岡+論文+このような激烈な反応が起きるとは考えがたい

81:Nanashi_et_al.
09/07/23 21:27:40
■新型インフルエンザ 感染者が脳症に

新型インフルエンザに感染した小学生が幻覚などの症状を訴え、医療機関で
インフルエンザ脳症と診断されていたことが、厚生労働省の調査でわかりました。

インフルエンザ脳症と診断されたのは、川崎市に住む小学生の7歳の男の子です。

厚生労働省によりますと、この男の子は39度の熱を出して、今月20日に神奈川
県内の感染症の指定医療機関に入院し、検査の結果、新型インフルエンザへの
感染が確認されました。

医療機関が詳しく診察したところ、自分の居場所がわからないなどの幻覚の症状も
あったためインフルエンザ脳症と診断し、21日に厚生労働省に届け出たということです。

男の子は、インフルエンザの治療薬「タミフル」を処方され、熱が下がり、意識もはっきり
しているということです。

厚生労働省によりますと、季節性のインフルエンザでは、ウイルスの感染によって脳症に
なる患者が各地で報告されていますが、新型インフルエンザで報告されたのは初めてです。

男の子は、インフルエンザが重症化するリスクが高いとされるぜん息を患っていたということで、
厚生労働省は、今後さらに情報収集を進めることにしています。

これについて国立感染症研究所感染症情報センターの谷口清州室長は「脳症は、毎年の
インフルエンザでも見られるものだ。ただ新型インフルエンザの場合には、免疫がないため、
より高い頻度で起きるおそれがないか監視をしていく必要がある。また秋以降懸念される流行に備え、
幻覚などの症状が出た場合には、早期にタミフルなどの治療が受けられるよう医療体制を整えて
行くことも重要だ」と話しています。
(7月23日 13時40分更新)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

82:Nanashi_et_al.
09/07/24 17:06:24
【感染症】新型インフルエンザ 簡易検査すり抜け3割 発症時期で差…感染研など調査
スレリンク(scienceplus板)


新型インフル再び拡大の恐れ、感染5000人突破
7月24日13時43分配信 読売新聞

 夏を迎えても、新型インフルエンザの国内での感染者が拡大し、5000人を
突破したことが、厚生労働省の24日までの集計で分かった。

 先週(13~19日)の新たな感染者は過去最多の1502人に達した。同省は
同日から新型インフルエンザの全数調査をやめて、全国5000か所の医療機
関と集団感染の調査に切り替える。正確な数字は把握できなくなるが、今後も
感染が拡大する恐れがある。

 同省によると、国内の1週間ごとの新規感染者数は、関西の高校で集団感染
があった5月中旬に276人を記録。その後、学校閉鎖などの対策で34人まで
減ったものの、6月に入って再び増加に転じた。

 感染者の累計は検疫などでの確認を含め5031人(24日午前6時現在)。
感染者の8割は海外への渡航歴がない。通常の季節性インフルエンザもいまだ
に1週間で4000~8000人の新規感染者が出ていると推定されているが、季節
性が夏に入り、今冬ピーク時の200分の1以下に減少しているのとは対照的だ。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

83:Nanashi_et_al.
09/07/24 17:07:19
■新型インフル 全員の把握中止

新型インフルエンザの感染の広がりを受けて、厚生労働省は24日から
感染者全員の把握を中止し、学校での集団感染など大流行を防ぐため
の情報収集を強化することになりました。

厚生労働省は新型インフルエンザの感染防止を徹底するため、自治体
や医療機関に対し、感染が疑われる人全員に遺伝子検査を行い、感染
者を報告するよう求めてきました。

しかし、これまでのところ、患者の症状が比較的軽いことに加え、国内で
確認された感染者は、23日午前11時までにおよそ4700人に上り、
増え続けています。

このため厚生労働省は、24日から感染者全員の把握を中止し、学校で
の集団感染など大流行を防ぐための情報収集を強化することになりました。

具体的には、学校や職場、福祉施設など、10人以上の集団で複数の感
染者が出ていることが疑われる場合に遺伝子検査を行います。

そして、感染が確定した人やその集団の情報を、都道府県などを通じて
厚生労働省に報告するよう求めています。

また、全国およそ5000の医療機関でインフルエンザの患者の数を定点
観測し、新型インフルエンザの大流行が起きていないか監視を続けること
にしています。
(7月24日 4時30分更新)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

84:Nanashi_et_al.
09/07/26 01:37:25
■感染 160か国・地域に拡大

WHO=世界保健機関は、新型インフルエンザの感染が確認された国や地域が
160に上り、ほぼ全世界に広がりつつあるという認識を示すとともに、感染による
死者が増えるなかで、症状が重くなるリスクの高い患者を特定し、迅速に治療す
ることが重要だと強調しました。

WHOのハートル報道官は、24日、ジュネーブで記者会見を行い、「新型インフ
ルエンザの感染は拡大を続けており、WHOに加盟している193の国や地域の
うち、感染が確認された国や地域は160に上る」と述べて、感染がほぼ全世界に
広がりつつあるという認識を示しました。

また、感染による死者の数もおよそ800人に達したことを明らかにし、症状が重く
なるリスクが最も高い患者のグループを特定し、迅速に治療することが重要だと
強調しました。

また、重症化を防ぐために有効な手段とされるワクチンについては、各製薬会社が
ことし9月ごろには供給を始められるという見通しを示すとともに、資本や技術が
不足している途上国の医療従事者や患者にもワクチンが行き渡るよう、国際社会
の支援を訴えました。
(7月25日 7時40分更新)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)

85:Nanashi_et_al.
09/07/27 01:42:55
新型インフルエンザ感染が加速、冬季にリスク増す=WHO
7月26日14時55分配信 ロイター

 7月24日、WHOは新型インフルエンザ(H1N1型)が年齢の高い層にも感染し始め、
妊娠している女性や肥満の人たちのリスクが高いと明かした。写真は同インフルエンザ
のウイルス。13日に米ウィスコンシン大の河岡義裕氏が提供)(ロイター)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


86:Nanashi_et_al.
09/07/27 01:44:30
新型インフルエンザ感染が加速、冬季にリスク増す=WHO
7月26日14時55分配信 ロイター

 [ジュネーブ 24日 ロイター] 世界保健機関(WHO)は24日、新型インフルエンザ
(H1N1型)が年齢の高い層にも感染し始め、妊娠している女性や肥満の人たちのリス
クが高いことを明かした。

 WHOの発表によると、新型インフルエンザは学校での感染が拡大し、学齢児童が最
も影響を受けている。また季節性インフルエンザとともに、幅広いコミュニティでも感染の
勢いを増している。「最善の予防措置のために、どのグループの人たちに最も高いリス
クがあるのかを見極めることが最優先だ。ワクチンの製造業者は9月ごろに利用できる
ようになると見通しを示している」という。

 新型インフルエンザでは、これまでにおよそ800人が死亡。国際的に感染が加速した
ことで、WHOは6月にパンデミックを宣言したが、ほとんどの感染者は比較的軽い症状
となっている。

 少なくとも50の国と地域の政府が、新型インフルエンザワクチンを確保するために製薬
会社に発注済み、もしくは交渉中だという。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

87:「ウイルスの侵入・蔓延防止」
09/07/27 18:53:08
平成9年度科学技術振興調整費
「新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究」実施計画(案)
URLリンク(www.mext.go.jp)
新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究
URLリンク(www.mext.go.jp)
>新型インフルエンザの侵入・蔓延防止
---------------------------------------------
新型インフルエンザ対策検討会
新型インフルエンザ対策報告書 平成9年10月24日
URLリンク(www1.mhlw.go.jp)
----------------------------------------------
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
(平成十年十月二日法律第百十四号)
URLリンク(law.e-gov.go.jp)


「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」研究運営委員会
において取りまとめられた研究の進捗状況について
平成16年3月24日 文部科学省 (研究振興局ライフサイエンス課)
URLリンク(www.mext.go.jp)

感染症研究推進準備委員会の設置について 文部科学省 研究振興局 (平成17年4月21日)
URLリンク(www.mext.go.jp)
『「社会のニーズを踏まえたライフサイエンス分野の研究開発‐新興・再興感染症研究拠点形成
プログラム‐」に関する募集について』に関する新興・再興. 感染症研究拠点の採択について
平成17年7月26日 文部科学省研究振興局. ライフサイエンス課
URLリンク(www.mext.go.jp)
新興・再興感染症研究拠点形成プログラム
URLリンク(www.lifescience.mext.go.jp)
URLリンク(www.crnid.riken.jp)
研究拠点
URLリンク(www.crnid.riken.jp)

88:「ウイルスの侵入・蔓延防止」
09/07/27 18:54:23

私たち人類とインフルエンザウイルスとのつきあいは、

有史以前からつづいている。

インフルエンザの流行を最初に記録したのは、

〝医学の父〟と呼ばれる古代ギリシャ人ヒポクラテスだ。

以来、多くの研究者がインフルエンザウイルスと闘ってきたが、

いまだ撲滅には至っていない。

(河岡義裕『インフルエンザ危機 (クライシス)』 「はじめに」) 
URLリンク(www.google.co.jp)インフルエンザ危機(クライシス)


「ウイルスの脅威から地球を守る」
 パンデミック(世界的大流行)を起こさないための国としての対策を 
  ウイルス学者(東京大学感染症国際研究センター長) 河岡義裕さん
URLリンク(www.jili.or.jp)

第5回NBI対談 - 日本バイオロジカルズ株式会社
URLリンク(www.nbi.ne.jp)


89:Nanashi_et_al.
09/07/29 03:04:08
スレリンク(student板:768番)

1.急性異物反応では接種数時間後にはケモカイン・サイトカインの上昇が見られます。
しかしながら、当該論文ではむしろ3日目以降の上昇が顕著だと見て取れます(Fig.3から)。
また、ウイルス感染が成立しており(Fig.1&2から)、ウイルス感染に特徴的なISGs
(たとえばMX1やOASLなど)が動いている(Fig.4から)ことは、
この炎症反応がウイルス感染によるものであることを示しています。
この点をどうお考えですか?

2.Fauci博士のコメントですが、批判ではなく肯定的なものだと思います。
彼が驚いているのはquicklyの部分ではなく、robustの部分です。
Fig.4のアレイの結果を見れば一目瞭然なのですが、コントロールのウイルスもquicklyという点では負けてないですよね。
もちろん、異物反応となればもっと早く反応が起きてるはずで、こんな悠長な急性異物反応はあり得ないと思います。
URLリンク(www.iza.ne.jp)



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