★北大★人獣共通感染症リサーチセンター④at RIKEI
★北大★人獣共通感染症リサーチセンター④ - 暇つぶし2ch275:Nanashi_et_al.
09/11/02 05:42:21
文化勲章(笑)

【「スペイン・インフルエンザ」から何を学ぶか】
(速水融-はやみ・あきら/慶應義塾大学名誉教授)
URLリンク(www.amazon.co.jp)

>ウイルスは、遺伝子が不安定なRNAなので、変異しやすい。変異によってウイルスは、
ヒトの細胞のにとりつくようになる。そうすると、インフルエンザはヒトからヒトへ感染し、
大流行が起こる。すでに、鳥インフルエンザ・ウイルスの持つタンパクが、かなりの程度
ヒトにとりつきやすいように変異したという情報もある。

>そもそもインフルエンザ・ウイルスの表面には、H突起とN突起があって、その組み合わ
せは144種類にもなる。鳥類は、これらのウイルスのすべてを持っているといわれている。
しかも、鳥によっては、たとえばカモやアヒルは、ウイルスを消化器に持つので、その生命
には異常がない。ただ、その排泄物のなかでウイルスがしばらくは生きているので、他の
鳥類にうつる。ニワトリは呼吸器に持つので、ウイルスをうつされると死んでしまうし、ヒト
にもうつす。インフルエンザ・ウイルスを持ったニワトリが発見されると、何百万羽もが処分
されるのはヒトへの感染の可能性があるからに他ならない。



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