09/06/12 17:42:44
スレリンク(rikei板:767番)
従来の学問分野をこえた研究拠点
北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター
URLリンク(kamuimintara.net)
[PDF]鳥インフルエンザの予防・制圧に向けた戦略を北海道から世界へ発信する
URLリンク(www.hokuhoku.ne.jp)
新型インフルエンザウイルス出現のメカニズムと対策 喜田宏
(03/11/26 感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録)
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
『これは随分前の話ですが、伊藤壽啓博士が今鳥取大学にいますが、大
学院のときに鴨の腸管のレセプターと豚の呼吸器のレセプターを染め分
けてみてちょうだいということを頼みましたが、苦労して10年かかって、
鴨の結腸にはα2-3結合の糖鎖を持ったレセプターがある、2-6の
レセプターはない、豚の呼吸器には2-3と2-6と両方ありますとい
うことを見事に証明してくれました。したがって、豚は人のウイルスあ
るいは哺乳類のウイルスと鳥のウイルスの遺伝子再集合の場、すなわち
新型ウイルス産生のためのインキュベーターといいますか、場であると
いう理想的な動物種であるということがわかりました。』
スレリンク(rikei板:749番)
3:Nanashi_et_al.
09/06/12 17:43:46
スレリンク(rikei板:749番)
インフルエンザ危機(クライシス)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
p.33
『ブタの呼吸器上皮細胞には、人と鳥のウイルス両方のレセプターが存在することを伊藤寿啓先生
(現鳥取大学農学部獣医学科獣医公衆衛生学教授)とともに私たちウィスコンシン大学のグループが
見つけた。このため一匹のブタが同じ時期に鳥インフルエンザとヒトインフルエンザに多重感染する
ことがあり、このときブタの体内でハイブリッドウイルスが誕生する。これが従来考えられていた、
新型インフルエンザ誕生のストーリーである。
ドクター・ショルティセックがブタの関与説を発表した当時、まだこれを明確に検証する手立てはなく、
否定的な見方をする研究者のほうが多かった。この説を裏づける科学的根拠が得られたのは、90年
代に入ってからだ。1979年以降ヨーロッパの家禽類のあいだで流行していた鳥由来のウイルスと、人
のあいだで流行していたヒトインフルエンザウイルスがブタに感染し、1983年から1985年にかけてハイ
ブリッドウイルスが生まれた。このウイルスが、1993年になってオランダの子供に感染したことを、
私たちは明らかにすることができたのだ。』
スレリンク(nougaku板:364番)
4:Nanashi_et_al.
09/06/12 17:45:43
スレリンク(rikei板:728番)
「新型インフルエンザ研究最前線-3人のトップ科学者が語る-」
URLリンク(www.mext.go.jp)
URLリンク(www.crnid.riken.jp)
URLリンク(www.crnid.riken.jp)
[司会] 理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター 永井 美之 センター長
永井美之 - あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]
URLリンク(spysee.jp)
永井 美之 -- ReaD 研究者(詳細情報)
URLリンク(read.jst.go.jp)
>1993-2000 東京大学医科学研究所教授
>1998-2001 国立感染症研究所エイズ研究センター長
>恩師の梁川良先生をはじめ,北大獣医学部の諸先生には,母校にお招き下さり,
ご懇篤なご指導をいただきました。福見秀雄先生,水谷裕迪先生,杉浦昭先生,
保坂康弘先生,永井美之先生,Robert Webster博士には,研究を進める上で,
貴重なご助言と度々の激励を賜りました。
URLリンク(www.hokudai.ac.jp)
URLリンク(www.hokudai.ac.jp)
感染症研究推進準備委員会の設置について 文部科学省 研究振興局 (平成17年4月21日)
URLリンク(www.mext.go.jp)
『「社会のニーズを踏まえたライフサイエンス分野の研究開発‐新興・再興感染症研究拠点形成プログラム‐」に関する募集について』に関する新興・再興. 感染症研究拠点の採択について
平成17年7月26日 文部科学省研究振興局. ライフサイエンス課
URLリンク(www.mext.go.jp)
「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」研究運営委員会において取りまとめられた研究の進捗状況について
平成16年3月24日 文部科学省 (研究振興局ライフサイエンス課)
URLリンク(www.mext.go.jp)
5:Nanashi_et_al.
09/06/12 17:47:13
スレリンク(rikei板:719番)
河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』 p.103~
『インフルエンザウイルスは、新しい型が登場すると、それまで勢力を保っていたウイルスが
その座を奪われて消える特性をもっている。1918年に登場したH1N1亜型のスペイン風邪は、
大流行を起こしたあと世界中の人に免疫ができたため、1年後にはそれほど重い症状を引き
起こさないウイルスになった。しかしそののち40年ものあいだ、世界各地で流行をくりかえして
いた。
そのH1N1ウイルスが地上から消えてしまったのが1958年で、この年に出現したH2N2、
通称アジア風邪ウイルスによって、取ってかわられたのである。そしてH2N2ウイルスは、
11年後に誕生したH3N2のホンコン風邪ウイルスによって消えてしまった。
詳しいメカニズムはまだ分かっていないが、古い型と新しい型のウイルスが争うと、必ず新鮮
なウイルスが従来のウイルスを徹底的に駆逐するのである。ウイルスのこの動きを見ていると、
まるで人間社会のポスト争いを見るようで興味深い。
ところで過去に一度だけ、このポスト争いのメカニズムが狂ったことがある。1977年に、H1N1
ウイルスが再び現れたのだ。このウイルスを調べたところ、1918年に登場したスペイン風邪の
末裔として1950年代に流行していたウイルスと、遺伝子的にまったく同じものだった。つまり27年
もたってから再び現れたのである。しかし、ウイルス研究者の常識からすれば、こんなことは
あり得ない。インフルエンザウイルスは動物で感染していくうちにその形を変えていくので、昔
流行したものがそのまま同じ遺伝子で再登場することなど絶対に起こらないはずである。
私たち研究者のあいだでは、この現象についての意見は一致している。〝人為的なミス〟だ。
可能性として考えられることは二つある。
まず、「このウイルスを使ってワクチンの実験をしていた国から流出した」という説。もう一つは、
「どこかの国の研究者のフリーザーからもれた」というもの。いずれにしても、人為的にウイルス
が流出して広がったとしか考えられないのである。』
6:Nanashi_et_al.
09/06/12 17:48:25
スレリンク(rikei板:726番)
河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』 p.106~
『1977年に登場した復活バージョンのH1N1ウイルスも、やはり感染したのは主に
若い年齢層だった。普通のインフルエンザウイルスはすべての年齢層にまんべん
なく広がるが、このウイルスの場合、27歳以上の大人は子供のときにすでにスペイ
ン風邪やその子孫ウイルスに感染していたため、抗体ができていたのだ。この27年
前にかかったウイルスに対して抵抗性を示すという事実は、〝インフルエンザ生ワ
クチンは効く〟という根拠にもなっている。
生ワクチンとは、名称でも分かると思うが、病気を起こさないようにその毒性を弱め
生きたウイルスを用いたものだ。型が完璧に合う生ワクチンを使えば感染が避けら
れることが、確かめられたのだ。
ただし、ウイルスもしっかり生きのびる術をもっている。77年に復活したスペイン風邪
ウイルスは翌年から少しずつ変異し、今に至るまで存在している。この項でH1N1
ウイルスは今も流行をくり返していると書いたが、それがスペイン風邪の子孫なので
ある。』
7:Nanashi_et_al.
09/06/12 17:51:55
スレリンク(rikei板:683番)
「A型インフルエンザウイルスの分布図」(出所:厚生労働省)
URLリンク(www.cabrain.net)
URLリンク(www.cabrain.net)
全学ニュース
人獣共通感染症リサーチセンター長・獣医学研究科教授
喜田 宏 博士に日本学士院賞
URLリンク(www.hokudai.ac.jp)
全学ニュース
喜田 宏 人獣共通感染症リサーチセンター長・獣医学研究科教授に二つの栄誉
―日本学士院会員に選定・講書始の儀でご進講
URLリンク(www.hokudai.ac.jp)
「アラスカやシベリアなどに出かけてはひたすらカモのフンを集め、
144種になるはずのウイルスを蓄積していきました。
しかしどうしても自然界で発見できなかったものもあります。
それらは実験室で人工的に作り出し、144種すべてをそろえました」
URLリンク(kamuimintara.net)
8:Nanashi_et_al.
09/06/12 17:54:33
スレリンク(rikei板:605番)
「インフルエンザ危機(クライシス)」
URLリンク(www.amazon.co.jp)
p.61
『当時、北大でミンク実験に携わっていたのは、私の同級生で親しい友人でもある松浦善治氏である。
現在大阪大学微生物病研究所教授としてC型肝炎ウイルスの研究に従事している松浦氏は、北大時代
インフルエンザ研究グループの一員として、ミンクにブタや鳥のインフルエンザを感染させる実験に明け
暮れていたのである。
(中略)
この実験は成功し、ミンクもインフルエンザにかかることが確かめられた。結果は論文にもなり、学会
でも発表された。ミンクがインフルエンザにかかることが、世界で初めて実証されたのである。』
URLリンク(scholar.google.co.jp)
URLリンク(scholar.google.co.jp)
9:Nanashi_et_al.
09/06/12 18:05:02
闘論:鳥インフルエンザのワクチン接種 島田英幸氏/喜田宏氏
◇感染自体は防げない メリットはない--北海道大獣医学部教授・喜田宏氏
現時点で鳥インフルエンザのワクチンを接種するメリットはない。
養鶏農家にも業界にも、国全体の経済や公衆衛生にもマイナスだ。
接種すべきではない。
ワクチンを打てば感染が防げる、と期待するのは間違いだ。
インフルエンザのワクチンは、鶏用も人間用も「不活化ワクチン」で、ウイルスから感染力を失わせてワクチンにしたものだ。
不活化ワクチンは一般に、発病は防ぐが感染は防げない。
人間の天然痘やポリオ対策にはワクチンが高い効果を発揮したが、これらは感染予防効果のある「生ワクチン」だった。
インフルエンザウイルスは、まず呼吸器などの粘膜に感染する。
感染防止には粘膜に抗体を作る必要がある。
しかし不活化ワクチンを注射する場所は皮下や筋肉だ。
抗体は血液中にしかできない。
鶏への接種実験でも、感染は防げないとの結果が出ている。
接種直後なら見かけ上は防げたとの報告もあるが、数カ月後には感染も死も防げなくなった。
ワクチンで防げるのは発病だけだ。
接種すれば、感染しても症状が出ない鶏が放置され、周辺への感染源となりかねない。
こうして感染が次々に広がれば、病原性の弱いウイルスが、鶏を次々と殺す強毒型に変異する可能性がある。
人間に感染するように変異する機会も増す。
一部の鶏をワクチンを打たない「おとり鶏」として残し、ウイルスがきたら症状が出て分かるようにすればよいとの提案もある。
だが、おとり鶏が感染したら鶏舎の鶏をすべて殺処分するのがルールだ。
10:9
09/06/12 18:05:51
ワクチンを打つ利益はない。
ワクチンを使えば日本は、ウイルスが常に存在する「非清浄国」とみなされる。
ウイルスがいない「清浄国」へ鶏肉などを輸出できなくなるし、非清浄国からの輸入も拒めない。
輸入した鶏肉にウイルスがついてくる危険が増して、なかなか清浄国に戻れないし、経済的損害も大きい。
ワクチンを使ったメキシコやベトナムは、結局、国内にウイルスが常在することになった。
日本の感染は茨城県などに限られ、殺処分で清浄化ができる。
昨年、京都などで発生した高病原性鳥インフルエンザもワクチンなしで封じ込めができた。
URLリンク(lifesciencedb.jp)
11:Nanashi_et_al.
09/06/12 18:09:23
NBI対談 第5回
with 河岡義裕 Yoshihiro Kawaoka
かわおかよしひろ
東京大学医科学研究所
感染・免疫部門
ウイルス感染研究分野教授
URLリンク(www.nbi.ne.jp)
12:11
09/06/12 18:10:34
河岡義裕氏 プロフィール
昭和53年 北海道大学獣医学部卒業、獣医師免許取得
昭和55年 同大学院修士課程修了
鳥取大学農学部獣医微生物学講座助手
昭和58年 獣医学博士(北海道大学)取得
St. Jude Children's Research Hospital, Tennessee, Postdoctoral fellow.
昭和60年 同 Assistant Member (助教授研究員)
平成元年 同 Associate Member (準教授研究員)
平成8年 同 Member (教授研究員)
平成9年 ウイスコンシン大学獣医学部教授
平成11年 東京大学医科学研究所 細菌感染研究部教授
平成12年 東京大学医科学研究所 感染・免疫部門
ウイルス感染研究分野教授
現在に至る
学位 昭和58年 獣医学博士(北海道大学)
受賞暦 1991年、日本獣医学会賞
所属学会 日本ウイルス学会、日本獣医学会、米国ウイルス学会、
米国獣医学会
専門分野 ウイルス学
Journal Editorial Board
1996 - 現在 Journal of Virology
1997 - 現在 Virus Research
2001 - 現在 Virology
1999 - 2001 American Journal of Veterinary Research
1999 - 現在 "インフルエンザ"
公職、その他
1992 Special Review Committee, NIH (Grant reviewer)
1994-1998 Virology Study Section Member, NIH (Grant reviewer)
2000-現在 国際ウイルス分類委員会オルソミクソ属委員長
13:11
09/06/12 18:14:39
河岡:ご存知かと思いますが、鳥インフルエンザは、中国をはじめとする様々な国の野性水禽類に
常在しています。これが飼育されている水禽に移り、さらに飼育家禽に移り、ヒトに移るという構図です。
鳥インフルエンザは、様々な国で常在しているとみていいと思います。
所: 野性水禽から飼育家禽、そしてヒトへの感染源は何ですか?
河岡:それは、主に糞便です。ですから、日本のように鶏舎に野鳥が自由に出入りしにくい構造の
飼育形態となっているところでは、感染が成立しにくい訳です。日本では、感染する可能性は低いと
思います。
所:そうですか、安心しました。ところで、何故ホンコンであのように時々鳥インフルエンザが問題に
なるのですか?
河岡:ホンコンで消費される鳥の7~8割が中国本土からの輸入です。そしてホンコンでは、生きた鳥
を食料として市場で販売しています。消費者は、生きた鳥をマーケットで購入して、家庭で鳥を処理し
て調理します。世界でも家庭で鳥の処理を許しているの限られています。先程、申しましたように
感染源は糞便が主ですが気管や腸管にもウィルスがいます。家のキッチンでの解体は、したがって、
非常に危険です。ホンコンでヒトへの感染が成立する条件は、ここにあります。
所 なるほど。ということは、メードさんがアブナイということですか?
河岡: そうです。それとメードさんと一緒にいる子供です。
所:何故、鳥インフルエンザの常在国の中国でのヒトへの発生がないのですか?
河岡:報告がされていないだけだと考えられます。CDCのサーベランス・プログラムが他の国では徹底
していますが、中国では鳥インフルエンザよりも他に対処しなければいけない問題があり、その分鳥イン
フルエンザに対する認識が低くなっているのかもしれません。
所: 例えば、アメリカでも83年に鳥インフルエンザの発生がありましたが、ヒトへの伝搬がなかったのは
何故ですか?
14:13
09/06/12 18:15:32
河岡:実は、ニューヨークにもlive poultry marketがあります。ここで生きた鳥を売っています。何故ヒト
に伝搬しなかったかは、むづかしい問題ですが、おそらくウィルス自体の性質の違いだと思われます。
所:良くわかりました。ところで、日本への影響ということを考えると、中国からのタマゴとか鶏肉の輸入
により鳥インフルエンザが日本で発生することは考えられますか?
河岡:その可能性は、ほとんどないと云えます。糞便のついたタマゴとか鶏肉なら別ですが。通常の
タマゴとか鶏肉であれば問題ありません。ウィルス汚染の可能性のある腸管とか呼吸器系の部位の
輸入はヤメた方がいいと思います。
所:すると、日本への鳥インフルエンザの侵入ルートとして考えられるのは、中国の野性水禽が日本で
飼育している鳥群の中に糞便をおとす可能性があるところということになりますか?
河岡: そうです。
所: 例えば、今すこしずつ増えてきたダチョウの放牧などはどうですか。
河岡:それは、絶対にアブナイですヨ。既に実験的にも水禽に常在するインフルエンザウィルスが
ダチョウに感染を引きおこすことが証明されていますから。
所:とすると、鳥の放牧スタイルというのは、イメージ的には消費者受けしますが、鳥インフルエンザの
観点からは問題ありますネ。
河岡: 非常に危険です。
所: 先生、最後の質問ですが、タマゴと鶏肉はお好きですか?
河岡:大好きです。私はよく朝ダシ巻きタマゴをたべます。ダシ巻きが一番すきです。
所: ありがとうございました。
15:Nanashi_et_al.
09/06/12 18:23:13
『「ホンコンの生鳥市場を調査したいのだが、誰か一緒に行く研究者はいないだろうか?」
ホンコン事件が起きたとき、私に電話でこう言ってきたのは、少し前にセント・ジュードから私を
送りだしてくれたばかりのドクター・ウェブスターだった。セント・ジュードには彼に同行するウイル
ス学者が一人しかいないため、ウィスコンシンの私に合同調査を提案してきたのである。私はこ
の申し出を受け、北大時代の恩師・喜田宏先生に話をもちかけた。こうして喜田先生の研究室の
高田礼人助手(現北海道大学教授)や鳥取大学の伊藤寿啓教授も加わり、97年11月にホンコン
へと向かった。このときの調査は大いに成果をあげ、ホンコンで人にうつった鳥インフルエンザの
源は、やはり生鳥市場にあったことが分かったのである。
97年の12月になると、ホンコンの衛生局はニワトリやカモなど家禽類150万羽の殺処分を実施
した。この時点ですでに18人が感染し、そのうち6人が命を落としていたが、殺処分を境に感染は
終結した。しかし、これが終結ではなく、始まりだったことがのちに分かる。現在、ニワトリや人間
を襲っているのは、97年にホンコンで分離された鳥ウイルスの子孫なのだ。』
(「インフルエンザ危機(クライシス) 」 p.121~)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
スレリンク(life板:67番)
『私たち人類とインフルエンザウイルスとのつきあいは、有史以前からつづいている。
インフルエンザの流行を最初に記録したのは、〝医学の父〟と呼ばれる古代ギリシャ人ヒポクラテスだ。
以来、多くの研究者がインフルエンザウイルスと闘ってきたが、いまだ撲滅には至っていない。』
(河岡義裕『インフルエンザ危機 (クライシス)』 「はじめに」)
スレリンク(nougaku板:7番)
「ウイルスの脅威から地球を守る」
パンデミック(世界的大流行)を起こさないための国としての対策を
ウイルス学者(東京大学感染症国際研究センター長) 河岡義裕さん
URLリンク(www.jili.or.jp)
スレリンク(life板:26番)
16:Nanashi_et_al.
09/06/12 18:26:44
イ ン フ ル エ ン ザ ウ イ ル ス の 撲 滅 ( ´,_ゝ`)プッ
17:Nanashi_et_al.
09/06/12 18:29:03
詐欺師じゃなかったら、相当の馬鹿だろな。童話ヒトモドキの精一杯のお頭?
18:Nanashi_et_al.
09/06/13 17:42:24
新興再興感染症研究詐欺
鳥由来新型インフルエンザ&ブタ由来新型インフルエンザ&新型インフルエンザ・パンデミック
☆ チン マチクタビレタ~ マチクタビレタ~
_____________
☆ チン 〃 Λ_Λ /インフルエンザ・パンデミック問題で
ヽ ___\(\・∀・) < 最強ウイルス、感染大爆発まだ~?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| ブタ由来新型 |/
19:5
09/06/13 19:49:33
スレリンク(rikei板:819番)
1977バイオハザードソ連風邪H1N1ウイルス(笑)
1997鳥由来新型インフルエンザH5N1ウイルス(笑)
2009豚由来新型インフルエンザH1N1ウイルス(笑)
2009豚保有鳥インフルエンザH5N1ウイルス(笑)
20:Nanashi_et_al.
09/06/13 19:53:17
【感染症】 養豚場のブタからエボラウイルス 家畜への感染確認は世界初 2008年、フィリピンで 強毒タイプへ変異する懸念も
スレリンク(newsplus板)
【フィリピン】養豚場のブタからエボラウイルス初検出[01/10]
スレリンク(news4plus板)
【フィリピン】 エボラウイルスの一種、人にも感染 [01/23]
スレリンク(news5plus板)
【国際】フィリピンのエボラウイルス、人にも感染 豚(バブイ)で検出後、調査で判明
スレリンク(newsplus板)
【国際】新たに4人のエボラウイルス感染を確認、豚から感染した可能性高まる…フィリピン
スレリンク(newsplus板)
【フィリピン】新たに4人のエボラウイルス感染を確認 豚から感染した可能性高まる[01/30]
スレリンク(news4plus板)
21:Nanashi_et_al.
09/06/13 19:54:34
スレリンク(life板:185番)n-
【医学】エボラウイルスを無毒化 東大チームが世界初…研究促進へ期待[08/01/22]
スレリンク(scienceplus板)
【科学】致死率50%以上、エボラウイルスの無毒化に世界で初めて成功 東京大の研究チーム [01/22]
スレリンク(newsplus板)
東大チーム、エボラウイルスの無毒化に成功 ワクチンに使えるかも
スレリンク(poverty板)
【科学】エボラ出血熱の原因ウイルス、東大チームが無害化に成功[1/22]
スレリンク(wildplus板)
【バイオハザード】エボラウイルスの研究が容易に=特殊細胞以外では増殖せず-東大など技術開発
スレリンク(news板)
【医療】エボラ出血熱の原因ウイルス、東大チームが無害化に成功[08/1/22]
スレリンク(bizplus板)
エボラ出血熱の原因ウイルス、東大チームが無害化に成功 [01/22]
スレリンク(liveplus板)
スレリンク(life板:178番)
【医学】エボラ出血熱:ワクチン開発…マウス実験で確認 東大
スレリンク(scienceplus板)
東大チーム、エボラ出血熱のワクチンを開発 マウス実験で効果を確認
スレリンク(poverty板)
【社会】エボラ熱ワクチン試作 東大、マウスで効果
スレリンク(wildplus板)
22:Nanashi_et_al.
09/06/13 19:55:47
スレリンク(rikei板:2番)
NHK 爆笑問題のニッポンの教養
FILE040:「ウイルス その奇妙な生き方」
2008年6月10日放送
URLリンク(www.nhk.or.jp)
高田礼人(たかだあやと)
1968年生まれ。
人獣共通感染症リサーチセンター副センター長・国際疫学部門長。
北海道大学獣医学部研究科博士課程終了。
東大医科研を経て現職。
インフルエンザウイルスとエボラウイルス研究で
自然宿主と感染経路の同定と感染メカニズムの解析
というふたつの面から挑んでいる、
世界のウイルスの現場で研究を続ける注目の若手ウイルス学者。
エボラ出血熱ウイルス研究では、
日本人で唯一エボラ出血熱ウイルスが潜む宿主となっている生物の特定に
アフリカ・ザンビアで挑んでいる。
「ウイルスによって病気が引き起こされるのは人とウイルスにとっては事故のようなもの」
「ウイルスは妥協の権化」
などウイルスに対する眼差しは独特なものがある。
23:4
09/06/13 19:59:55
スレリンク(student板:742番)
インドネシア豚から鳥インフル、体内で変化「新型」の恐れ
4月29日3時5分配信 読売新聞
インドネシアの豚が高い確率で、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を
持っていることが、神戸大感染症センターの調査でわかった。
H5N1型は、アジアを中心に鳥から人への感染例が相次ぎ、250人以上が死亡し
ているウイルス。豚の体内で変化し、人から人へ感染する能力を獲得すると、今回の
豚インフルエンザを上回る大きな被害を人類に及ぼす危険がある。
同大は、インドネシアの4州で402頭の豚を調査。1割を超える52頭の豚からH5N1
型を検出した。
豚は、鳥と人のウイルスにも感染するのが特徴。世界保健機関(WHO)は、H5N1型
が豚の体内で変化するパターンを、人から人へ大流行する新型インフルエンザ出現の
有力な筋書きとして警戒している。
実際に、52頭の豚から検出されたH5N1型ウイルスを詳しく調べると、人への感染力
を一部獲得したタイプが1株見つかった。
理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センターの永井美之センター長は「驚くべき
結果だ。新型インフルエンザが感染力を獲得する過程を見ているのかもしれない。注視
する必要がある」と指摘している。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)