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田代眞人 押谷仁 ・・・東北大学・・・
タミフル、熱下がっても飲み続けて
2月6日22時48分配信 医療介護CBニュース
文部科学省の「振興・再興感染症研究拠点形成プログラム」の一環として、公開講
演会「新型インフルエンザ研究最前線~3人のトップ科学者が語る」(主催=文科省、
理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター、東大医科学研究所)が2月6日、
東京都内で開かれ、3人の研究者が講演した。
東北大大学院医学系研究科の押谷仁教授は、「新型インフルエンザの脅威とその
備え」の演題で講演し、政府が設置を呼び掛けている「発熱外来」が、逆に感染拡大
を引き起こす危険性について言及した。
押谷教授は、「新型インフルが流行し、3000万人の人がいっぺんに医療機関を受診
すると、医療現場は持たなくなってしまう。そこで、『新型インフル患者』『新型インフル
以外の発熱者』『感染も発生もしていない人』に振り分けて、交通整理をする役目を期
待されているのが発熱外来だ。しかし、その発熱外来の待合室こそが感染拡大の場
所になってしまう危険性もある」と指摘。「ファクス、電話などで対応する方法を考えて
いかなくてはならない」と述べた。
また、新型インフル対策の基本的な考え方として、「社会機能を維持しつつ、感染リ
スクを最小限にすることが大切」と強調。被害を軽減するための具体的な対策としては、
▽早期段階での学校閉鎖▽発症者の自宅隔離▽接触者の自宅待機―を挙げた。
しかし、発症者の自宅隔離については「医療提供をどうするかという課題がある」、接
触者の自宅待機については「実施できればかなり有効だが、倫理的な課題もある」と
した。
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