09/03/19 11:13:30
>>553は、いいところを突いてるように見える意見だけど、
幼雛の発育が遅れがもたらす養鶏産業全体への経済的損失に関する考察が欠けている。
ごくたまにしか発生しない弱毒型インフルエンザウイルスを常在化させることは、
養鶏産業の生産性を大きく低下させることになる。
当然、卵や鶏肉の供給量も大きく減少することも予想される。
また、生物学的側面から見ても、抗体産生・細胞性免疫の両面において、幼雛は成鶏よりも未熟であり、
成鶏にとっては弱毒性の病原体が幼雛にとっては強毒性となり得る。
さらに、弱毒型のインフルエンザウイルス(腸管でのみ増殖可)が、ニワトリ体内で増殖を繰り返した結果、
HA蛋白質の開裂部位に連続した塩基性アミノ酸の挿入が起こり、強毒型(全身で増殖可)に変異する。
これは、実験的にも歴史的にも繰り返し再現されてきた事実である。
結論:>>553は、知ったかぶりのおバカさん。