08/10/05 21:10:33
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鳥インフル マニュアル改定 野鳥感染に対応(10/05 12:37)
今年四、五月、道内や秋田、青森両県で、オオハクチョウの死骸(しがい)から強毒性の鳥インフル
エンザウイルス「H5N1型」が検出されたことを受け、環境省は都道府県向けに対応技術マニュアル
を改定した。改定は三年ぶり。
マニュアルは三編からなり、調査編では、通常時・警戒時・国内発生時の三つの段階に応じた監視
方法などを示した。
ウイルスの侵入を早い段階で発見するため、ガン・カモ類が日本に飛来する十月から翌年五月に
かけ、道内は八回、道外は四回のふん便調査を行うことを盛り込んだ。
対応編では、野鳥で異常が確認された場合などの対応を紹介した。オオハクチョウ、マガモなど
感染リスクの高い鳥三十三種をリストアップ。一カ所で同じ種が三羽以上(ワシ・タカ類は一羽)死ん
でいたら検査。野鳥や家禽(かきん)で病気が発生した場合は、周辺でリスクの高い種の死骸が一羽
でも見つかれば検査するよう求めた。
また、病原性まで確認されたら、記者発表や保健所への届け出、周辺住民への情報提供を速やか
に行うことを定めた。
情報編では鳥インフルエンザの最新の研究を紹介している。