07/12/24 12:53:36
とても不思議に思えるのですが、結晶の形について質問です。
例えばダイヤモンドやシリコンの単結晶は正四面体構造で原子が配列されています。
原子レベルでみればそれが安定したおさまりのよい配置なのはひとまず理解できます。
不思議なのは肉眼的なサイズでさえ単結晶がその原子レベルでの構造を反映した比率で各方向の結晶を成長させることです。
シリコンの結晶の場合はチョコラルスキー法なので円柱形ですが、
水晶などは人工結晶でも天然と同じく独特の多角形柱状で先端が錐になった肉眼的なサイズの形をとります。
原子レベルでの配置は決まった構造をとりながら肉眼的なサイズでは特に決まった形を持たないなら不思議はありません。
肉眼的なサイズで決まった形をもたせるためには、「ここの原子が常に基準点で現在結晶を成長させるべきはこの面」と
莫大な数の原子達に常に指令を与えないと無理な気がします。
しかし単結晶の肉眼的な形が不定形ではないのはなぜですか?