07/06/14 18:27:34
職業能力開発大学校とは、日本の高等教育機関のひとつであり、厚生労働省所轄の大学校である。
旧労働省の時代に職業訓練短期大学校として国が設置し、雇用促進事業団(現 雇用・能力開発機構)が運営してきた。
高校卒業見込みの者を対象とした専門課程と、同専門課程を修了した者を対象とした応用課程があり、
それぞれ就学年数2年の高度職業訓練と、社会人向けである短期間の職業訓練を行っている。
現在、運営団体別では、独立政法人雇用・能力開発機構が設置・運営するものが全国に10校あり、
それぞれの大学校がいくつか付属短期大学校を傘下にもっている他、各都道府県立の短期大学校、
企業が社員養成のために運営する私立の短期大学校等がある。
現状では独立行政法人雇用・能力開発機構が運営する大学校10校に応用課程が設置されており、
他の運営団体のものは全て短期大学校(専門課程のみ)である。
国立大学より安い授業料と、高い就職率が特徴だが、近年、行政改革の影響による授業料の値上げなど、
圧力をかけられはじめている。