07/10/08 22:39:50
「インフルエンザ危機(クライシス) 」
URLリンク(www.amazon.co.jp)
p.10
【はじめに】
『私たち人類とインフルエンザウイルスとのつきあいは、有史以前からつづいている。
インフルエンザの流行を最初に記録したのは、〝医学の父〟と呼ばれる古代ギリシャ人
ヒポクラテスだ。以来、多くの研究者がインフルエンザウイルスと闘ってきたが、いまだ
撲滅には至っていない。その間、このウイルスは次々と姿を変え、驚異的な伝播力で
多くの人命を奪ってきた。』
p.172
【あとがき】
『鳥インフルエンザがアジアで流行し、死者が出ている。日本では2003年暮れから2004年
初頭にかけて山口、大分、京都で高病原性鳥インフルエンザが流行し、マスコミを賑わした。
最近(2005年6~8月)、茨城で病原性の弱い鳥インフルエンザの発生が拡大しているが、
アジアで今も流行中の高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスのことは、日本では
ほとんど話題になっていない。しかし、アジアではさらに死者が出ており、しかも最近ロシア
にも広がった。このような状況から、このウイルスが世界的な流行を起こしても、私たち
インフルエンザ研究者はまったく驚かないというのが現状である。そのような事態が起こら
ないことを願うばかりである。 2005年8月 著者』
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【いまだ撲滅には至っていない。】
鳥ウイルスと人ウイルスを、味噌も糞も一緒にしてる?
あのインフルエンザウイルスライブラリーも罪作りだな。>>241
人には人の、鳥には鳥の、別々のH5N1型ウイルスがあるってことを粉飾してしまうからな。
最初の過ちは、1997年香港事例だ。(p.118~)
『ホンコンで鳥インフルエンザウイルスが直接人に感染し、死亡させる事件が起きたのである。』
511:Nanashi_et_al.
07/10/08 23:07:18
>>510
p.118~
『1997年、インフルエンザ研究の歴史に新たなページが加わった。ホンコンで鳥インフル
エンザウイルスが直接人に感染し、死亡させる事件が起きたのである。このニュースは
私たちインフルエンザ研究者たちにも大きなショックをもたらした。まさか鳥インフルエンザ
ウイルスが人に直接伝播し、人を殺すとは考えていなかったからである。強い毒性をもつ
H5N1亜型のこの鳥ウイルスは、その後も微妙に変異しながら、さまざまな生き物を襲っ
ている。ちなみに、2004年に日本で鳥インフルエンザの流行を起こしたH5N1亜型の
鳥インフルエンザウイルスも、ホンコンで人を殺したウイルスの子孫だった。』
【日本で鳥インフルエンザの流行を起こしたH5N1亜型の鳥インフルエンザウイルスも、
ホンコンで人を殺したウイルスの子孫だった。】
やれやれ・・・。
>中国の科学者は2005年にH5N1型とH5N2 型鳥インフルエンザワクチンの開発に成功した。
>現在、この2種類のワクチンの使用はすでに100億羽余りに達し、すでに東南アジアの一部の国にも輸出している。
スレリンク(nougaku板:787番)
これが何を意味しているのかといえば、ワクチン対処をやっているという前提はすなわち、
環境中のウイルスまん延を当然のこととしているということである。
渡り鳥を含めれば、日本も密接に関連している。ただしワクチンそのものが眉唾の話だが。
512:Nanashi_et_al.
07/10/09 06:48:12
東大烏賊様軒の北京事務所を通じて、北大は、中国の鳥インフル蔓延状況を調査する必要があるね
シベリアもいいけどさ