首都大学東京化学コースat RIKEI
首都大学東京化学コース - 暇つぶし2ch206:Nanashi_et_al.
07/06/28 18:18:19
>>205
合成という面では確かに一緒だけど、合成する化合物やその目的がまったく違う。

有合・・・カルコゲン原子(S,Se,Te)を分子内に含んだ化合物の合成(カルコゲノクラウンなど)をして
     その性質を調べる。(カルコゲンが分子内に入ることでどういった新しい性質が出るか?ってことを調べる。)
     また、カルコゲンの入った分子でどんな風な触媒ができるかなどもやってる。

有機・・・TTFやチオフェンなどの機能性分子を分子内にいくつも導入した分子を合成して、面白い特性(磁性だったり電気伝導性)
     がどうゆう風に変化したり増幅されるかなどやってる。最近は分子ワイヤーの形成とかもやってたと思う。
     
ちなみに無機もやってる研究は有機化学だよ

無機・・・ポルフィリンやピレンをベースにして、分子内にいくつもそれらを導入した化合物を作って
     それをSTMで直接観察する。またそれらの分子の光移動(エネルギー移動?)の様子をESRを使って
     詳細に調べる。




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