科学関係ぶっちゃけスレat RIKEI
科学関係ぶっちゃけスレ - 暇つぶし2ch235:,
08/05/21 08:47:59

>>219-221  補足

ミチロフスキーは、この発生器でさらにいろいろな脅威を見せてくれた。たとえば、煉瓦に向ける
と、煉瓦はまず白熱し、次に融解し始める。ガラスや銅を煉瓦に溶接したり、耐火煉瓦に穴
を開けることもできる。一掴みの砂を溶かしてガラス化したり、異なる金属同士を溶接する
こともできるのだ。
 皮膚を火傷させる熱すらないのに、どうしてこんなことができるのか?明らかにこの気
体は、自然の法則に反しているように見える―だがミチロフスキーにも、まだ他の誰にも、その
理由は不明だった。それゆえにこそ、科学界はブラウン気体を無視しているのだという。今の
ところ、このブラウン気体発生器を生産しているのは、世界だけでも中国だけだというのだ。
 この驚くべき機械を作り出したブルガリア生まれの魔術師とは何者か?ユル・ブラウン、本
名イリヤ・ヴェルボフは、年のイースター・イヴの午前0時きっかりに生まれた。生来信心深い
性格で、司祭になるために神学校に入った。17歳のとき、聖書の「コロサイの信徒への手紙2」
を読んでいて、地球はいずれ炎に焼き尽くされる、と書かれた一節が目に入った。ヴェルボフ
は思った。地球の表面は陸よりも海のほうが遥かに多いのに、それが炎に焼き尽くされる
とはどういうことだろう?水を火に変える方法があるのだろうか?

 彼はまた、ジェール・ヴェルヌの小説を愛読していた。1874年に書かれたヴェルヌの「神秘の島」
に、水を燃料として用いる、という話が出てくる。水を電気分解して水素と酸素にし、燃
焼させるというのである。エンジンが電球を発明するのはヴェルヌがこれを書いた5年後、


236:,
08/05/21 08:48:47
1879年のことであった。
 ヴェルヌのアイデアは、エネルギー保存の法則に照らせば、まさに噴飯ものだ。電気分解によって
水素と酸素を作り、これをエネルギー化しても、それで得られたエネルギーが最初の電気エネルギ
ーを上回ることは絶対にない。だが、ヴェルボフはそのことに気づかなかった。彼は、いつの
日か、ヴェルヌの理論を実現しようと決意したのである。

 その後、彼の祖国ブルガリアは枢軸国側に加わり、第二次世界大戦に敗北した。ブルガリアは
ソヴィエトに占領され、彼は強制収容所に入れられてしまう。
おそらく、この間の彼を支えていたのは、共産主義に対する憎しみだった。6年に及ぶ収
容所生活の末、彼は決死の脱走を試み、ブルガリアとトルコの国境の河を泳ぎ渡った。そしてトルコ
国境で警備兵は米国情報部の手によって開放され、自ら選んだオーストラリアに亡命した。そして
自分を助けてくれた情報部の少佐の姓であるブラウンと、敬愛する俳優ユル・プリナーの名を貰
い受け、「ユル・ブラウン」を名乗るようになった。シドニーで電気技師の職を得て成功する
が、10年ほど勤めた後に、自ら事業を興した。当時世界ではハイジャックが多発し、空港に原始
的な金属探知機が導入され始めていたが、当時の探知器はベルトのバックルやコインにまで反応し
てしまうお粗末なものだった。これを見たブラウンは、銃や爆弾だけに反応する、高性能
の探知器を発明した。これは導入コストが4000オーストリアドルであったが、多くの銀行や
空港は古くからの探知機に満足していたのか、ブラウンの発明はまったく採用されなかった。
こうして、彼の発明第一号は不発に終わった。


237:,
08/05/21 08:50:27

 そこで彼は、昔からの念願であった、水を燃料にする研究に没頭し始めた。あるとき
など、実験の失敗によって研究施設が爆発し、危うく命を失いかけたが、それでもなお研
究を諦めなかった。水素と酸素を混合させると、両者は結合しようとする。ゆえにまず、
作り出した二つの気体を混合させないようにすることが必要だった。これは極めて高額の
設備を必要とした―水素と酸素が混合すると、極めて危険な爆発性の機体となるのであ
る。自然界に豊富に存在する水素を燃料として利用できないのはそのためなのだ。

>>223-230 補足


レンネル卿の純金の首飾りや、ハプグッドが見たメキシコの純金の首飾りを思い起こすなら、それら
がブラウン気体の産物だったと考えるのは当然だ。

モンゴメリはブラウン気体を使って、テクタイトを作る方法はあるか、とたずねた。ブラウンの答えはイエス
だった。「私はすでにブラウン気体発生器を2台、テキサス・インストゥルメンツ社に送った。珪素を精製し
てシリコンチップを造るためだ。炭化水素生成物を含む気体を使って珪素を融解させると、炭素
がチップの純粋な結晶構造を汚染し、破壊してしまう、、、、、だがブラウン気体を使うと、珪素
は融解するが、発生するのは水だけだ。それは結晶化に近い反応であり理想的か結晶が得
られる。これによってはるかに高速のチップや良質の太陽電池ができる。」


238:,
08/05/21 08:51:06


モンゴメリは、要綱の降り注ぐ中―たぶん、、リビア砂漠--―-に設置された純粋なシリコンの巨大な
シートが、安価に膨大な量を供給する様子を浮かべた。だがもちろんこれは、核爆発で造られ
たかのようなリビア砂漠のガラスとは別物だ。


239:,めいちゃん
08/05/21 08:58:21

ニネヴェ定数

1852年
こうして大英博物館に持ち込まれた粘土板の中に、途方もなく巨大ないくつかの数字の記
されたものがあった―あるものは、何と桁数にして15桁、195兆9552億という数字だ
った。この数字はそれ以来、「ニネヴェ定数」と名づけられて久しく謎とされてきたが、これ
に興味を抱いたのが、アポロ計画にも参加した航空エンジニアのモーリス・シャトランだった。
 1963年、シャトランはマヤの暦がヨーロッパのそれを凌ぐほど精密であったことを知り、マヤの高度な
数字とニネヴェの巨大数には何か関係があるのではないかと考えた。すぐに彼は、ニネヴェ定数
は見かけほど面妖でない事に気がついた。60の7乗×70という簡単な数で表すことが
できるのだ。
このような巨大な数と高度な数字を用いて、古代人は何をしていたのだろうか?アッシリアの文
明は、バビロニアを経由してシュメールまで遡るものだ。シュメールは極めて高度な天文学を有していた。
彼らは、金星や火星、木星と言った近い惑星のみならず、天王星や冥王星の公転周期まで
知っていたのだ。また、1日を24時間に分け、さらに分や秒と言う単位を作り出したの
も彼らである。
 試みに、シャトランはニネヴェ定数を秒に置き換えてみた。するとこれは22億6800万日、
すなわち600万年以上に当たる。そしてこの数値は、春分点歳差に基づく「大年」とい
う単位に直すと、240大年にピタリと一致していたのである。
 次にシャトランは、ニネヴェ定数とは占星学者やオカルティストの言う「太陽系の大定数」なのではない
かと考えた。「太陽系の大定数」というのは、太陽系のすべての天体(月を含む)の公転周
期の公倍数である。
 NASAのコンピューターを用いて各惑星の周期を秒単位で計算してみると果たせるかな、そ
のすべてがニネヴェ定数の約数であることが判明した。すなわち、古代シュメール人は太陽系に関
して、少なくともアイザックニュートンに匹敵する知識を持っていた、ということになるのだ。



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