03/11/04 22:57
>>236
貴重な意見ありがとうございます。
政権党による補助金の切り捨てが進み、普及事業も風前の灯火。
そのうえ,試験場は評論家くんの集まりと化しています。農家のための研究という題目
で現実離れした研究課題をやるバカ研究員が増えています。現実離れした研
究でも論文になれば良いのでしょうが、論文にもなりません。人まね研究が
多すぎます。
農家のための研究には予算が付きません。行政受けする華々しい最新の技
術に予算がつきます。農家のための研究をするには,そのお金を稼ぐために、
競争的資金を獲得しなければなりません。競争的資金獲得には研究業績が必
要です。研究業績をあげるためには、満足に土をいじる暇が無くなります。
そうすれば、農家から批判されます。この悪循環の繰り返しです。
対象を農家から消費者に移したのも大きいと思います。経済的波及効果や
ニ-ズの主体は多い方がよいので、消費者受けする方が予算を得やすくなり
ます。
県民のための試験場を目指せと言われてますから、消費者のためでも仕方
ないのかもしれません。しかし、ここには大きな矛盾が転がっています。