02/08/10 00:30
>>109
こういう姿勢を持ってることに対して異論はありません。
むしろ、こうあるべきだと思っています。
研究→普及がそううまくいくなら、漏れのような仕事はいらないんですが。
ただ、基礎的な研究成果を普及段階に組み立てられる普及員が少ないのが現状だと思います。
今の普及員は企画・事務取りまとめなど、事務局的な仕事になってしまっていることが多いですね。
それに、即現場で使える成果が欲しいのが農家の本音です。普及員の組み立て実証など待っていられないんです。
ですから、移ろいやすいとしても即普及に移せるような研究(むしろ試験と言ったほうが良い)が必要になってきます。
特に漏れのいる地域対応試験場は県単でそういう試験をすることが主になります。
本場から支場へ移って現場により近い立場になってから即応用できる試験成果の必要性がやっと分かってきました。
前レスのような書き方になってしまったのは、作物もろくに触ったことが無く、現場も知らない
研究員にそういう考え(論文投稿のためのみに研究をやっている)をもったやつが多いからです。
何のために仕事してるんだといつも思ってましたので。
たしかに基礎は最大の応用であり、基礎を明らかにしない研究はありえないと思いますよ。
ただ、予算、設備、人手などすべて不足してる今の自治体試験場ではそれがおろそかにされてますよね。