02/08/09 23:22
私も県農試勤務ですが、国際誌中心に投稿してきました。リジェクト経験はECOLOGYという
米国生態学会から1回くらいました。農業分野はダメだそうです。
自分のために研究しているってのは半分当たってます。自分の研究能力を向上
させ、あらゆる問題に対処できないといけません。そのため、Dは「自分で
研究計画が立てられ、後進の教育もできる」資格だからとる予定しています。
研究能力の高い研究者が生み出した研究成果を、普及員が組み立て普及する。
研究成果が正しいかどうか確かめるために、よりIFが高い雑誌に投稿する。
この姿勢に問題ありますかね?
研究成果の組み立ては、研究でないので普及員の仕事だと思っています。
この点、112の主張に近いです。
>>114
自治体の研究員にDがいらないのではなく、とれる環境にない、あるいは能力がないと言うのが
実態だと思います。O府食・緑cは、自治体の研究機関でありながら、科学研究費の申請団体で
しかも、Dの取得者の割合は非常に高い。自治体にありながら独法化に備えている唯一の研究機
関です。
普及できる技術って、移ろいやすいと思います。朝令暮改。状況が変われば、技術は変わる。
しかし、原理は変わりません。私の師匠の言葉に「基礎こそ最大の応用である。」というのが
あります。基礎を明らかにしない研究は存在しないのでは?