08/11/26 03:15:27
>>477
>致死性のウイルス疾患において、獲得免疫を議論することは無意味
どのウイルスのことを言ってるのかね。そういう一般化は現実に向き合う時はよくない。
すべて個別具体に、ひとつづつ別々の事象として向き合わなくてはならない。
>特にHPAIVについて、君は誤解してる。
高病原性鳥インフルエンザというのは、なぜ「高病原性」なのか、どう認識してるかね?
ウイルスが決定因子を持ってると考えてるのかもしれないが、そうではない。
病気になってるのはあくまでもホストの側。病気の軽重の主体はあくまでも被感染側。
被感染側の体調あるいは免疫状態によって疾患症状の状態が決まっていると考えなきゃいけない。
ウイルスの種類というよりは、ウイルスの増殖活性が何で決まっているかということも加味しながら。
大概、AIでもそうだが、幼齢時期というのは、激しい疾患症状にならないもの。
免疫が確立した若齢あるいは成齢に初度の感染を受けた場合、重症化するのも現実。
放し飼い養鶏現場をよくみてると、雛のうちに数度の風邪引き状態は普通に経験している。
だが大量死に結びつかないためにそれがインフルエンザとくに高病原性だとは意識されない。
病気発生大量斃死を起こすのは決まって、幼雛時期にほとんどそのような数度の風引きを経験
しなかった個体群のほう。鶏でも鳩でもガチョウでもそうだった。
H5N1もH5N2も、日本の環境中の野鳥に常在していてもなんら不思議ではない。
精密に調査してないだけの話。
養鶏現場では報告をしないということがいまや習い性になっているのだし。
病気の報告がないから「清浄国」を維持できていると思いこむのはあまりにもお馬鹿さんだよ。