08/11/26 02:25:14
>>455
>摘発淘汰が感染症の排除に有効なのは疑い得ない。
これはアナクロな「家畜伝染病予防法」の考え方では、まったく正しいと思う。
だがそれは、あくまでも昭和20年代の考え方。
免疫学の発達は1970年以降。とくにB細胞系のシステムが解明されたのは。
その知識が加味された法体系に修正されていないのが、現在の防疫施策上のネックになっている。
茨城H5N2事例はもちろんのこと、H5N1事例も、
非常に間違ったウイルス感染症施策になってしまって、
いわば魔女狩りジェノサイド狂気制度というほかない状況を出現させてしまっているということ。
淘汰したからといって終わらない、という現実を直視すべき。
病気にならないということはどういうことなのかを免疫の知識を加味しながらよく考えたほうがいい。
行政マンは、法令規則が正しいことを前提にオートマチックシステムで動くほかないのだし。
肝心なのは、学術分野に関わる「知」の在り方の問題。