08/01/28 21:00:38
農業大学校の専修学校化決定
県は7日までに、県農業大学校(新潟市西蒲区)を
4月から専修学校に移行することを正式に決定した。
より多くの人材を確保するのが目的。
県は既に移行の方針を示していて、
昨年実施した県民意見募集(パブリックコメント)で、
約8割が専修学校化に賛成だったことも考慮した。
パブリックコメントで昨年10月中旬から1カ月間で寄せられた意見総数は30件。
移行に関する内容は18件で、うち15件が賛成、1件が反対、
2件が「四年制大学化を望む」だった。
その他の意見(12件)としては、「教育内容の充実を求める」が7件だった。
学校教育法に基づく専修学校への移行で、四年制大学の3年次への編入が可能となるほか、
日本学生支援機構の奨学金対象に加わる。
県は今後、履修可能な選択科目の拡大など教育内容の充実を検討する方針。
現行の県農業大学校は2年制で法的には農業者の研修教育施設という位置付け。
大学、短大、専修学校などへの進学に押され、
近年は80人の定員に対し8割程度の充足率で定員割れが続いていた。
新潟日報2008年1月8日
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