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■国際獣疫事務局(OIE)動物疾病科学委員会の委員に再選されました。
2006年5月21-26日にパリで開催された第74回OIE総会において、動物衛生研究所
海外病研究施設の坂本研一国際重要伝染病研究チーム長がOIE動物疾病科学委員会
(Scientific Commission for Animal Diseases)の委員に再選されました。
この委員会は国際家畜衛生規約委員会等の4つのOIE専門家委員会の1つで、議長、
副議長、書記長および2名の委員で構成されています。同委員会は、疾病防除・制圧の
効果的戦略の評価や加盟国あるいは特定地域から申請される特定疾病(口蹄疫、牛疫、
牛肺疫、牛海綿状脳症)の「清浄化」認定という大きな責任を持っています。坂本研究
チーム長はこれまで同委員会の副議長を3年間務めてきましたが、このたび各国の獣医
局長(Chief of Veterinary Officer)の投票により、あらためて今後3年間の同委員会委員に
再選されたものです。
OIE Press Releases (2006年5月26日)
74th Annual General Session of the International Committee of the World Organisation for Animal Health (OIE)
なお、現在動物衛生研究所では、牛海綿状脳症(横山隆プリオン病研究チーム長)、
豚コレラ(山田俊治国際重要伝染病研究チーム上席研究員)、馬伝染性貧血(村上賢二
ウイルス病研究チーム上席研究員)の各疾病について、OIEレファレンス・ラボラトリーを
担当しています。
URLリンク(niah.naro.affrc.go.jp)