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プレスリリース
平成19年12月4日
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所
プリオンから見た食の安全と医療の安全についての市民講座を開催
-ウシ海綿状脳症(BSE)とヤコブ病(CJD)について分かりやすく解説-
食と医療の安全に関わるプリオン病の市民講座実行委員会(代表世話人 堂浦克美
東北大学教授)は、12月16日(日)に東京都千代田区の星陵会館において、食と医療の
安全に関する市民講座「プリオンから見た食の安全と医療の安全:プリオンはもう怖くな
いの?-ウシ海綿状脳症(BSE)とヤコブ病(CJD)-」を開催します。 1986年にBSEが
報告されて以来BSEは世界各国で健康や経済に甚大な影響を及ぼしてきました。BSEを
始めとするプリオン病制圧のための研究は、 BSEがヒトに感染したと公表された1996年
から世界的に強化され、10年が経過しました。しかしながら、感染のメカニズム解明や
治療法開発をはじめ、充分に解決されていないところが未だに多く残されています。
この市民講座では、ジャーナリスト、消費者支援者、患者支援者、行政担当者、研究者
がそれぞれの立場から、プリオン病研究の現状分析と今後の展開について、わかっている
こととわからないこと、できることとできないことを明確にして解説します。消費者や患者
(家族)である一般の市民が容易に理解できるように、平易な言葉で分かりやすく説明し、
市民も加わって討論することにより、畜産物の安全と医療の安全に関わるプリオン病や
プリオンについての理解を深めていただくことが本市民講座の主たる目的です。
名 称: 食と医療の安全に関する市民講座
開催日時: 平成19年12月16日(日) 13時00分~17時20分
開催場所: 星陵会館(千代田区永田町2-16-2) TEL:03-3581-5650
地下鉄有楽町線、半蔵門線、南北線 永田町駅徒歩3分
プログラム: URLリンク(niah.naro.affrc.go.jp)
主 催: 食と医療の安全に関わるプリオン病の市民講座実行委員会
代表世話人 堂浦克美(東北大学大学院医学系研究科 教授)
後 援: 農林水産省、厚生労働省(予定)、ヤコブ病サポートネットワーク、
全国消費者団体連絡会