07/05/01 23:54:15
21世紀になって、日本の文明論的にいかなる意義があるでしょうか?
考える為の道しるべ・・・
明治用水による安城の農業は、前近代に何も無かったこともあり、
ほとんどの日本の陰湿な農業地域と違い、明治時代に開発され、
大正時代に繁栄しました。前近代的産業的背景を伴なう身分制度、
タブーでもある士農工商の農ではありません。畜産を含む農業です。
士農工商の農によるものは、世界的にみても例外的な異様なもので、
特殊な軍国主義に走らせます(富国強兵には役立ったのでしょう)。
これからの日本にとって、肝要にならざるを得ないだろう農業は、
過疎地(死語)にある都市部(城下町)がシャッター商店街化した、
そんな地域で為されるべきもので、全国いたるところにあります。
愛知県の安城は先駆的なのです(郡山の安積疏水もあります)。