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【中国の5年来の科学技術の発展】 人民網日本語版 - 2007年10月6日
『中国は養殖の大国でもある。鳥インフルエンザによる養殖業への打撃を避けるため、
中国の科学者は2005年にH5N1型とH5N2 型鳥インフルエンザワクチンの開発に成功した。
これについて、中国全国牧畜獣医ステーションの責任者于康震さんは
「世界で、水鳥に対する免疫は鳥インフルエンザの免疫にとって大きな課題だった。
この二つのワクチンの開発、特に、H5N1 型ワクチンは水鳥の免疫効果を大いに高めた」
と述べた。
現在、この2種類のワクチンの使用はすでに100億羽余りに達し、すでに東南アジアの
一部の国にも輸出している。このほか、農業分野では、ハイブリッド水稲、トウモロコシの
品種改良、病虫害に強い遺伝子組換えの棉などの重要な農業技術に関する成果を収めた。
これは農業の増収と食糧安全の保障に基盤をつくった。中国は世界の7%の耕地で22%を
占める人口の食の問題を解決した。』
URLリンク(www.people.ne.jp)
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「現在、この2種類のワクチンの使用はすでに100億羽余りに達し、
すでに東南アジアの一部の国にも輸出している。」
これが本当であれば、「清浄国」化対策(排除・根絶政策)は諦めて、
まん延を前提とし、感染馴致対策に転換しているということを意味するのだが。
渡り鳥と定住する野鳥の状況を考えたとき、「H5N1型とH5N2 型」に関しても、
日本だけ「清浄国」を保っているというのは事実だろうか?
すでに茨城事例にもみるように、日本の自然界でも、もはやまん延しているのではないのか?
となれば、現在の畜産養鶏の実態は、「フリー」を保っているというよりは、
もうすでに自ずと「馴致」の体勢になっているのではないかと
思っておく必要もあるかと思われるが、いかがであろうか。
免疫学的に考察すれば、ウイルスがないから起こらないという場合と、
すでにやんわり経験して免疫がついてるから起こらないという
二通りの場合があるのだが。