06/08/26 01:34:52
>>403 何でいきなり芝の話が出てくるのですか?畜産草地研究所あたりでそんな
研究でもしていましたっけ?
406:農NAME
06/08/26 14:30:32
>>405
除草剤耐性の組み換え芝が漏出して、
付近の雑草と交雑しているのをEPAが見つけた、
という米国オレゴン州での話です。
URLリンク(www.bioedonline.org)
407:農NAME
06/08/26 18:39:17
別種の除草剤まけよw
408:農NAME
06/08/26 22:21:17
URLリンク(www.s-coop.or.jp)
生クラキター!
409:農NAME
06/08/26 22:51:27
生活クラブは30年前から全然進歩してないな。
410:農NAME
06/08/28 08:44:26
>>407
そんな事では開発した人のメンツが立たないんでは。。。
411:49
06/08/28 23:07:55
>>406 どうもありがとうございます。glyphosate耐性のbentgrassですか。
412:農NAME
06/09/03 21:30:03
組み替え、組み換え、組替え、組換え、組替、組換、
どれが正しい??
413:農NAME
06/09/03 23:17:22
専門用語では「組換え」。
「組み換え」も可。
414:農NAME
06/09/04 09:39:33
専門用語とゆーか行政用語だね~ < 組換え
415:農NAME
06/09/06 12:17:22
URLリンク(www.janjan.jp)
URLリンク(ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com)
反GMO陣営に当てはまるね
416:農NAME
06/09/07 10:09:36
URLリンク(biotech.nikkeibp.co.jp)
節子婆の次のターゲットだ
417:農NAME
06/09/07 22:36:11
で、結局GM作物は非組換え作物よりも安全性は高いのかって?
418:49
06/09/08 02:13:22
>>416 スギ花粉に含まれるアレルゲンCry j1から3個、Cryj2から4個のヒト認識
epitopeを連結した7連結epitopeをGluB-1プロモーターでイネの胚乳で発現させた
ものでしたよね。経口免疫寛容でアレルギーを緩和させるものですからはやく実用
化してもらいたいものです。PNAS 2005 102(48):17525-30だとhptを選択マーカーに
しているけど日本製紙が絡んでるところを見るとMATベクターを利用したものと考え
ていいでしょうね。
>>417 少なくとも現在発売されているものに関しては食品としての安全性に限れば
非組換え作物より低いということはないですね。更に一部に関しては非組換え作物
よりも安全性は高いという報告があるというのが現状でしょう。
419:農NAME
06/09/08 09:03:40
URLリンク(www.pal.or.jp)
すなわち除草耐性菌や、殺虫遺伝子が腸内細菌に移行し、新たな細菌を作り出し、
未知の問題を引き起こす可能性
殺虫遺伝子w
わろた
ウイルスか何かと勘違いしているのだろうか?
420:農NAME
06/09/08 09:33:01
日本の穀物自給率(特に米)が下がったのはアメリカの圧力
なんで日本わざわざアメリカから米買うんだよ笑
421:農NAME
06/09/08 10:45:01
↑誤爆?
422:農NAME
06/09/09 22:22:32
>>419
パーテクルガン法の件で、
>パーティクルガン法(遺伝子を打ち込む技術)では、
>何回やっても再現性はなく、ゲノム配列の特定の部分を標的とすることができない
とありますが、遺伝子を特定の配列に挿入しなければいけない理由がわからないのですが、、、
組み換え植物を作出するに辺り何回もパーテクルガンを打ち込んで作出するのですかね??
パーテクルガンは金粒子にプラスミドDNAをくっつけて植物細胞やカルスに打ち込むと聞いたことがあります。
その打ち込まれたプラスミドDNAはいったいどのようにゲノムDNAに取り込まれるのでしょうか??
遺伝子の水平移動の件で、
>除草耐性菌や、殺虫遺伝子が腸内細菌に移行
こんなことってあるの??
423:農NAME
06/09/09 22:42:48
>422
49の解説を待とう!
424:49
06/09/09 23:05:46
呼ばれて飛び出た、ジャジャジャジャーン、と言うわけでもないですが、
>>遺伝子を特定の配列に挿入しなければいけない理由がわからないのですが
相同組換えを利用した遺伝子置換や遺伝子破壊という手法を用いる場合は
特定の狙った配列に挿入できると便利ですね。酵母では相同組換え活性が高
いため高頻度で遺伝子置換が出来ます。植物では相同組換え活性が低いため
狙った配列と置換することが困難ではあります。ただし、sulfonylurea系除
草剤に対して耐性を付与するために感受性である内在性のALSという酵素の
遺伝子を耐性型のものに置換することは成功しています。生物資源研の土岐
さんたちのグループの研究で、耐性のALSの遺伝子のプロモーターや開始コ
ドン近辺を除去したものを利用しています。そうなると非相同組換えでゲノ
ムに組込まれたものはsulfonylureaに対して耐性になりません。一方、ごく
わずかですが相同組換えで内在性の感受性のALS遺伝子と組換わったものは
耐性になるため選択できます。その他、chimeraplast法というDNAとRNA混在
した変異を導入する手法もあります。言ってみれば、特定の配列を任意に変
換できれば便利なことには違いがありません。
>>組み換え植物を作出するに辺り何回もパーテクルガンを打ち込んで作出するのですかね??
普通は一回ですが、いったん選択した組換え体に別の遺伝子を導入するために
複数回入れることはあります。また、ヘリウムの圧力の関係でもろい組織に打
ち込むときに弱めの圧力のもので2-3回連続して打つことは無いとは言えません。
425:49
06/09/09 23:16:25
>>その打ち込まれたプラスミドDNAはいったいどのようにゲノムDNAに取り込まれるのでしょうか??
これについてはまだよくわかっていないことがたくさんあります。ただ、パーティクルガン法で
はないのですがアグロバクテリウム法ではRAT5というヒストンH2Aの遺伝子の変異が形質転換効率
に影響を与えることが知られており、DNAの高次構造が関係していることは間違いありません。
更にアグロバクテリウム法ではT-DNAは転写活性の高い領域に組込まれることが多いのでDNAの高次
構造が関与していることの傍証になります。これを利用してT-DNA tagging法が開発されています。
また、パーティクルガン法ではcotransfoumationという手法を利用できます。これは選択マーカー
と目的遺伝子が別々のDNA断片上に存在しているものを混ぜて導入しても選択マーカーで選択した
形質転換体の多くのものは目的遺伝子を導入されているというものでいわゆる外来DNAを取り込める
コンピテントセル状態のものが限定されていることと関係があります。
426:49
06/09/09 23:27:43
>>遺伝子の水平移動の件で、
>>>除草耐性菌や、殺虫遺伝子が腸内細菌に移行
>>こんなことってあるの??
除草耐性菌が腸内細菌に移行という意味はわかりませんが、除草剤耐性遺伝子や
殺虫遺伝子が腸内細菌に全く移行しないと言うことは出来ないと思います。ただ、
その頻度はほとんど無視できるレベルのはずです。前スレ??だったかに腸を切除
した患者に組換え食品を食べさせたところ消化管中にカナマイシン耐性遺伝子が
移行した細菌が検出されたという報告がありました。つまり、極めて限定させた
条件下では全く移行しないと言えません。ただし、除草剤耐性遺伝子や殺虫遺伝
子が腸内細菌に移行した極稀な場合でもそれらが優先状態になる濃縮条件が体内
や排出後も想定できません。また、植物は真核生物ですからそれらの遺伝子は真
核細胞型のプロモーターでコントロールされているわけですから、原核生物であ
る腸内細菌に移行しても発現する場合はかなり低頻度でしょう。
427:49
06/09/09 23:41:57
>>425
>>また、パーティクルガン法ではcotransfoumationという手法
ではなく
また、パーティクルガン法ではcotransformationという手法
です。
428:農NAME
06/09/10 00:26:56
3,4回読んで何となくわかったけど、一般市民レベルではやっぱり
殺虫遺伝子、食べて虫が死んだ、ラットの子が半分死んだ
といったワンフレーズアジテーションの方が心に染み渡るんだろうな~。
こんな人も確信犯なのかただの馬鹿なのか?
URLリンク(sspirits.cocolog-nifty.com)
429:49
06/09/10 01:04:39
>>428 いや、申し訳ない。別に煙に巻こうというわけでは無いのですが、正確な
内容を限られた字数で書こうとすると、どうしても専門用語を使ってしまったり
学部の授業と同じレベルで書いてしまいました。では、結論だけ書くと誤解され
る危険性が高いのですが一応書いておきます。
>>遺伝子を特定の配列に挿入しなければいけない理由がわからないのですが
特定の狙った配列に挿入できると、内在性の遺伝子を壊したり変えたり出来て
目的によっては便利なことがある。
>>組み換え植物を作出するに辺り何回もパーテクルガンを打ち込んで作出するのですかね??
1回ですませる場合も複数回することもある。
>>その打ち込まれたプラスミドDNAはいったいどのようにゲノムDNAに取り込まれるのでしょうか??
いくつかの特定の蛋白質が関与していることは判っているが、この機構はまだ
よく判っていない。
>>遺伝子の水平移動の件で、
>>>除草耐性菌や、殺虫遺伝子が腸内細菌に移行
>>こんなことってあるの??
全くないとは言えないが、無視して良いレベルである。
430:農NAME
06/09/10 09:51:43
>>424
>耐性のALSの遺伝子のプロモーターや開始コ
ドン近辺を除去したものを利用しています。そうなると非相同組換えでゲノ
ムに組込まれたものはsulfonylureaに対して耐性になりません。
もうちょっと噛み砕いて教えていただけませんか?
開始コドンは転写を開始するアミノ酸配列、それがどうしてSU耐性にならないのか??
すみません、、やはり一般市民のBottom upは必要ですね、、
そして結論の、
>特定の配列を任意に変換できれば便利なことには違いがありません。
前置きの説明部分と結論がどうにもこうにもつながりません、、
教えていただければと思います。
431:農NAME
06/09/10 17:06:05
49san
URLリンク(www.tomatoberry.jp)
このトマトベリーって突然変異育種ですか?
単なる交配ではこんなのできないでしょ?
432:農NAME
06/09/10 17:45:10
>>431
49氏じゃないが、ただのミニトマトの新品種でござる。
北海道新聞によるとミニトマト同士の交配で生まれたらしい。
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
433:農NAME
06/09/10 21:53:02
単なる交配でできるんかねぇ?
放射線育種か何かと言うことを隠しているのでは
434:農NAME
06/09/10 22:03:44
>>433
そうか?俺には「ちょっと変わった形のミニトマト」にしか見えないけど?
糖度8-9はまあ高いっちゃ高いけど、ミニトマトは概して普通のトマトより
糖度高めだから、そんなに特別だとは思わないけど。
どこが変わっていると思うの?
435:農NAME
06/09/10 23:00:56
トマトの形状を決める遺伝子はたくさんあり,
ひとつの遺伝子の変異で形が大きく変わることも多い.
変異体作りをやっていると,洋ナシの形をしたものやカボチャのような形をしたものやら
数珠のようにつらなったものやらいろんなのが出てくるよ.
436:49
06/09/11 16:13:29
体調不良でチェックが遅れました。
>>430 開始コドンは転写を開始するアミノ酸配列、それがどうしてSU耐性にならないのか??
開始コドンは「転写」ではなく、「翻訳」開始のRNAもしくはDNAですがということはおい
ておいて、説明します。
SU剤感受性と耐性のALSの違いは1個もしくは数個のアミノ酸配列の差です。
1 プロモーターも耐性型の構造遺伝子もあるものを植物に導入すると、導入された植物は
強弱の差はあるもののほとんどがSU剤耐性となります。その場合、内在性のALS遺伝子が残っ
ていても良いわけでゲノムのどこに入ってもあまり関係がありません。と言うわけで、相同
組換えを生じたものを選択することは困難です。
2 次にプロモーターは無いけれど完全な耐性型のALS遺伝子を導入した場合、低頻度では
あるけれど内在性の何かの遺伝子のプロモーター下流に挿入されて転写されSU剤耐性になっ
てしまうことが考えられます。実際、enhancer trapという技法もあるぐらいです。
3 最後にプロモーターや開始コドン近辺を除去したものを利用した場合を考えると、ゲノ
ムに非特異的に組込まれた場合、それが機能する耐性型のALSを発現することはほとんど考
えられません。内在する感受性型のALS遺伝子と相同組換えが生じたものだけが耐性の形質
転換体として選抜されるわけです。
437:49
06/09/11 16:29:31
>>前置きの説明部分と結論がどうにもこうにもつながりません
は実は
>>相同組換えを利用した遺伝子置換や遺伝子破壊という手法を用いる場合は
>>特定の狙った配列に挿入できると便利ですね。
と結論の間が開きすぎていましたね。
内在性の遺伝子の発現をなくす場合、目的とする遺伝子を特異的に破壊でき
れば大変便利です。それが遺伝子破壊で酵母では目的の遺伝子断片さえあれ
ば相同組換えを利用して簡単にできます。植物では相同組換え活性が低いた
めその手法が使えません。では、どうしているかと言えば、antisense RNA,
cosupression, RNAi法などで抑制しています。厳密に言うとantisense RNA法
もcosupression法もRNAi法の一種ですけど。これらの方法では、内在性の遺
伝子の発現を完全に抑えきることは不可能です。(多重遺伝子族の場合は多
数の遺伝子の発現を同時にある程度抑制できるというメリットはあるが)
そのため、内在性の遺伝子の発現がある程度残ってしまうので完全に無くし
たい場合は遺伝子破壊の方が望ましいわけです。例として、穀物のアレルゲ
ンを無くしたい場合、遺伝子破壊なら100%無くなるがRNAi法なら少しは残っ
てしまう結果になります。遺伝子置換の場合も同様で、例えば植物の酵素の
基質特異性を変えたい場合、遺伝子置換なら100%変えられるが、そうでなく
ゲノムの別の場所に組込まれた場合、内在性の酵素も残っているので内在性
のものと導入したものが混在してしまうという結果になります。と言うこと
で相同組換えを利用した遺伝子破壊や遺伝子置換を利用できれば便利なこと
もあるということになります。
438:49
06/09/11 17:12:48
>>431 他の方々も述べておられますが、何か特別なものですか?普通の
トマトでも尻の丸いものや尖ったもの、糖度の高いもの低いもの、カロテン
含量の差、いくらでもありますから。プチトマトの場合、チリやペルーの
原種に近いタイプのものからいろいろ遺伝子を導入されているみたいです
からバリエーションも多くはないのでしょうか?詳しくは知りませんので
この程度で。
439:T-EH
06/09/26 14:18:18
初めまして
「トマトベリー」を開発した種苗会社のものです。
皆さんの白熱した議論に思わず投稿した次第です。
>>438
そのとおりです。
皆さんは「メンデルの法則」をご存知ですよね。
白い花のインゲン豆と赤い花のインゲン豆を交配させる、
つまり片方の花粉を片方のめしべに受粉させると
ピンクの花のインゲン豆ができる。
でもピンクの花のインゲン豆をかけ合わせると
赤い花のインゲン豆と白い花のインゲン豆ができる…
というものです。
トマトにはいろんな品種がありますから、そのうちの
たとえば、細長いタイプと丸いタイプをかけ合わせると
ちょっと太めで先端が丸い、という形が出来たりします。
その組み合わせは本当に何百種類とあり、またおなじ組み合わせからも
違う形のものができたりします。
それは本当に生命の神秘です。
「トマトベリー」の組み合わせに関しては、企業秘密なので
お話出来ずに申し訳ありません。
また11月ごろから店舗に並び始めます。WEBで
販売情報をお知らせいたしますので、
ただ甘いだけではなく、青臭みのない
爽やかな甘さをぜひ一度お試しください。
440:49
06/09/27 23:29:41
>>トキタ種苗さんですか。うちの卒業生たちも(私のラボではないが)お世話になっております。
東京23区ではどこの系統のスーパーに卸される予定ですか?よろしければお教えください。まだ
公表できないようでしたら、発売されてからでも結構です。よろしく。
441:農NAME
06/10/19 22:40:02
49さん
今のところの予定としては27日毎日や読売の科学部の記者やアメリカ大使館の人と
一杯やりながら交流しようかと計画しています
飛び入り参加歓迎です。
場所は都内の居酒屋(曖昧すぎるけどまだ未定)です
442:農NAME
06/10/20 17:42:23
860 :名無し@お腹へった :2006/10/20(金) 10:11:16
苫飛べ利ーがなんだ!これがこけたらウチは終わりー。高飛びしようかな。他奇異さん雇ってー。
443:農NAME
06/10/28 00:54:21
野菜だろうが花だろうが、十分にその安全性が検討されないものは世に出るべきではない。
ガイドラインを無視して、遺伝子組み換え施設のない大学や試験場が、組み替え体を野外で栽培している実態があり、それが野放しにされている理由が分からない。
444:農NAME
06/10/29 13:49:24
>>443わざわざ馬鹿にされるためにいらしたのですねww
445:農NAME
06/10/29 23:31:20
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
この小島記者というのは昔は反対派と同じことを言っていたような気がするのだが、
最近はそうでもないのか?
>近くで大豆(同約500ヘクタール)やトウモロコシ(同約300ヘクタール)を栽培
>するブラッド・デービスさん(46)を訪ねると、やはり「大豆は100%組み換えだ」
>と言う。トウモロコシも「トリプル」だった。日本向けに組み換えでない大豆を作れば、
>割増金を受け取れるが、デービスさんは「組み換え作物による農薬使用量の減少や収量
>増加の魅力の方が大きい」と話し、日本の消費者がもっと高い割増金を払わない限り、
>非組み換え作物には魅力がないと強調した。
これが真理だということくらい現場の人間なら誰にでもわかる。
反対派の「無知で無力な農家が何の得もないGMを無理やり作らされている」
などという主張を信じる馬鹿が多いのにはあきれるばかり。
446:49
06/11/04 11:12:39
>>441 ひょっとして109氏ですか?このところ科研費の申請書や集中講義の準備で
覗いていませんでした。せっかくのお誘いを無視した形になって申し訳ありません
でした。
>>443 野菜だろうが花だろうが、十分にその安全性が検討されないものは世に出るべきではない。
これに反対する気は毛頭ありませんが、現在、発売されている従来法で育種された
ものにもこの原則を適用するとなると「世に出して良いもの」はどんなものがある
のでしょうか?
>>ガイドラインを無視して、遺伝子組み換え施設のない大学や試験場が、組み替え体を野外で栽培
>>している実態があり、それが野放しにされている理由が分からない。
その実態とやらを例を示してお教えください。認可を受けた組換え体を野外で栽培
していることは私も知っておりますが、「ガイドラインを無視して」いることを、
どうしてわかったのでしょうか?形態的によっぽどの特徴でもない限り植物を見て
それが組換え体か非組換え体かなど見ただけで判る方などいるのですか?あなたは
「遺伝子組み換え施設のない大学や試験場」の関係者で内部告発ですか?
447:農NAME
06/11/04 17:46:59
ええそうです。最近は109って使ってませんでしたね
参加者は毎日、読売、時事、農業技術通信社の記者、
モンサントの社員の方等々11名で一杯飲みました。
12月にもう一回機会があるかも知れないのでまた書きます
448:農NAME
06/11/08 01:03:38
やっぱり敗戦国の日本や中国なんて実験用のモルモットなんだ。
だから人口多いんだ。
449:農NAME
06/11/22 18:30:31
49氏へ
安田節子という人HPにあったんですが
★ドイツで行なわれたネズミによる実験では、こんな結果が出ています。 まず大腸菌(M13細菌)のDNAをネズミに食べさせた後、調べてみると、消化液で消化されるはずのDNAが、消化されずに腸壁から体内へ吸収されてしまったのがわかりました。
さらに同じ実験を妊娠中のネズミで行なったところ、DNAが胎児の臓器へ移動した事が判明しました。
さらに今年(2000年)行なわれた別の実験では、組み換えナタネに含まれるDNAが、その花粉を集めるミツバチの、腸内微生物に移動していたことが発見されました。(※)
これって事実ですか?何か重大な意味があるのですか?
450:農NAME
06/11/22 22:39:24
>>449
49氏ではないが、第3者が検討できる客観的なソースを示していないので検証不能です。
「○○大学の○○教授の実験」ではまったく話になりません。
今のところきちんとしたレビュー付きの学術論文でGM作物が人体に悪影響を示した、という
ものはないと思います(全部当たったわけではないので断定はしません)。
451:農NAME
06/11/22 23:26:36
ドイツのイエナ大学ハンス・ハインリッヒ・カーツ教授の実験による
と書いてあるのですが検索しても全然出てきません。
あと
★実際の生身の人間では、タンパク質は100%消化されるとは限らず、健康な人でも入ってきたタンパク質の15%くらいはそのまま吸収されるそうです。だからこそアレルギーが起こるのだと、アレルギーの専門医が指摘しています。 (2001/10/9)
これは完全にデタラメでしょう?
452:農NAME
06/11/26 16:57:56
>>449
安田さんはイカ○ポンチだから(ry
DNAが移動するのが何か?米を食べたら頭から米が生えてきた人が過去にいたのかと(ry
ごく普通の自然現象なのをさも問題であるかのように騒ぐ人だから
>>451
それは正しいですよ。卵アレルギーなどの食品アレルギーは、ほとんどは固有のタンパク質で起こります。子供に食品アレルギーが多いのは消化酵素や消化器官がまだ完全でなくてタンパク質をそのまま吸収してしまうから。
成長したら多くの人が治るのは、体が完成したから。ただ15%は大風呂敷だと思います
ちなみにタンパク質を分解したアミノ酸はアレルギー源にはになりません。
453:999
06/11/26 17:58:13
もう誰も来てないかも知れませんが 遺伝子組み換え食品は実際どのくらい発展途上国に
支給?されてるかだれかおしえてくれかません?
454:49
06/11/26 22:49:44
このところ学生実験やら、家庭サービスやらで覗いていませんでした。
>>449 これは前スレとこのスレの>>148-154を参照してください。この実験は
完全に分解されて吸収されると思われたDNAがある程度の断片として吸収され
細胞内にもある程度の期間残っているという画期的な研究だと思います。ただ
し、これは組換え食品に関してだけではなく一般の食品にもDNAは当然含まれ
ていますのでそれらに対しても当てはまるものです。となると、導入された
遺伝子がなかなかすぐには思いつかないほど特殊な、摂食者に害を与えること
を意図したようなものではない限り問題にはならないと言うことにはなりませ
んでしょうか?今まで組換え食品に利用されているような遺伝子は永年人類を
含めたほ乳類などが接触してきた生物の遺伝子自体、もしくはその改変型です
から。
>>★実際の生身の人間では、タンパク質は100%消化されるとは限らず、健康な
>>人でも入ってきたタンパク質の15%くらいはそのまま吸収されるそうです。
これって、どういう意味かなかなか解析する必要がありますね。100分子の蛋白
質を摂取したら15分子がインタクトな形で吸収されるという意味なら論外だし、
かなり大きなオリゴペプタイドどころか、数十のアミノ酸残基で出来たものまで
吸収しているという意味なら納得できるけど、その定量性には多分に疑義があり
ます。被験者の成熟度、体調、食餌中の蛋白質の種類、などなどの条件を示さず
に数字を一人歩きさせるのはこの手の方々の常套手段ですね。かの有名なNature
399, 214 (1999)Transgenic pollen harms monarch larvae JOHN E. LOSEY,
LINDA S. RAYOR & MAUREEN E. CARTERでも44%のオオカバマダラの幼虫が死んだ
だの定量性を出せる実験でもないのに大げさに騒いでいるのを前スレでも批判し
ましたけどね。
ところで前スレと何度も書きましたが、その何番目かを示そうと思って置き場所
をサーチしたのですがヒットしないのですがご存じの方はいらっしゃいませんか?
455:49
06/11/26 22:58:30
>>453 URLリンク(www.isaaa.org)を調べられては?栽培している国や作物に
関しては判ります。それと途上国とは言っても食料輸出国や輸入国があり
一概に途上国とひとくくりは出来ないと思いますが。また、大豆やトウモ
ロコシのように食料にも飼料にも利用されているものもあり、それらを
どのように食品とするのか飼料とするのか難しくはありませんか?組換え
大豆からオイルをとりその残渣を飼料とする場合はどちらに分類されます
か?
456:999
06/11/27 01:07:10
49さん ありがとうございました。 自分は高校生でまったく話についていけないんですが
・・・ 最近組み替え食品のなかでビタミンAを多く含むののがつくられて、それが飢えに苦しみ
ビタミンAの不足に困っている人たちを多く抱える国にとっては助けになる。っといった感じの、
うる覚えなので確かではないんですが、、って資料を読んだんです。それで実際はどうなのかな
って思い聞いてみた次第です。。
457:農NAME
06/11/27 21:32:43
う~ん、アジテイターの嘘なぞ専門家にかかれば一発粉砕だな
458:49
06/11/27 23:01:39
>>456 URLリンク(ja.wikipedia.org)
にビタミンAの前駆体であるベータ・カロチンを含むgolden riceについて以前
書いておきましたので良かったら読んでください。
なお、現在、世界で1億人以上の子供がVitamin A欠乏の影響を受けていて、
その結果、毎年200万の子供達が死に50万の子供が失明していると推定さ
れているそうです。アジアでは多くの人々が米を主食として、乳児はお粥で離
乳している訳です。精米にはVitamin Aの元になるβ-caroteneがありません。
ただし、イネの葉や茎などの緑色組織には多量存在するのですが、どの伝統品
種にも米粒の内乳核にはありません。(玄米にはわずかにある。)そこで、米
の部分にもβ-caroteneを合成蓄積させ、米だけを食べてもVitamin A不足になら
ないようにとフィリピンの国際イネ研究所IRRIで開発されています。
当然のことながらレバーとか緑黄色野菜を食べればよいとの批判は当然です
がそれが出来ない社会的経済的状況があるわけでそれを育種によって少しでも
解消しようという試みで、これには人道上特許をかけないそうです。
459:農NAME
06/11/28 08:14:25
多国籍巨大企業の圧力で途上国がGMOを導入
日本をなんとしてでも遺伝子汚染から守らなければ
と、力んでいるだろうな~、安田のおばさん。
460:農NAME
06/11/28 22:53:13
今第1種使用でパブコメ募集している門サントのトウモロコシって、商業栽培してないから種子は存在しないって、存在しないものを何で使用許可申請してるんだ?
それに社外秘で非公開多すぎ。なめとるなこの会社は。
461:農NAME
06/11/30 06:24:38
>>460 kwsk
462:49
06/12/03 23:59:06
>>460 その品種名といきさつが判るようにお教え願えませんか?
463:農NAME
06/12/04 00:33:20
自動車の保有と交通事故による死亡には、相関係数0.93で正の相関があります。
464:49
06/12/07 06:34:40
>>463 誤爆?それとも禅問答?隠喩?
465:農NAME
06/12/07 22:12:32
URLリンク(www.janjan.jp)
笑うべきか悲しむべきか?
こういう国の政府発表をそのまま信じる人の頭ってどうなっているんだろう?
466:農NAME
06/12/08 16:10:09
>>462
これだろ。
遺伝子組換え生物等の第一種使用規程の承認申請案件に対する意見・情報の募集
環境省なら
URLリンク(www.env.go.jp)
農水省なら
URLリンク(www.maff.go.jp)
資料読んでみ。おかしけりゃ、パブコメで文句言うのも手だな。
467:上杉剣帝
06/12/08 16:55:52
食べてる時点で安全さ。
468:農NAME
06/12/10 03:42:31
種子が無いなら食べられないよな。
469:49
06/12/10 22:57:47
>>468 どうもありがとうございました。
URLリンク(www.maff.go.jp)
では確かに種子を持っていないという記述があり、何の目的で申請しているのか不思議ですね。
そのほか、表記で気がついたことですが、
>>B.t.菌
はB. t.菌とスペースを入れるべきで
>>グルホシネートをアセチル化してN-アセチルグルホシネートの
Nはイタリックにしなくてはならないし、
図5はイタリックにすべき遺伝子名がイタリックになっていない、その他、全体に
cmやgの前には数字×単位という意味でスペースを入れなくてはならないのに入っ
ていないなど、専門家が書いた文章なんでしょうかね。
470:49
06/12/10 22:59:01
>>468 どうもありがとうございました。
ではなく
>>466でした。失礼しました。
471:農NAME
06/12/11 12:40:55
外資系の申請なんて、どこかでコンタミして輸入されたときの補償対策に決まってるじゃない。
登録してない違法なGMOが入ったら保障で大変なことになるからね。
種子は保管されてなくても過去に栽培していたら、どこに残ってるか分かったものじゃない。
49さんって、そのあたりの事情って詳しくないのね。
モンサントに専門的なことを求めてもかわいそうだよ。
472:49
06/12/11 22:18:17
>>471 私は消費者及び研究者の立場で話をしています。消費者としては安全で安心でき
かつ安価で環境に負荷の少ない食品を希望しています。その手段の一つとして遺伝子組
換え食品に期待しています。また研究者としては、自分を含めたグループの研究がその
手助けになるとともに広く利用されることを期待しています。農水からは研究費をいた
だいたことはありますが、行政側、企業側の人間ではありません。そのため、私の知識
には偏りがあることは自覚しておりますし、そのような場合には質問したりいたします
し指摘していただいて納得できることなら取り入れることにはやぶさかではありません。
>>外資系の申請なんて、どこかでコンタミして輸入されたときの補償対策に決まってるじゃない。
>>登録してない違法なGMOが入ったら保障で大変なことになるからね。
このことについては考慮していたのですが、栽培をやめて数年を経って自然界で残って
いる植物体とその種子が検出限界以上に残っている可能性を考慮すると無視できる考え
ていました。そのため、
>>何の目的で申請しているのか不思議ですね。
と書きました。
しかし、企業側では防衛手段として必要なのでしょうね。それと、
そのような種子を栽培してわざとコンタミさせるという妨害手段があるということに気
づいて愕然としました。リスクマネージメントとしては性悪説に立つべきですね。勉強
になりました。
473:49
06/12/11 22:35:06
また、インドや中国が穀物輸入国となっており今後もその量は増えることはあっても
減ることは考えにくいでしょう。生産国の、特にアメリカの穀倉地帯の土壌流出、地
下水の過剰汲み上げによる地下水位の低下を考えるとこれからの穀物の輸入には障害
が増え、食料の戦略物資化がますます進むでしょう。そんな時、日本が輸入出来るた
めの手段の一つとして優秀な種子の確保やその技術の保持が重要だと考えています。
そのためにはそれに関係する研究を日本ももっと進めるべきだと私は考えています。
474:農NAME
06/12/14 11:52:20
耐塩性の小麦とコメがはよ出てこんものかな。
味が悪くても最貧層の食糧事情の改善には役に立つだろうに。
475:農NAME
06/12/14 17:28:44
誰か、遺伝子組み換え食品のメリットとデメリットをまとめていただけませんか?
もしくはそういうサイトを知りませんか?
476:農NAME
06/12/15 10:03:04
>>475
メリット
組み換えの目的に応じて色々。任意に設定可能
デメリット
「遺伝子組み換え」というイメージが悪い。
実デメリットは無し。
以上!!
477:49
06/12/16 06:42:56
>>475 卒論か何にかに必要なのですか?今までのスレに書かれていることを纏めて
みるか、紹介されている本を読んで自分で纏めるのも単位のうちですよ。
それと>>476で書かれているように遺伝子組換え食品には様々な種類があり、それら
のどれかを特定して質問されるのならともかく、いろいろな種類の除草剤耐性、保存
性向上、いろいろなタイプの害虫耐性、ウイルス耐性、病原菌耐性、ストレス耐性の
ものを個々に説明することは、授業で半期かけてしてはいてもここでは無理です。
もっと、限定した質問をされることです。ただ、参考サイトとして愛媛大の阿部先生
のサイトを見られると良いかも。
URLリンク(web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp)
478:農NAME
06/12/16 11:19:11
遺伝子組み換え食品による食中毒とかアレルギーとかの事件・事故の例とかって
どこかにデータベースがありますか?あったら教えてください。
479:農NAME
06/12/16 21:03:44
>>478
遺伝子組換え食品による事故は今まで確認されておりません。以上。
480:49
06/12/16 21:26:30
そもそもそのような事例自体がありません。よくトリプトファン事件とかをあげる
ことがありますが、あれは微生物にアミノ酸であるトリプトファンの生合成量を増
大させた際に副生産物を除去するのに用いる活性炭をけちって副生産物が製品に混
入していたと言うことで遺伝子組換えが原因ではありません。
また、ブラジルナッツの蛋白質を大豆で発現させたものは上市させませんでしたか
ら事件・事故にはなっていません。更に組換えトウモロコシ飼料であるシルバーリ
ンクが混入していた事件はありましたがそれが原因でアレルギーになったという話
は寡聞にして知りません。
あと、「遺伝子組み換え食品による食中毒とかアレルギー」という表現は良くない
ですね。従来食品であれ組換え食品であれ不適切な管理や調理や体調や体質で食中
毒やアレルギーは生じます。表現されるのでしたら正確に「遺伝子組換えに起因す
る遺伝子組換え食品による・・・」としなければ、腐った遺伝子組換え食品を食べ
て食中毒になった例まで質問していることになりますよ。
481:49
06/12/16 21:29:39
書きかけで子供を寝かせ付けに言っていたら479氏が簡潔明瞭にして充分な
回答を書かれていましたね。
482:農NAME
06/12/17 21:11:10
こんなの、見つけました。 日本で初めての試みだそうです。
(食の安全通信簿)って、名前からして役に立ちそう。
↓↓↓
URLリンク(fsr.cocolog-nifty.com)
483:農NAME
06/12/21 16:11:12
URLリンク(kinpy.livedoor.biz)
馬鹿丸出し
49さん
科学者で赤旗読んでいる人います?
484:農NAME
06/12/22 14:43:40
GMOを語る上でレギュラトリーの部分を考えてないなんて素人と同じですね。
申請書も初めて見たような様子ですね。
データ部分は公表されてませんが、そりゃ卒論でも問題になるようなゲルの写真を載せていたりですよ。
これがプロのやる仕事ですかね。
アメリカとかはよくこんな資料で認可されるもんだと思いますよ。
485:農NAME
06/12/22 15:06:01
上場している製菓会社の中で遺伝子組み換え原料ゼロの方針を
打ち出しているのはブルボンだけ。
将来、遺伝子組み換えが第二のアスベストになるのを期待して
ブルボン株を買ったよ。
486:農NAME
06/12/22 16:23:22
>第二のアスベスト
無意味な投資だなw
モンサント買った方がいいぞ
487:49
06/12/22 17:35:56
>>483 ご年配の方には日本科学者会議とやらに入っている方もいらっしゃいますから
いるかも。ただ、40代から下でそちらの方面の方はほとんどいないのでは?
>>484 これは私の>>469, >>472の書き込みに対するものですか?このスレは一応GMOの
安全性に関するもので、それに沿って書き込んでいるつもりです。それと、申請書に
関しては授業で例として取り上げることはありますが、研究に関する論文などと違い
多くのものをチェックはしておりません。このことに関しては>>472において私の立場
を申し上げております。ですので行政が関与する面において「素人」と思って下さっ
て一向に構いませんし、このスレにおいて食品としての安全性を科学的な面で議論する
上では行政面での「素人」でも問題ないと思っております。
488:農NAME
06/12/25 19:50:22
これだから大学の先生は世の中とずれているんですよね。
いくら安全性が議論できても安心には結びつかないんですね。
毎月いくつも申請されてないんだから全部見なきゃ安全性は語れないのでは?
所詮は2ちゃんねらーだしね。
ざんねーーーん。
489:農NAME
06/12/25 21:52:32
「安心」が非科学に基づいていることが困ったことなんだよね
コラーゲン食べて「補給できた」と思っているレベルの人々を説得するのは
事実を根気よく説明するより有名人にテレビで言ってもらうのが一番。
友人が「電通にウン千万でも払えば一発でない?」と言っていたが・・・。
北野大先生が入門書を書いたけどテレビでもっとアピールしてもらえないかな?
490:49
06/12/27 10:12:31
>>488 >これだから大学の先生は世の中とずれているんですよね。
幼稚園入園以来、学校という組織を離れたことはないのでずれているかもしれませんね。
でも、星占いや「水からの伝言」や大気のマイナスイオンや血液型性格診断を信じてい
るような方々とはずれていても一向に気になりませんが。遺伝子組換え食品に関しては
啓蒙する必要があると感じるので、世間様が安全と安心を確信していただけるよう微力
ながら来年にも小さな集会ですが講演する予定です。
>>毎月いくつも申請されてないんだから全部見なきゃ安全性は語れないのでは?
安全性を確信している側はそんなにチェックをする必要を感じませんね。危険だと考え
ている方々でどうぞ十分に監視してください。興味深い遺伝子や組換え体でしたら申請
書が出てくる前に論文や話題になりますし、そのようなものでしたら言われなくても申
請書はチェックします。ただ、多くのものはすでに出ているものの2番煎じか組換え体
同士の交配したものですからね。審査委員でも無ければ全部チェックする必要もないで
しょう。
>>所詮は2ちゃんねらーだしね。
これを書いたら貴殿の書き込みも同様になりますよ。つまり、自家撞着ですよ。
>>480 「シルバーリンクが混入していた」は「スターリンクが混入していた」
あと申請書の間違いを指摘したけど最近は論文でも表記ミスが目立つのですよね。
<i>Hin</i>dIIIを<i>Hind</i>IIIとしたり、Southern blot hybridizationをsouthern
blot hybridizationとか、northern blotをNorthern blotとか、<i>uidA</i>を<i>GUS</i>
とか、専門家が書いて専門家がチェックしているはずなんですがね。モンサントもつまら
ないところでつっこまれたり、信用に関わるところだからしっかりしてもらいたいもので
す。
>>489 農薬学会で北野大さんを呼ぶとか呼ばないとか、話があるとちらっと聞いたことが
あります。
491:農NAME
06/12/27 23:16:51
秋田県における「クローン人間の大量養殖と食肉化・臓器化」容疑
スレリンク(soc板:169-197番)
492:農NAME
06/12/28 18:45:08
今週号のエコノミストに(毎日新聞の)未承認のgm米の流出問題が取り上げられたいました。
そこでbtタンパクがラットにアレルギー反応をもたらしたという実験があるとあったのですげ
これちゃんとした実験ですか、反対団体のいい加減な実験ですか?
493:農NAME
06/12/28 20:57:36
書いているのは
岡田 幹治
でした。
だめだこりゃ
494:49
06/12/29 05:24:52
>>493 「買ってははいけない」の週間金曜日関係の方ですか・・。岡田幹治でサーチしたら
ヒットしました。
>>492 先ず、BT蛋白質には多数の種類があります。種類によってアレルギーを引き起こす強度
が異なるわけですからその種類の明記が必要です。それとラット由来の蛋白質でなくてはラット
において基本的に免疫反応は生じるわけであり、どのような形態で投与したのか、どのような
ラットでどのような飼育環境下にあったのか、コントロールとして何を用いたのか、等が出て
いなくてはなんとでも言えますね。
495:農NAME
07/01/01 09:22:54
あけましておめでとうございます
今年がGMO元年となりますように
496:農NAME
07/01/20 10:09:03
age
497:農NAME
07/01/24 21:44:34
過去ログ倉庫に入っていたと思っていたら復活してたんだ。
498:農NAME
07/01/26 01:03:07
あまりの酷さに眩暈がするよ。
URLリンク(www.excite.co.jp)
499:49
07/01/27 09:51:28
>>498 授業ではDHMOと絡めて反対派の主張を取り上げています。でもDHMOの
場合、嘘は言っていないけど反対派の主張には嘘が紛れ込んでいますからね。
500:農NAME
07/01/29 10:49:18
★グリンピース・ジャパンによると、「遺伝子組み換え食品にはこれまでにない毒素や
タンパク質が含まれており、それによってアレルギーを引き起こすおそれがあります。
また、除草剤の影響を受けない遺伝子が組み込まれている場合には、
大量に使用された除草剤が作物に残留し、わたしたちの体に取り込まれてしまいます。
遺伝子組み換え作物が商業的に栽培されてから、まだ十年。
この技術がわたしたちの健康に長期的にどのような影響を与えるのかは、
科学的にわかっていません。最近のアスベスト被害のように、数十年経ってから
被害が明らかになったのでは遅すぎるのです」
逆効果じゃないの?
ここまでアジって。
でも、真に受ける人いるんだろうな~
ま、これでGPなんてただの環境屋、集金団体というのがよくわかる
501:49
07/01/30 09:13:03
この前、遺伝子組換え食品について小さな集会で話をしたのですが、かなりの人が
目から鱗がぼろぼろだとの感想を述べてくれました。
>>500 この引用文には遺伝子組換え食品と比較する対象を書いていませんよね。
何事も相対的なものと考える人間であれば、この文章のいかがわしさが判るので
しょうが、だまされる人もいるのでしょうね。ISAAAによると2006年の組換え体の
栽培面積が1億 haを超えたそうですし、小麦の組換え体も出てきたから彼らがいく
ら騒いでも、「犬は吠える。されど馬車は行く。」ということなのでしょうね。
ただ、私としては日本が組換え体育種という面で散々足を引っ張られていることが
残念です。
502:農NAME
07/01/30 12:43:19
2週間ほど前に札幌産総研の遺伝子組み換え「植物」によるタンパク質工場の見学会に参加しました。
作物でなく植物と言っているのではじめはちょっと違和感がありましたが、おもしろかったです。
日本では作物ではなく植物によるタンパク質製造が先行するのではないでしょうか?
503:農NAME
07/01/31 18:27:10
49さん
URLリンク(www.ffcci.jp)
の、この部分に出てくる
--------------------------
昨年5月にも白いんげん豆のダイエット番組がもとで非常に大量の中毒者を出した。
このときにもある大学教授が関係している。
食品添加物などについても、今はブームとばかりにADIの意味や、使用量と言った量の
基本的な問題も考えず、やたら危険だとあおり立て、無添加を礼賛される大学教授、
また、素人が思いこみからタウン誌に書いた、コンビニ弁当を食わせたら食品添加物で
奇形の豚が産まれたとの記事を学問的根拠があるかのようにインタビューの中で
話される大学教授、昆布のぬめり成分であるアルギン酸にマグネシウムイオンを添加した
ときにアルギン酸が凝集する実験を記者にわざわざ見せて、人工イクラが化学合成されて
いるかのような錯覚を一般人に与えている教授など、
--------------------------
教授たちの実名わかりますか?
学問の世界も広いから分野が違うと見当もつきませんか?
504:49
07/02/01 03:47:43
同じ学科に栄養化学系、食品科学系の研究室はありますからその方々に訊けば
判るかもしれませんが、私とは分野が違いすぎますね。ただ、栄養科学系の先
生たちの学会では「みの もんた」さんという方があまりにもでたらめを言っ
て、そのくせ影響力があるので学会として申し入れをしなくちゃとと言う話が
あると懇談の席で聴いた後すぐの事件でした。私にも「所さんの目がテン」と
言うところの下請けの会社?から、組換え食品ではないのですが植物成分に関
して問い合わせが何回かメールで来たことはあります。私もこのスレで文章が
ながすぎとか、もっと簡潔にとか書かれたことがありますが研究者側は限定条
件下ならこうなる可能性が高い、他の可能性も考えられるとか、言う傾向が強
いんですが、結論だけ欲しがる方々から文章なりインタビューなりを切り貼り
されたら言いたいこととは別のことになってしまいます。更に、今回のように
捏造されたら目も当てられません。昔、組換え食品に関して週刊誌に本の批評
を書いたらすぐにあるテレビ局から取材の申し込みがあり今更ながら断って良
かったです。
505:農NAME
07/02/04 20:32:01
最近「あるある」のねつ造を指摘していた本と著者が注目を浴びているようです
しかし、この人のGMO知識はこの程度
URLリンク(www.geocities.jp)
この人が変なGMO批判をしないか不安です。
上記の文を書いてからかなり時間がたっているからもう考え、認識が変わっていることを
期待したい
506:農NAME
07/02/04 23:52:19
>>505
「組み換え」か「組み替え」かはっきりしろと
507:九州の某帝国大学
07/02/12 08:32:38
“危険”(デンジャラス)なわけないだろ。
508:農NAME
07/02/17 11:46:44
生物濃縮なんかの方がよっぽど脅威だろ。
頭悪すぎ。
509:農NAME
07/02/20 01:19:11
>508
今のところはね。
ただ、利便性を求めて生物の遺伝子を組み替える事は昔からしてきたことではあるけれども
果たして異種族間にまで手を加えて良いのだろうかという不安を私は持っている。
技術は様々な分野で役に立つけれども自分の子供や孫に別の生物の遺伝子を組み込む
時代は来てほしくないと思っている。
スレの趣旨とは違うが上記の理由から「危険な技術」に一票入れる。
(↑ちなみに車と生物は別物だと思う)
(しかし、微動植物と人間は生命を持っているので同一だと思う)
510:農NAME
07/02/20 07:13:57
住化農業資材はパワハラの巣窟
511:49
07/02/20 22:51:08
>>509
>>果たして異種族間にまで手を加えて良いのだろうかという不安を私は持っている。
この異種族間の異種族とは生物学的な種という意味で使っているのですか?
種間での遺伝子の水平移動があることは知られておりますが。
>>自分の子供や孫に別の生物の遺伝子を組み込む時代は来てほしくないと思っている。
私の子供には私とは別の生物である嫁さんの遺伝子が組込まれているという現実はあ
ります。この「別の生物」を「別の種」と解釈しなくても、子供や孫が遺伝子治療を
受けなくてならないような重篤な状態にある時、正常なヒトの遺伝子を導入すること
ができても拒否されますか?私ならそれで子供や孫の命が助かるなら大喜びしますが。
現在の技術水準で将来の可能性を云々してもしても仕方ないでしょう。所詮、我々は
その時々の科学技術、社会状況の影響を受けるのですから。エジソンやアインシュタ
インも石器時代に生まれていれば、電灯や蓄音機、相対性理論とは無縁でしょう。
512:農NAME
07/02/22 00:29:26
北海道は19日、遺伝子組み換え(GM)作物の交雑防止に関する専門部会を開いた。
昨年1月に全国に先駆け施行したGM条例で盛り込んだ、交雑防止距離の有効性を検証した。
試験では想定より高い交雑率が出たが、引き続き試験を重ね、2年後のGM条例見直し時に最終判断する方針だ。
国も基準を変更せざる負えないね。
513:農NAME
07/02/22 15:51:20
>>49
>>この異種族間の異種族とは生物学的な種という意味で使っているのですか?
>>種間での遺伝子の水平移動があることは知られておりますが。
そのつもりでしたが、水平移動は初耳でした。
よくよく進化の過程や細胞の吸収等を考えれば当然の事ですね。
水平移動はどの程度の頻度であるのでしょうか?
>>子供や孫が遺伝子治療を
>>受けなくてならないような重篤な状態にある時、正常なヒトの遺伝子を導入すること
>>ができても拒否されますか?
返答に迷うところです。自分の人生を全うして悔いがないのなら自らにのみ拒否することは
しますが、子供や孫本人が望むなら遺伝子治療をするかもしれません。ただ、
>>所詮、我々は その時々の科学技術、社会状況の影響を受けるのですから。エジソンやアインシュタ
>>インも石器時代に生まれていれば、電灯や蓄音機、相対性理論とは無縁でしょう。
に関しては同意できません。正論ですが、我々はよりよい未来へ向かうために最善の技術を選択し
自分の生活環境にも気を使って生きるべきだと思うからです。
GM作物は今のところ、当初の目的であった世界的飢餓の救済に有効でなく、かえって
その商品性から貧困者の破産、バイオマスへの転用、非GMとの差別化でアマゾンなどの
資源の減損に大きな影響をもたらしていると思えませんか。
一過性の利益を得て後世のことは知りませんというのは、些か無責任ではないでしょうか。
514:農NAME
07/02/22 16:36:19
>>513
>遺伝子の水平伝播
つ「トランスポゾン」
515:農NAME
07/02/23 00:02:49
>>514
ありがとうございます。
トランスポゾンは至極日常的なもののようですね。
髪の天然パーマが年齢とともに和らぐとか、蒙古班が大人になると消えるとか
赤いカボチャから黄色いカボチャができる等でしょうか。
よく聞く「遺伝子組換えは品種交配と変わらない」というフレーズにも納得できます。
516:農NAME
07/02/23 00:46:13
>>514>>515
もまえら二人まとめてトランスポゾンの意味を誤解しちゃいないかね。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
517:49
07/02/23 05:58:12
>>水平移動はどの程度の頻度であるのでしょうか?
これは条件によっていくらでも変わります。バクテリアの間では広宿主域のプラスミドや
ファージを通じて異種間で遺伝子の交流があります。例えば、赤痢菌のベロ毒素の遺伝子
が大腸菌にファージによって移ってO157ができたと考えられている例やRプラスミドを通じ
た薬剤耐性菌の広がりなど。植物では<i>Nicotiana</i>属で約半数の種にはRiプラスミド
のT-DNA由来と考えられる配列が存在するとか、細かくあげれば多数の例が出てくるでしょ
う。遺伝子操作とは合目的にかつ高頻度に人為的に引き起こされた遺伝子の水平移動であ
ると言えます。
518:49
07/02/23 05:58:49
>>その商品性から貧困者の破産、バイオマスへの転用、非GMとの差別化でアマゾンなどの
>>資源の減損に大きな影響をもたらしていると思えませんか。
同意できません。この問題は遺伝子組換え作物特有の問題ではないからです。遺伝子組換え
作物でなくてもF1種子による種子の囲い込み、人口増加や肉食の増加や石油資源の枯渇に
よって生じることと、組換え作物の問題を混同されていませんか?かつて緑の革命というも
のがありました。単位面積あたりの収量が大幅に増え、そのおかげで現在の人口を養えるよ
うになったわけです。もし現在、その品種群が使えなくなれば貧困者を主体として多くの人々
が餓死するでしょう。一方、緑の革命に対して批判的な方々もいます。その方々と議論すると
一つのもので社会的な問題を含む全てが解決できる魔法の作物があるかのように思っているの
ではないかと勘ぐってしまいます。
>>一過性の利益を得て後世のことは知りませんというのは、些か無責任ではないでしょうか。
これは特に有機栽培とか自然栽培などに言えることではないでしょうか?収量が低く、同じ量
を収穫するにはより多くの農地を必要とするため環境に対する影響が大きいでしょう。更に
使える農薬も少ないため有害微生物汚染による毒素含量の増加、有害微生物に対して作物の作
るヒトにとっても有害な抗菌物質の増加、保存性の減少によるロス、などを考えれば現時点で
は慣行農法に組換え品種を組み合わせるのが良いと考えています。
519:農NAME
07/02/24 02:25:29
>>遺伝子操作とは合目的にかつ高頻度に人為的に引き起こされた遺伝子の水平移動であると言えます。
簡潔明快な御回答ありがとうざいます。
>>組換え作物の問題を混同されていませんか?
はい、混同してました。
>>一つのもので社会的な問題を含む全てが解決できる魔法の作物があるかのように思っているの
>>ではないかと勘ぐってしまいます。
確かにそういう認識のされかたはありますね。けれど、農業資材等の広告文や県の推奨品種等の
パンフレットを見ていると何が作用して植物がどういう状態になるのか・どういった環境に弱いのか
等、専門的なところは不明瞭です。一般人が不勉強なせいですかね?
>>これは特に有機栽培とか自然栽培などに言えることではないでしょうか?
確かに有機栽培や自然農法は49氏が仰ったデメリットを持っています。
有害微生物による毒素というと、りんごのパツリンや落花生のアフラトキシンを思い浮かべますが
これらは主に検疫でハネられているのを厚労省のHPで見かけるので農法よりも取扱いに問題がある
のではありませんか?(特に海外)
アレルギー様物質に関しては病原菌や食害防衛の為に植物が自己防衛で行うものとよく聞きます。
無論、病食害を受けた作物は加工にすら利用されない事も既知の通りです。
上記から保存性のロスは農法より作物の性質と取扱いに左右されると思いますが、如何でしょうか。
また、国内ではポジティブリスト制の施工も手伝って減農薬傾向にあるのですが
それに関してはどの様にお考えでしょうか。
私は農薬が少なければ生産者と消費者の健康面・価格面に関してお互い有益であり
また魚毒性の面からも環境への負荷も軽減されるので、少ないに越した事はないと思います。
健常な大地と水を維持することが重要だと思うのですが、慣行栽培と遺伝子組換えはそれを
阻害するものではありませんか?
520:49
07/02/24 14:09:38
>>農法よりも取扱いに問題があるのではありませんか?(特に海外)
取り扱いも重要ですが、マイコトキシン含量がBt組換えトウモロコシの方が慣行農法のものより
大幅に減少しているという報告があります。
Fred S. Betz, Bruce G. Hammond, and Roy L. Fuchs, Safety and Advantages of
Bacillus thuringiensis-Protected Plants to Control Insect Pests,
Regulatory Toxicology and Pharmacology 32, 156? (2000)
また、麦角などについても注意が必要でしょう。
>>アレルギー様物質に関しては病原菌や食害防衛の為に植物が自己防衛で行うものとよく聞きます。
アレルゲンではなく農薬を使わなかった場合、植物が蓄積する物質による被害も問題になり
農薬によるリスクと植物の毒素とのリスクトレードを考える必要があります。例えば、病害虫に強い
セロリを育種したら光増感作用の強いフロクマリン類が数倍増えてしまい、作業中に触れると炎症を
起こしてしまったという報告があります。農薬を使う量を減らせても別のリスクが増えてしまったと
言うことですね。BN Ames, M Profet and LS Gold, Nature's Chemicals and Synthetic Chemicals:
Comparative Toxicology, PNAS, Vol. 87, 7782-7786, (1990)これはもちろん在来育種で作られた
ものですが。取り扱いに関して言えば、糸状菌に冒されたセロリの部分にはフロクマリンの一成分が
正常の200倍以上蓄積して、そこに1分間触れて紫外線を浴びると6週間治癒にかかるそうです。
Ashwood-Smith MJ, Ceska O, Chaudhary SK. Mechanism of photosensitivity reactions to diseased
celery. Br Med J (Clin Res Ed). 1985 April 27; 290(6477): 1249.
>>上記から保存性のロスは農法より作物の性質と取扱いに左右されると思いますが、如何でしょうか。
ほとんど無意味な仮定かも知れませんが、「作物の性質と取扱い」がほぼ同じとすれば(農法によって
も性質や取り扱いが変わるから意味がないかも)農法の影響が出てくるでしょう。病害が出そうと言う
ときに早めに防除するか、有機栽培にこだわって一部の病害が出ていないと思われるもので、有害物質
の含量はリスクトレードという点から見ても、早期防除したものがよいと考えます。
521:49
07/02/24 14:27:15
>>また、国内ではポジティブリスト制の施工も手伝って減農薬傾向にあるのですが
>>それに関してはどの様にお考えでしょうか。
使わなくても良い農薬はできるだけ使わない。しかし、使った方がリスクトレードの面で利点が
大きいと判断すれば、使うべきでしょうね。ただ、農家経営の面で無農薬の方がロスがあっても
有利であると考えられた場合はご自由に、と考えます。
>>私は農薬が少なければ生産者と消費者の健康面・価格面に関してお互い有益であり
そう単純ではないと思います。農薬が少なくてロスの発生、有害物質の蓄積があれば、健康面で
も価格の面でも有益ではないと思います。
>>また魚毒性の面からも環境への負荷も軽減されるので、少ないに越した事はないと思います。
少なくできるなら少ない方がよいでしょう。しかし、病害虫の発生から減らせないということも
あります。魚毒性という点で言えば、有機栽培で認められている農薬のデリスには魚毒性があり
ますね。
>>健常な大地と水を維持することが重要だと思うのですが、慣行栽培と遺伝子組換えはそれを
>>阻害するものではありませんか?
対立するものと考えておりません。遺伝子組換え作物の導入により、農薬の有効成分の使用量は
大幅に低減されるでしょう。(農薬の使用量というと最終産物であるいろいろな添加物や増量剤
を含んだものになってしまうので有効成分とした。)慣行農法によって、単位面積あたりの収量
が増え、その分、耕作地が減らせるわけだから農業による環境破壊が減らせるという考えもあり
ます。つまり、視点を変えれば組換え作物や慣行農法が「健常な大地と水を維持すること」につ
ながっていると考えられます。
522:農NAME
07/02/27 00:52:08
なるほど。49氏の言う通りになればよいのですが。
遺伝子組換え作物の栽培面積は相当広大だとよく耳にしますが、その一方で
オーストラリアの大干ばつによる凶作・ラウンドアップ耐性作物の畑での雑草の耐性化が
問題になり、結局複数の農薬を使わざるを得ないという問題も聞きます。
また使用量が減るはずの農薬が横ばいで減らないという事も聞きますが、この辺の真実は
どうなのでしょう?
日本の農村は、少なくとも私が小学生の頃は下校時間に畑で農薬を捲いていて嫌な気分を味わいました。
中学生の頃は茶色に枯れ果てた田の畔と緑の美しい絨毯の様な稲を見て残念だと思いました。
高校生の頃はコンクリートジャングルと画一的な農学しか語らない本に疑問を感じ、
その次の学校では外食での野菜料理の貧弱さと一年近く口を開けたままでも虫の湧かない薄力粉を見て
これは望ましい食生活ではないと感じました。
就職してからは田舎の土産物屋で中国産の山菜に奇抜な色を付けて販売している商品にげんなりしました。
某県のうどんにしても然り、です。
我が国の代表的な輸入品に大豆と小麦がありますが、小麦はまだ遺伝子組換え品が作付されて
いないと思います。もし、このまま小麦が非GMであり続けたら小麦の生産高は下がるのでしょうか?
523:49
07/02/27 05:48:57
>>遺伝子組換え作物の栽培面積は相当広大だとよく耳にしますが
2006年では1億120万haで、ちなみに日本の総耕地面積は470万haだそうです。
>>オーストラリアの大干ばつによる凶作
ストレス耐性の組換え作物はまだ商品化されていませんので、在来育種の品種
にちなむ問題ですが、どんな品種でも劣悪な環境ではまともに育たないでしょう。
オーストラリアの干ばつは組換え作物特有の問題ではありません。
>>ラウンドアップ耐性作物の畑での雑草の耐性化が 問題になり、
どんな除草剤にも耐性雑草は出現します。別の種類の除草剤耐性作物との定期的な
輪作が望まれますね。
>>結局複数の農薬を使わざるを得ないという問題も聞きます。
除草剤耐性作物を利用しなかった場合のラウンドアップを含む複数の農薬の使用量
を考慮して、比較されるべきかと。「結局複数の農薬を使わざるを得ない」と書か
れてもどのような農薬をどれだけ使ったかというデータが無くては比較できないで
しょう。
>>また使用量が減るはずの農薬が横ばいで減らないという事も聞きますが、この辺の真実は
>>どうなのでしょう?
農薬というものは有効成分に増量剤や展着剤を加えた最終産物の量です。ですから有効成分
が異なり、有効成分含量の異なる農薬をもって農薬の使用量が多いとか少ないとか言うのは
ナンセンスです。また、「農薬の使用量」と言うのは単一面積あたりの数値なのか、その地
域なのかで異なります。特定の圃場の使用量なら年による病害虫の発生による変動を除けば
意味があるでしょう。特定の地域の単一面積での比較だと圃場の面積の増減によって、環境
の良いところ悪いところを含めた数値になります。ですから、大豆を増産しようとして雑草
が生い茂っている荒地を耕地化すれば農薬の使用量が増え、全体の平均値を押し上げます。
特定の地域全体の農薬の使用量というなら、圃場面積の増減でいくらでも変動します。です
から、「使用量が減るはずの農薬が横ばいで減らない」とはどのような薬剤がどの地域のど
の圃場でいつからいつまで使われたかというデーターなのかという条件がついていなくては
意味のあるものではありません。
524:49
07/02/27 06:18:12
>>日本の農村は、少なくとも私が小学生の頃は下校時間に畑で農薬を捲いていて嫌な気分を味わいました。
私も小学生の頃は通学路に茶畑があり、農薬の散布を直撃され帰宅すると着替えさせられました。
>>中学生の頃は茶色に枯れ果てた田の畔と緑の美しい絨毯の様な稲を見て残念だと思いました。
最近では畦の維持のために除草するよりも成長を抑える抑草剤が使われているようです。
>>高校生の頃はコンクリートジャングルと画一的な農学しか語らない本に疑問を感じ、
作物学とか園芸学には素人なのですが、ほんとに画一的ですか?
>>その次の学校では外食での野菜料理の貧弱さと一年近く口を開けたままでも虫の湧かない薄力粉を見て
>>これは望ましい食生活ではないと感じました。
よく「コンビニ弁当でもなかなか腐らないから殺菌剤がたくさん入っていて体に悪い。」とか言う言説を
聴きますが、無菌的環境下で加熱・調理・加工・詰め込み作業すれば、含まれる雑菌の量が大幅に減少し
て保存性が増している。更に弁当の蓋のシートにはエタノールを含むサイクロデキストリンが塗布されて
いるのだから、殺菌剤はエタノールでたいしたことはない。と考えるかですね。缶詰や瓶詰めでは加熱殺
菌して保存性を増していることと同じでしょうと言うことです。何が言いたいかというと、「一年近く口
を開けたままでも虫の湧かない薄力粉」と言われても虫の少ない環境で収納された棚などの構造が判らな
いので評価のしようがありません。
525:49
07/02/27 06:20:07
>>我が国の代表的な輸入品に大豆と小麦がありますが、小麦はまだ遺伝子組換え品が作付されて
>>いないと思います。もし、このまま小麦が非GMであり続けたら小麦の生産高は下がるのでしょうか?
世界の可耕地面積の変動、アメリカ中西部の地下水の水位の低下、地球環境変化による小麦の適作地の移動、
気候変動による病害虫の発生、エネルギー資源・小麦の値段、人口変化によっていくらでも変化することだ
と思います。そのようなことは私の手には余りますが、我々の分野では環境ストレスに強い組換え小麦の開
発の論文は時々見ます。それなりの備えは必要でしょう。小麦は遺伝子を導入した後、植物個体まで再生さ
せるシステムが困難だったのですが、いろいろと培養条件の知見がたまり組換え個体ができるようになりま
した。個人的には楽しみにしており、それが日本での組換えイネの栽培の緩和へと繋がることを願ってやみ
ません。
526:農NAME
07/02/27 12:55:07
>>522
>>525
横レスで失礼します。
>このまま小麦が非GMであり続けたら小麦の生産高は下がるのでしょうか?
これは、反収以前の問題により(米国)小麦の生産高は下がります。
自分の畑に何を作付けるかは農家のオプションですから、
GM導入により作業が楽で安全かつ生産性の良い大豆やトウモロコシ栽培に、
小麦栽培からのシフトが起きています。
特にエタノール需要からトウモロコシ作付けが増え、大豆さえ圧迫されてきています。
従って、小麦業界もGM導入を真剣に再考する、という記事です。
↓
URLリンク(gmfoodwatch.tribe.net)
527:49
07/02/27 22:35:23
>>526 貴重な情報ありがとうございます。研究室にこもっていると論文はチェックしても
現場の情報が判らないことがよくあるので助かります。
528:農NAME
07/03/01 03:07:26
>一年近く口を開けたままでも虫の湧かない薄力粉
食品業界に身を置いているので豆腐やレトルトなどの衛生管理による
品質保持性については理解しているつもりです。菌が少なくする事が腐敗の低減に繋がります。
乾物棚で、隣に置いたマカロニ・シチュールゥ(やはり開封済)※私の管轄下ではない人の台所です。
には小さな虫がたかっていましたのでどう考慮しても疑わずにはいられません。
それ故、北海道の小麦粉を見つけてからは冷凍して利用しています。
>作物学とか園芸学には素人なのですが、ほんとに画一的ですか?
3時間程度の専攻のせいかもしれませんが、『植物はチッソ・リンサン・カリウムを吸収して成長する』
が初頭にありました。確かにメインはそうかもしれませんがアミノ酸を吸収する事は世間に広まっておりますし
某教授が『細胞壁はザル同様、細胞膜も大きい分子を取り込める』と言っていました。
農学と作物学のレベルはかなり違うと考えてよいのではないでしょうか。
>「使用量が減るはずの農薬が横ばいで減らない」とはどのような薬剤がどの地域のど
>の圃場でいつからいつまで使われたかというデーターなのかという条件がついていなくては
>意味のあるものではありません。
もっともです。そういったデータは、やはり現地に赴かねばないのでしょうか。
それと、質問がたくさんあって申し訳ないのですが既存種ともについてはどの程度研究が進んでいるのでしょう。
隔離は相当難しいのですか?
529:49
07/03/01 06:24:33
>>3時間程度の専攻のせいかもしれませんが、『植物はチッソ・リンサン・カリウムを吸収して成長する』
>>が初頭にありました。確かにメインはそうかもしれませんがアミノ酸を吸収する事は世間に広まっておりますし
アミノ酸や糖を一部の高分子を吸収することはかなり昔から知られておりました。「窒素、リン酸、カリウム」と
いうのは肥料の3要素と言うことであって、それしか吸収しないとは『植物はチッソ・リンサン・カリウムを吸収
して成長する』にも書いてないと思いますが。肥料として糖やアミノ酸を使えば土壌中の微生物と植物が競合して
窒素飢餓を生じることは簡単に推測されます。そこでC/Nを下げる必要があり、堆肥などでも熟成させるのはC/Nを
上げるという意味もあります。(酸化還元電位や有害ガスも絡んできますけど)
>>某教授が『細胞壁はザル同様、細胞膜も大きい分子を取り込める』と言っていました。
細胞壁でも1次壁、2次壁、分化のステージによっても異なります。また、細胞壁を通過できても、細胞膜を通過
できるかどうかは別です。ですから、細胞壁を通過できても細胞内に入れるかどうかはトランスポーターがあるか
どうか、分子の疎水性親水性、構造に関わってきます。
530:49
07/03/01 06:25:42
>>農学と作物学のレベルはかなり違うと考えてよいのではないでしょうか。
あの、農学というものは総合学問であって私のように農芸化学出身者にとっては農業経済や農業工学は理解の範疇
を超えている、農学とはバリエーションに富んでいる、という意味で、「画一的な農学」に対して使いました。で
すので環境に関する分野や私のような植物の遺伝子工学分野、畜産獣医まで含めて「画一的」とは思えません。
>>そういったデータは、やはり現地に赴かねばないのでしょうか。
そのようなデーターは文献検索でも出てくると思いますし、モンサントに問い合わせればすぐに教えてくれるので
はないでしょうか?
>>既存種ともについてはどの程度研究が進んでいるのでしょう。
どの種の、どのような形質に関してという限定条件がないと講義資料全てをアップすることになってしまいます。
>>隔離は相当難しいのですか?
別に隔離しなくてもプラスチドに遺伝子導入したものは、花粉を媒介して広がりませんから、隔離が必要と考え
るもの、必要ないものと分けて考えられませんか?その他、栄養繁殖系のものとかありますし。
531:49
07/03/01 14:56:46
>>529 堆肥などでも熟成させるのはC/Nを上げるという
これは逆でした。「堆肥などでも熟成させるのはC/Nを下げるという」が正しいです。
532:農NAME
07/03/26 10:39:26
URLリンク(www.kochinews.co.jp)
533:農NAME
07/03/28 19:49:47
米米
URLリンク(news.ameba.jp)
534:農NAME
07/05/04 22:56:55
書き込み全然無いね~w
ところで49さん
11日は夜何か予定ありますか?
マスコミ関係者やGM関係者と交流会(飲み会)を行うのですが?
535:49
07/05/11 15:50:19
最近、書き込みがないので、この所、覗いていませんでした。今気づきました。今日
は学科会議の後、嫁さんの帰りが仕事で遅くなるのでシッターさんと引継ぎです。申
し訳ありません。
536:農NAME
07/05/16 03:13:38
これは安全だよね?
【社会】「食べても健康に影響はない」 パセリから使用不可の農薬検出、農協が自主回収…浜松
スレリンク(newsplus板)
537:農NAME
07/05/23 23:21:28
URLリンク(www.joaa.net)
↑このサイト宗教じみてるな。
わかろうとしない、理解しようとしない。
最初から決め付けのオンパレード
538:農NAME
07/07/18 07:26:14
2.食品衛生法を強化し、食品衛生監視員を増員します。食品への放射線照射に反対します。
遺伝子組み換え作物の生産を禁止、食品の表示対象を拡大します。食農教育、地産地消を進めます。
さすが社民党!頭が痛いぜw
539:49
07/07/18 22:55:48
このところ、広報関係の委員を押しつけられていて、高校に出張授業をしに行っています。
有機栽培や自然栽培された食品のリスクのデータはあっても、安全性を証明するデータはな
い。それらと比較して、組換え食品の話をしています。リスクとベネフィットの交換という
観点で意見の相違は仕方がないが、科学的な判断をすること、安全とか危険とかは相対的な
ものでしかないと訴えています。
>>食品衛生法を強化し、食品衛生監視員を増員します。
このこと自体は良いのですが、その後の公約は???ですね。
「食品への放射線照射に反対」・・・では、それに代わる手段として何を提示しているのか?
そのメリットとデメリットは?まさか、放射能と放射線を混同しているとは思えないし・・・
「地産地消」・・・言葉は美しいですね。フードマイレージという概念もありますからね。
しかし、選択肢を狭めて高価な地元農産物を消費者に買わせる政策とも言えますね。また、
日本での消費量を自給できる作物は限定されますね。足りない分をどうしていくのか、その分
の輸入に関しては将来的にどうするのか?具体性はこれだけでは判りません。それと「地産地消」
の「地」の範囲を書かないと国内ならOKなのか、都道府県内なのか、はたまた「地球」だったり。
遺伝子組換え作物に反対する本当の理由は何なのでしょうね。これ以上は選挙期間中ですから
書きませんけど。
540:農NAME
07/07/19 22:11:41
放射線照射で作られた品種も多いよね。
でも法律的には「遺伝子組み換えではない」
541:農NAME
07/07/20 01:28:38
>>しかし、選択肢を狭めて高価な地元農産物を消費者に買わせる政策とも言えますね。
直売所では野菜はスーパーよりも安い事が多いですよ?
私は有機や自然が素晴らしいというよりは、自分の食べたい作物を近所で作って貰って
身体的に悪影響のある農薬は使わないで欲しいと思います。
また、近年は資材や技術の向上で有機や無農薬が必ずしも虫による食害を受けていたり病斑がある訳では
ありません。第一、食害や病気にかかった農産物を販売してるのを見たことがありません。
なので >有機栽培や自然栽培された食品のリスク とはどんな事があるのか気になるのですが…。
542:農NAME
07/07/20 08:32:52
>身体的に悪影響のある農薬は使わないで欲しいと思います。
そんなもんねーよ
厳密に言うとあらゆる農薬が危険かどうかは用量、用法しだいだが。
543:49
07/07/20 21:27:29
>直売所では野菜はスーパーよりも安い事が多いですよ?
微視的にはそういうことがあるかもしれませんが、何故、食品が他の地域から移入、
輸入されているかと考えれば自ずから答えは出てくるでしょう。それと、私は「選択
肢を狭めて」とあえて付けております。「自給自足」を言い換えると「自分の作った
物しか自分で利用できない。」と同じで、「地産地消」の現在の用法「地域で作った
物を地域で消費する。」を強く押し進めると「適地適作」や不適作土壌や物流の進歩
を無視したことになります。あくまで合理的な範囲内で行わなければならないでしょ
う。特に、「因果応報」という仏教用語である「身土不二」とかけ離れた、有機農業
関係者の用いる「身土不二」と結びついて「地産地消」が公約で用いられているとし
たら問題ですね。
>近年は資材や技術の向上で有機や無農薬が必ずしも虫による食害を受けていたり病斑
>がある訳ではありません。
肉眼で判別できる物ばかりではありません。「有機 寄生虫」、「有機栽培 微生物
汚染」、「有機農産物 微生物汚染」、「有機農産物 アレルゲン」等でサーチして
ください。
>第一、食害や病気にかかった農産物を販売してるのを見たことがありません。
当然でしょう。商品価値がない物を販売するわけがありません。しかし、私の例です
と完全有機栽培とうたった米(当然もらい物ですが)からコクゾウムシとおぼしきも
のがわらわら出てきたことがあります。ところで、見た目がきれいな物を出荷するた
めに出荷できない物がどれだけあるのでしょうか?慣行農法に比べその割合は?私も
このデーターは持っていませんので推定しかできませんが。また、有機農法は慣行農
法に比べまだまだ少数派です。他の全員が結核のワクチンを打っている国で結核のワ
クチンを受けていない極少数派が結核のワクチンを打っていなくても結核にならない
ので、「結核のワクチンを打つ必要はない。」と言うのと同じかもしれませんよ。
544:49
07/07/20 21:30:53
>身体的に悪影響のある農薬は使わないで欲しいと思います。
有機栽培は無農薬栽培を意味しません。有機栽培で使用できる農薬として
URLリンク(www.maff.go.jp)に
硫酸銅が認められておりますが、どう思われますか?銅イオンは体に害がない
のですか?足尾鉱毒とか田中正造とか聞いたことがありませんか?その他、
「有機栽培 木酢液」でサーチするとたくさんヒットします。木酢液は有機栽
培では大量に使われているのでしょう。農薬検査所 登録・失効農薬情報
URLリンク(www.acis.famic.go.jp)によると木酢液は
かつて農薬として登録され現在は失効していますから、木酢液を農薬として
使用することはできません。事実、突然変異原の固まりのような代物で、
農薬登録すら現在では不可能でしょう。農薬とは農薬として登録されたもの
のみですから、木酢液をすでに農薬ではないとして、例えば土壌改良材とか
いう名目で(一種の詭弁ですね)使われている現状をどう思われますか?
木酢液は現在農薬ではない、だから使用しても無農薬であるという理屈は、
かつて殺虫剤として利用されたBHCを現在使用しても既に失効して農薬で
なくなっているから無農薬であるといっているのと同じですね。サーチして
ヒットしたHPには、害虫防除や植物体の殺菌目的で木酢液を使っていると
堂々と書いているものがあります。有機農産物の安全性を疑問視するデーター
はたくさんありますが、慣行農産物に比べて有機農産物が安全というデーター
を私は知りません。ご存じでしたらお教え下さい。
545:農NAME
07/07/21 00:08:41
ボルドー液の銅は土壌へ蓄積されるようですね。少々の検索で蒟蒻畑の例がありました。
試料を分析しないと何とも言えませんが多用するのはやめた方が良さそうですね。
(大概は年に2回散布するかどうかですが。)
因みに田中正造は幼少から尊敬する人物です。是非とも足尾銅山に行きたいです。
どうやら木酢液に対して大分疑問視されているようですね。
しかし私は木酢液に詳しくないのでお答えできません。因みに木酢が良いとも思っておりません。
趣味で唐辛子をエタノールに浸けて食酢でわった液を虫除けにしています。(+αでニンニク等入れてます。)
慣行が悪いと言っている訳ではありませんが >身体的に悪影響のある農薬は~
と書いたのはあくまでも従事者の事を考慮しての理由です。
例えば「果樹は年20回近く農薬を使うことは珍しくないが冬は病院通い」という話はよく耳にします。
使用は仕方ないとはいえ少ないに越した事はないのではありませんか?
研究室での薬品の取り扱いと違い、農薬は従事者が広範囲で恒常的かつ複合的に暴露されます。
不調になることを承知で無防備な取扱をする事には愚かさを感じますが我々喫食者だけでなく
生産者の健康も渇望しているので私は農薬の使用に懸念を持っています。
有機農産物はどの点から危険なのでしょうか。
546:49
07/07/21 11:45:19
>>有機農産物はどの点から危険なのでしょうか。
>>544において
>有機 寄生虫」、「有機栽培 微生物 汚染」、「有機農産物 微生物汚染」、「有機農産物 アレルゲン」
>等でサーチして ください。
と書きましたが、サーチしていただけたらお判りいただけるはずです。その他、有機農法は環境に対する負荷
が大きい農法であるとある観点からは断言できます。農業自体が環境に負荷を与えるものであり、そのような
観点からは農地自体を少なくした方がよい。有機農法は収量が低くかつロスも多い。また、消費者に対して寄
生虫、病原菌、アレルゲン、作物の生産する毒素が多い等、様々なマイナス面を持っている。また、完熟して
いない堆肥を用いなければガス障害、窒素飢餓、作物の悪臭等様々な問題を含んでいる。堆肥は産業廃棄物の
なれの果て(農産廃棄物、畜産廃棄物、林産廃棄物、水産廃棄物など)であるという面から物質循環という観
点から、土壌の物理性、化学性の改善という面で否定しているわけではありませんが、肥効の制御や組成等で
使いにくい側面があります。特に、都市では生ゴミ処理機由来の堆肥(ろくに微生物分解させずに乾燥させた
もの)など問題外のものがありますね。
>>例えば「果樹は年20回近く農薬を使うことは珍しくないが冬は病院通い」という話はよく耳にします。
因果関係は証明されているのですか?せめて疫学的なデーターを示していただかないと議論になりません。
>>生産者の健康も渇望しているので私は農薬の使用に懸念を持っています。
農薬というものは農薬登録されているものです。十把一絡げにできるものではありません。
>>趣味で唐辛子をエタノールに浸けて食酢でわった液を虫除けにしています。
食酢は農薬登録されております。URLリンク(www.maff.go.jp)
に出ております。農薬である食酢を自ら使われているにもかかわらず、「農薬の使用に懸念」を持っている
とは矛盾しませんか?せめて、どのような農薬とか示してください。
547:農NAME
07/07/22 00:10:52
微生物に関しては米国のO-157が出ました。処理が不十分だったのですかね。
農業自体が環境への負荷が高いと仰るのならば貴氏はどの様にして食糧を確保するのがよいと思いますか。
寄生虫は人糞や畜糞を適切に処理しないから起こったことです。
少なくとも今の現場で人糞を使うという話は聞いたことがありません。
病原菌に関しては病原菌に冒された資材で肥料を作らないことと、十分な発酵が不可欠です。
微生物の成育温度帯に関してはご存じですよね?
アレルゲンに関しては植物が外敵から自己防衛するために分泌する物だとうかがいます。
病害食害に遭った作物は販売しないので廃棄品と販売品を比較して危険性を主張するのはどうかと思います。
毒素とは、どの様な物があるのですか?某国のトウモロコシ・ワタ・ディフェンシンイネ位なら想像がつきますが。
完熟していない堆肥を使うのは大学で筆記用具を持たずに講義を受けるような物です。
つまり農業として問題外です。堆肥の元は、確かによく選んだ方が良いと思います。
因果関係に関するデータは生憎持ち合わせておりません。従事者に話を聞いているとそういう話が多いだけです。
URLリンク(ja.wikipedia.org) 参考までに
食酢は特定農薬です。日常的に摂取する食品でもあり、カプサイシンとエタノールを合わせた刺激性・揮発性を考慮して
使用すれば問題ないと思います。
懸念を持つ農薬の範囲は特定農薬以外の農薬とします。
後、私は議論をしたいのではなく自分が知らないことを教えて頂きたいだけです。
もう少し肩の力をぬいても良いのではありませんか。
548:農NAME
07/07/22 08:47:46
>>農業自体が環境への負荷が高いと仰るのならば貴氏はどの様にして食糧を確保するのがよいと思いますか。
だからこそ、少ない面積で多収穫を期待できる農法が好ましいとは思われませんか?その観点からは、有機
栽培は収量を上げることができるようになってからでしょう。
>>寄生虫は人糞や畜糞を適切に処理しないから起こったことです。
そうですね。でも、実例がある以上注意が必要ですね。寄生虫キムチとか聞いたことがないですか?
>>微生物の成育温度帯に関してはご存じですよね?
勿論。微生物といっても高熱性細菌とか冷蔵庫レベルでも充分に生育できるものとか様々なものがお
ることを存じております。適した生育温度と芽胞の死滅温度とか様々なものがあり、堆肥の発酵温度
で病原菌が全て死滅するなどとは期待しておりません。
>>病害食害に遭った作物は販売しないので廃棄品と販売品を比較して危険性を主張するのはどうかと
>>思います。
販売された有機農産物ですら様々な被害をもたらす確率が慣行農法よりも高いと推定しております。
>>某国のトウモロコシ・ワタ・ディフェンシンイネ位なら想像がつきますが。
まさか、スターリンクとか言っているわけではないでしょうね?トウモロコシに内在性のアレルゲン
よりも遙かにアレルゲン量が少ないのですが。それに飼料であって食料ではありません。また、ドン
トコイにディフェンシンを導入したイネこそ農薬の使用量を減少させることができ有機栽培を主張さ
れる方々が随喜の涙を流されて上市されることを望まれるものと愚考しますが。日本では組換え体が
有機農産物にならないことを知ってはいますが、海外では別の基準もありますので。
>>食酢は特定農薬です。日常的に摂取する食品でもあり、カプサイシンとエタノールを合わせた刺激
>>性・揮発性を考慮して 使用すれば問題ないと思います。
理解しました。以後、貴殿の言われる農薬とは特定農薬を除外した農薬と解釈します。
>>もう少し肩の力をぬいても良いのではありませんか。
それは失礼しました。
549:農NAME
07/07/22 22:42:18
>>その観点からは、有機栽培は収量を上げることができるようになってからでしょう。
なるほど。確かにまだ発展途上の様なので技術が向上するのを待つのが良さそうですね。
研究熱心な方は慣行をも凌ぐほど収量を上げているケースもあるようです。
>>まさか、スターリンクとか言っているわけではないでしょうね?
芋虫かマウスが死んだ事件でしたでしょうか。いえ、その事件の事ではなく作物の毒素には
どんな物があるのが知らないので、もしかしたらGM関連の事なのかなと推測しました。
>>トウモロコシに内在性のアレルゲンよりも遙かにアレルゲン量が少ないのですが。それに飼料であって食料ではありません。
そうなのですか、初めて知りました。ありがとうございます。そういえば、農業系の雑誌にこんな記事がありました。
トウモロコシにアレルギーを持つ母親がトウモロコシを除去した食事を与えても症状が出て困っていて、
偶々、卵を除去したら症状が出なかったそうです。試しに鶏を自家用に飼って青草で育てた鶏の卵を食べさせたら症状が出なかったそうです。
飼料由来でもアレルギーが起こるのかと代謝の奥深さを感じた記事でした。アレルゲンとは何なのか、興味が深まります。
>>また、ドントコイにディフェンシンを導入したイネこそ農薬の使用量を減少させることができ有機栽培を主張さ
>>れる方々が随喜の涙を流されて上市されることを望まれるものと愚考しますが。
その点に関してはご心配に及びません。確かに大規模な面積で収益を第一に考えている方は栽培してみたいと思うようですが
その件で反対運動をしていた方々は「土と共に生き」「子や孫もこの美味しい野菜が食べられるように田畑を続けていこう」
といった考えで行動しておられるからです。
550:農NAME
07/07/23 18:16:30
遺伝子組み換えは危険だスレだぞ。農薬スレに行け!
551:49
07/07/23 21:43:43
>>550 ですのでスターリンクとかディフェンシン・イネとか絡めて有機栽培などより
組換え体の方が安全・安心であると書いていたつもりですが、一部脱線していましたね。
>>549 研究熱心な方は慣行をも凌ぐほど収量を上げているケースもあるようです。
そのような方は慣行であれ、有機であれキット素晴らしい農産物を作られる方でしょうね。
>>トウモロコシにアレルギーを持つ母親がトウモロコシを除去した食事を与えても症状が
>>出て困っていて、
母親がアレルギーがあるのか、その子供にアレルギーがあるのか不明です。更に、子供の
場合であれば月齢・年齢により腸管免疫系・消化能力などに大きな差があり、自然治癒す
ることがありますのでコントロールをとるなり、疫学的調査がないと一奨励だけでは何と
も言えません。特に、健康食品などの紹介本を読むとそのような何かをしたらこうなった
という話ばかりで実際の因果関係を証明した話はほとんどありません。
>>550 この話はこれで終わりにします。失礼しました。
552:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 06:31:04
この遺伝子組み換え作物の問題がまさにそうだけど、受精卵クローンの牛の肉が市場に出回っただけで大騒ぎする、基礎的科学知識の無いメディアや人間が多すぎることも問題だな。
受精卵クローンの牛肉なんかとんでもないとか言ってた知人達に、"クローンの作物なんかとっくの昔に出回ってるよ"と言ったら、すごく驚いてやがったよ。
553:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 09:31:49
クローンの作物?
初めて聞いたぞ!
554:農NAME
07/07/31 19:45:03
組織培養をクローンと勘違いしているのでは。
555:49
07/08/01 22:08:10
栄養繁殖の作物はクローンで間違いないと思うのですが、何か?クローンとは本来は
枝というギリシャ語から来た、つまり挿し穂という意味ですから、挿し木や挿し芽、
株分け、ムカゴや芋で増やしたものは全てクローンです。生物学的には単一の細胞に
由来する細胞集団という意味ですからクローンの作物は芋や接ぎ木で増やしている
果樹、ランナーで増やしているイチゴなどいくらでもあります。
556:農NAME
07/08/11 17:00:34
>>548
終わらせた話題ですが質問させてください。
>日本では組換え体が 有機農産物にならないことを知ってはいますが、
海外では別の基準もありますので。
ということですが、日本の有機JASは、海外の有機認証制度をそのまま
導入したと聞いています。
組換え体作物でも有機農産物とみなされる海外の基準とは、どの国の
(アメリカの場合はどの州の)基準なのでしょうか?お教えください。
557:552
07/08/12 04:40:18
>>555
そう!その通り。
558:49
07/08/13 04:45:58
>>556 googleでサーチして下さい。それと、「海外では別の基準もありますので。」と
書きましたが、許可されているとは書いてはいません。
例えば、URLリンク(www.organic-mlt.com)
では
>>さらに、オーガニック生産物の中の遺伝子操作をした物質の存在について、それをオー
>>ガニック認証違反とは必ずしもしていない。
英語ではもっとありますが、日本語での一例です。あと、有機と組換えの共存によって、
ある程度の混入を認めております。「有機 遺伝子 共存」でサーチして下さい。
ちなみに今週はネット環境から離れます。
559:農NAME
07/08/14 18:15:03
49さん
夏休み明けからいきなりなんですが・・・・。
これ去年の話なんですが、今月号のクーリエ?とかいう講談社の本に
遺伝子組換えの危険性という話で載っています。
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
やっぱりこういう事ってこれからも起きちゃうんでしょうか?
反対派が思いっきり利用しそうな事件なんですが、
開発の際にはリスクはあるが、その後のベネフィットを考え、GMは推進すべきと
言って反論するくらいしか思い浮かばないんですが、なんかいい方法ありますかね?
560:49
07/08/20 23:24:23
現在の技術による検出感度は極めて高いため、ごく微量でも検出してしまうわけです。
組換え食品以外でも他品種がいろいろコンタミしているのでしょう。開き直って、ある
程度以下のコンタミを許容するしかないと言うのですかね。>>558で書いた。「有機
遺伝子 共存」でサーチするとある程度のコンタミを許容するのがトレンドですね。
561:農NAME
07/08/25 05:46:39
『トゥルーフード・ガイド』
「遺伝子組み換えではありません」という表示を見て、「これは安心!」と買い物をしていませんか?
実は、その表示があっても遺伝子組み換え原料を使用した商品があるのです。
この『トゥルーフード・ガイド』は日本の大手食品会社を中心に遺伝子組み換え原料を使用しているかどうかのアンケートを行った結果をまとめたものです。
推薦人:坂本龍一、大貫妙子
URLリンク(www.greenpeace.or.jp)
562:農NAME
07/08/25 09:16:52
緑豆さん
突然変異育種も『トゥルーフード・ガイド』に加えてくださいw
563:農NAME
07/09/14 22:46:00
49さんて土門さん?
564:49
07/09/17 21:48:28
>>563 土門さんとはどちらの大学の方ですか?申し訳ないですが知人ではありませんし、
別人です。
565:農NAME
07/09/18 09:40:37
URLリンク(domon.air-nifty.com)
違いましたかw
566:49
07/09/19 06:04:33
この方の経歴を拝見すると、農業生物とか農学科の育種関連のご出身の様ですね。
私は農芸化学の出身の根っからの遺伝子屋で植物にも手を広げたタイプです。育種学
会にも参加しておりますが、メインの学会ではありません。ただ、共通の知人は多そ
うですね。
567:農NAME
07/09/19 22:04:44
農芸化学って千葉大?
URLリンク(www.2004-mirai.co.jp) この人と知り合いなら友達の友達だw
568:49
07/09/19 23:23:58
いいえ。ただ、植物工場の会社で千葉大と関係があるなら、古在豊樹先生と関係があるのでは?
古在先生とならプロジェクトでご一緒させていただいたことがあります。古在先生は足尾鉱毒で有
名な古在由直先生のお孫さんですね。ご本人に直接、古在由直先生との関係を御尋ねしてしまった
ことがあります。学生時代には古在由直先生の話を土壌学の初回の講義で聞かされました。古在豊
樹先生のところの糖を添加しない植物の組織培養に関しては、目から鱗でした。
569:農NAME
07/09/20 08:34:12
6/26付、スイスの政府系研究所の発表。
Futtermittel: Maiskleber aus dem Verkehr gezogen (ドイツ語)
スイスで、中国由来の偽装汚染コーングルテンが見つかったとあります。
アメリカでの濃縮ライスプロテインのときと同様の手口で、メラミンもシアヌール酸も検出されています。
URLリンク(www.blw.admin.ch)
期間 5/1-31
国名 ギリシャ ポーランド
品名 濃縮米タンパク コーングルテン
混入物 メラミン 関連化合物
輸出国 中国
URLリンク(ec.europa.eu)
期間 6/1-30
国名 ベルギー ギリシャ スイス フランス
品名 premixture 濃縮米タンパク コーングルテン
混入物 メラミン 関連化合物
輸出国 米国 中国
7月は、まだ27日までの分しか発表されていないのですが、こんなにあります!
期間 7/1-27
国名 ベルギー イギリス スペイン ポーランド ギリシャ フランス
品名 濃縮米タンパク コーングルテン
混入物 メラミン 関連化合物
輸出国 中国 中国(ドイツ経由) 不明
8月1日、ハンガリーで「スペイン製濃縮プロテイン」からメラミンが検出されました。
URLリンク(ec.europa.eu)
570:農NAME
07/09/20 08:35:06
URLリンク(www.blw.admin.ch)
中国から輸入されたとうもろこし穀類副産物に、つなぎとして尿素が混入されたことが確認された。
尿素の派生物が米国で問題になったメラミンとシアヌル酸であり、この尿素がいくつかのサンプルで発見された。
ALPの発表によると、63袋サンプル抽出された中で、11袋は尿素を含んでいなかったとのこと。
尿素を含有する・しない袋はあるにせよ、一番の懸念は小麦から作られる副産物に大量といえる量の尿素が含有されていた事実だ。
我が国で使用する80%のとうもろこしグルテンが中国製
とうもろこしグルテンはタンパク質の高い製品で、その約60%がタンパク質でできており、動物飼料や家禽飼料に大変よく使われる成分である。
スイスでは生産されていない。以前は、我が国のとうもろこしグルテンは主に米国からの輸入だった。
しかし米国でのGVO(遺伝子組み換え)使用問題から我がスイスは輸入相手を別に求めた。
そして今、中国が我々の主要供給国となり、我が国で使用するとうもろこしグルテンの80%、50000トンを頼るようになった。
尿素は動物関連飼料にタンパク質を上げるために添加されるとみられる。
しかし豚飼料や家禽飼料に尿素を添加してしまうと、腎不全の原因になると言われている。
昨今のニュースで、多くの国が、とうもろこしグルテンのみならず、小麦グルテン、米タンパクなどへの添加物を懸念している。
スイス以外の国で、中国製汚染添加物の被害を大量にこうむってしまったのは、米国、および南アフリカだ。
571:&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&①②
07/09/21 02:34:07
遺伝子組み換え実験
572:農NAME
07/09/26 00:03:04
今日の虎ノ門パストラルの「大規模コミュニケーション会合」いった人いる?
北野大さんが来る以外、何一つ次第が公表されてないから、何やったのかわかんないんだよね。
情報を共有しないのにコミュニケーションもないものだとは思っているが。
573:農NAME
07/09/29 09:11:27
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
49さん
このnaritaさんてその世界では有名な人ですか?
574:49
07/09/29 20:46:13
>>573 申し訳ありません。私は植物の遺伝子工学が専門で研究室に籠もっていることが
多く実務の方が疎いと思っています。研究者関係でしたら直接は面識がなくても何らか
のつながりがある場合が多いのですが、この方の経歴がわからないとよくわかりません。
リンク先からは経歴もわかりませんし、リンク先でかかれている情報もいわゆる論文か
らの引用でもなく、私の直接の専門ではない公衆衛生に関わる情報が多いので私の知る
かたではありません。
575:農NAME
07/09/30 00:36:56
失礼しました。uneyamaさんや唐木先生や松永和紀さん等だ~れも知らないというし。
謎のすごいblogですね。
576:農NAME
07/09/30 06:25:36
遺伝子組み換えは人の~~部分に影響があるかという研究は
したことがあるのか、もししてないならそういった研究をしてくれないか、
という質問や意見ってどこに言えばいいんですか?
577:農NAME
07/09/30 07:18:32
>>572
コミュニケーションでもなんでもないいつもの説明会だよ。
反対派に会場から質問させてあなたがたの意見も聞いてますよっていういつもの茶番だよ。
北野さんが単なる仕切り役になっていた。
578:農NAME
07/09/30 10:25:51
勇んで乗り込んできたバカな反対派を北野先生を初め科学者が論破するようなのを期待していたのに
579:農NAME
07/10/01 21:12:24
ああいう会合のどこがコミュニケーションなんだ?
いつも質問してるような一部の奴がいつものパネリストと会話してただけじゃないか。
会場からの意見をちゃんと出せる時間を取れ。
さもなくは事前に意見を出す機会を設けろ。
580:農NAME
07/10/20 22:21:07
581:農NAME
07/10/26 12:32:57
582:農NAME
07/10/28 06:31:49
URLリンク(ja.wikipedia.org)
これ下の方おかしくないですか?
ネガティブキャンペーンに踊らされてる?って項目は偏りすぎなんでwikiの趣旨には・・。
583:49
07/10/30 00:18:41
>>582 wikiを久し振りに見ました。遺伝子置換によるイネのbispyribac耐性と
イネの任意の遺伝子破壊法について最近の情報を加えておきました。
584:49
07/10/30 23:14:35
>>582 この項目を書いたのは私ではありませんが、wikiの趣旨とどう抵触するのですか?
タイトルは少々情緒的かもしれませんが、書かれている内容は至極もっともなんですが。
遺伝子組換え食品反対派の少なくとも科学的な反対論というのや危険と認めるべきデータの
提示がないわけです。反対するに値する論拠に基づき、反論なり添削するなりされれば宜し
いのでは?論文を引用されるなり、リンク先を示して反対論を書かれればすむことです。
585:農NAME
07/11/02 00:34:51
百科事典の趣旨から考えると、一方が正しいと主張する憶測を書いているように見えますけどね。
反対派を賛成に近づけたいならばデータの整合を図るより反対する根元を探る方が近道だと思いますよ。
586:農NAME
07/11/02 00:52:01
反対している奴らは科学などどうでもいいんだよ
売名やうちのものは遺伝子組換え使ってませんて商売したいだけ
587:49
07/11/03 06:59:04
>>585 >反対派を賛成に近づけたいならばデータの整合を図るより
貴殿または貴女は、安全性データーを賛成派が提示しないで組換え食品を推進したら、
反対派がそこを問題にしないとでも考えていらっしゃるのですか?現時点では、安全性
データーが蓄積して、安全性審査を受けていない非組換え食品と同等もしくは一部の組
換え食品の方が安全性が高く、安心して食べられると主張できますから。
>反対する根元を探る方が近道だと思いますよ。
その結果が、Wikiに書かれていた内容なのでは?私が推測している反対理由は、
・研究者、育種者、企業側の啓蒙不足。
・センセーショナルなことを取り上げたがるマスコミの通弊で、危険かもという可能性
が出ると充分に検証せずにニュースとして垂れ流し、否定されてもろくに訂正しない
マスメディア。
・遺伝子組換え作物が危険と宣伝して利益を得ている個人や団体。
商品の差別化。つまり、商品を高く売るためには、商品の品質を高めるか、他の商品を
誹謗し評価を下げること。嘘一つ言わずとも偏った情報を与え、比較対象を与えなけれ
ば、印象操作は容易。
・それらを見抜く、消費者の科学リテラシーが少ない。
Wikiとか私の推測が違うと考えられるのでしたら是非、反対される理由をお教えくださ
い。お願いいたします。
588:農NAME
07/11/03 08:13:06
49さん
来月毎日の小島さんといっしょに飲もうよ
589:49
07/11/03 23:34:45
>>588 かつての109氏ですか?今まで2回ほどお誘いしていただいて行けなかったので
今回はできるだけ行きたいと思います。ただ、嫁さんの仕事が遅い日は私が子供たちの
世話をしなくてはならないので早めに予定をお知らせください。
>>毎日の小島さんといっしょに
毎日新聞の小島正美記者ですか?サーチしたところその方がヒットしました。
590:農NAME
07/11/04 00:46:48
ズバリそうです。12月はあの長沼の宮井さんも来る予定です。
でもどうやってあなたに連絡取ればいいか?
それが問題です。
591:49
07/11/04 21:11:13
私はオフ会というものに参加したことがないのでわからないのですが、皆さん
どうなされているのでしょうか?場所としては23区内の主要駅に近くてそれほど
高めでないお店と日時を調整していただければ、何とかなりますが。
毎日新聞には子供の友人の親や従妹が記者で家庭部?関連にいるので怖いのです
けど。
592:農NAME
07/11/05 23:41:20
反対しているわけでもないのですが、まず利益や名声を抜きに考えてください。
49氏はGM作物を通じて何を行いたいのですか?
またGM作物に取りかかる契機となった事は何ですか?
593:49
07/11/06 08:40:39
>>まず利益や名声を抜きに考えてください。
そのつもりですが。
>>49氏はGM作物を通じて何を行いたいのですか?
安全で安心できる農作物を安価に入手したい、さらに持続的生産可能なシステムを子孫に残したい。
>>またGM作物に取りかかる契機となった事は何ですか?
まず、卒論で遺伝子工学を中心とした研究室に配属されてから二十数年遺伝子工学を学び続けていると
いうバックグラウンドがある。無農薬栽培とか有機栽培、自然栽培等という欺瞞に満ちあふれた農作物
の実態を知り、それよりも遙かに現時点で安全で安心できるシステムである遺伝子組換え作物に現時点
では希望を見いだしたから。遺伝子組換え作物よりも安全で安心できて収量の確保と環境に対する負荷
の少ない作物の栽培・作成法が見いだされるのなら乗り換えることに躊躇はありませんが。そのような
目的のための一手段としての遺伝子組換え作物があるのであり、それ自体が目的ではありません。
594:農NAME
07/11/06 21:09:16
安全と安心は別物なんだが、それを並べると非常に胡散臭くなる・・・。
595:49
07/11/06 21:55:54
>>594 そうですね。ただし、無関係でもありませんが。安全性を調べられたものは、調べられていないものよりも
私は安心できますから。安全性審査を受けた組換え作物の方が無審査の品種名もわからないものより安心できるの
ではないでしょうか?
596:農NAME
07/11/07 19:18:09
いつも毎日新聞のビル パレスサイドビルでやってます。
割り勘で5000円くらいですかね。
その毎日の従兄弟さんにでも小島さんに連絡取ってもらうわけにいきませんか?
それがダメなら何か連絡方法を考えないと