10/01/12 19:29:25
私の好きな数学の本のスタイルは
定義・定理・証明の流れで構築したもので
とくにそれらの要所要所を述語論理の命題で
固めてあるものです
口頭で説明したる内容を
丁寧に文語調に改めた類のものは、
たとえ数学的に厳密でしっかりしたものでも
あまり心地よく感じません
1960年代の日本の専門書は名著であっても
日本語で講義する数学を文章に起こしたようなものが多く
松坂の集合位相もそれに違わず
(公理的集合論の基礎的なところを勉強し終わった今では
さすがに読めますが)結局好きになれませんでした
いまから位相を勉強するにあたって
入門でかつキッチリしたものをお勧めください