09/09/01 12:19:39
線型に関しては邦書のほうが優れていると思うのは俺だけかな?
微積と違って決定的というのがないような・・・
海外の有名大学はどんなのを線型のテキストにしてるんだろう。
804:132人目の素数さん
09/09/01 12:45:52
>>803
2ちゃんだと「名著を叩く俺かっこいい」「洋書すすめる俺かっこいい」
みたいなところあるけど、佐武、斎藤の線型は同時代の洋書と比べても
先進的な名著ですよ。佐武以前は「Matrix theory」みたいな本ばかりでしょ。
(大学院以降は、線形代数の本よりは古典的な行列論の本が
はるかに役に立つ、というのは当然として)
Laxみたいに応用に足を置いた本(伊理、草場とかないわけではないが)、
Done Rightみたいな教育的配慮をした本(長谷川は良く書けてるが)は
あんまり日本にはないね。
805:132人目の素数さん
09/09/01 14:11:02
Done Right >>> 長谷川=長久保
806:「猫」∈社会の屑 ◆ghclfYsc82
09/09/01 14:31:07
なるほど、大変に納得させられるご意見です。
私も「佐武」ってのは真っ先に思い付きますよ。
ソレで斉藤先生の本がどうだったかはもはや
覚えていませんが、行列論とかでは昔の
シルベスターの計算ばっかしの論文なんてのも
何となく思い出します。こんなのは現在の
数式処理を用いれば面白いネタになりはしないか、
なんて思った事もあります。
いやそんで、大昔にある大物数学者とメシを喰ってて
ですね、日本の微積分の教科書は高木の真部分集合だ、
みたいな話をしていたら、その大物氏が:
「高木は代数屋が書いた微積分なので、解析屋が書いたのが
あったら良いと思う」
なんて話がありましてね、そこで例えばラックスとかが
ベストかな、なーんてのがその時の会話のオチでしたね。
807:「猫」∈社会の屑 ◆ghclfYsc82
09/09/01 14:33:23
The message >>806 is intended just for >>804.
Thank you.
808:132人目の素数さん
09/09/01 14:34:00
>>802 二年後くらいに自分のレスみたら
すごい馬鹿な発言してると気づくだろう。
809:「猫」∈社会の屑 ◆ghclfYsc82
09/09/01 14:36:38
はあ、そうなんですか。
何だか恐ろしい話ですな。
810:132人目の素数さん
09/09/01 14:53:24
>>808
2年後に、杉浦解析入門1,2と斎藤線型を読み終えてマスター
しておればオメデトウだろうが、たぶん2年どころか来週あたりに
「めっちゃむずいやんけ」で、終わってるだろうしな・・・
灯台院が易しくなった、院生の質も下がったというのは事実なんだが
それでも大半の学生には手が届かないからな。
811:132人目の素数さん
09/09/01 15:43:33
いや、そういう意味で言ったわけじゃないんだが。
812:「猫」∈社会の屑 ◆ghclfYsc82
09/09/01 16:22:59
ハァ、そうなんですかね。
いや、あそこがああなっているので、
そちらもそうなるのではないかと、
何となく勘繰ってしまいまして。
いやいや。
813:「猫」∈社会の屑 ◆ghclfYsc82
09/09/01 16:27:03
>>810
そういう言い方は良くないと思いますね。
とにかく皆に頑張って貰って、ソレで何とか
なった人だけが拾われるのは別に唐代内部で
あっても全く同じなんじゃないでしょうかね。
最初から「手が届かない」と言って諦めて
いたら何も出来ませんな。
814:132人目の素数さん
09/09/01 16:48:57
>大昔にある大物数学者
なんだそいつ
自分でかかないところをみると
解析学者じゃないのだな
815:猫は残飯 ◆ghclfYsc82
09/09/01 18:06:55
何でそういう所に興味を示すかなぁ
唯単なるひとつの意見に過ぎないのに。
816:132人目の素数さん
09/09/01 18:19:35
>>813
学生は東大生だろうとFラン生だろうと
がんばって数学の本を読めばいいんですよ。
それが学生の本分なんだから。
大半の学生は杉浦や斎藤読めずにオチこぼれるって
現実は、それとは別にしっかり認識しておかなきゃ。
817:132人目の素数さん
09/09/01 18:22:27
数学科で落ちこぼれるのは読めないじゃなくて読まない学生。
あんなもん読めるのが当たり前です。
818:132人目の素数さん
09/09/01 18:24:31
ねこにはかいてほしくない
819:132人目の素数さん
09/09/01 18:31:10
にほんではだれもたかぎをこえられないのか?
820:132人目の素数さん
09/09/01 18:33:58
教師で落ちこぼれるのは教科書書かないで引き写すやつ。
たかぎなんか超えて当たり前です。 でも超えられない。
それが解析学者の実力。
821:132人目の素数さん
09/09/01 20:57:53
独学で勉強してるものです、
斉藤だけじゃ不安なのでアマゾンで評判のいい川久保 勝夫あたりを購入しようと思ってたのですが、
>>805は本当ですか?
洋書は高いし、数学の言い回しが英語だと余計わかりにくいことになりそうなので敬遠してましたが、
>>805の洋書は安いですね。
822:132人目の素数さん
09/09/01 21:00:43
不等号だけ書いてあるレスはスルー
どうせ読んでないから、理由は書けない
823:132人目の素数さん
09/09/01 21:23:24
線型代数や解析なんて簡単にすませて基礎論やろうぜ!
824:132人目の素数さん
09/09/01 22:11:35
Lax って Lax-Mizohata の定理の Lax っすか?
825:132人目の素数さん
09/09/01 22:40:33
普通にやってくなら斎藤だけで事足りるけどなー。
代数系行くにしても代数の本できっちりやり直すし。
まあ斎藤の6章7章あたりの出来は微妙だけどね。
線型とか微積は数学やるうえで必要な空気みたいな
もんだからそればかりに目をとられるのも良くない。
ある程度勉強したら先に進んで、
わからないところが出てきたら復習するってくらいでいい。
826:132人目の素数さん
09/09/01 22:51:07
>>824
Lax Milgram 定理か、Lax Phillips "Scattering Theory"か、
ソリトンのLax pair か、差分PDEのLax スキームのほうが有名だと
思うけど、Lax-MizohataのPeter Lax(2005年アーベル賞)ですよw
827:132人目の素数さん
09/09/02 00:58:52
>>825
線型も微積も、1年の時にそれだけ習っても、
普通は意味がわからんからね。
2,3年のいろんな数学をやった後で重要性がわかる。
1年の時は易しい本で一通りやっておいて、
2,3年になってしっかりした本で勉強すればいい・・・
のだけど、なかなか時間が取れないので、1年の時に
手を抜いてはダメ。
828:132人目の素数さん
09/09/02 01:37:55
斉藤だけでは理解に不安があるときには
>>821でいいですか?
829:132人目の素数さん
09/09/02 01:38:58
>>828
そういうレスは斎藤を読んだ後にしようw
830:132人目の素数さん
09/09/02 01:41:01
数学の勉強は何冊も乱読するより
一冊をきっちり丁寧に読み上げてちゃんと理解できるよう
努力することが大事
831:132人目の素数さん
09/09/02 01:43:03
ゼミとかやるとわかるけど
よんできたとか言ってるくせに
定義も書けないやつとか腐るほどいるんだよなー。
832:132人目の素数さん
09/09/02 01:44:19
>>829
そのまえに齋藤を読める(理解できる)かどうかが問題だしね。
833:132人目の素数さん
09/09/02 03:03:16
>>832
なのでやさしい本もほしくなるのです。
834:132人目の素数さん
09/09/02 05:09:25
>>806
大昔って溝畑が出版される前なの?
835:132人目の素数さん
09/09/02 08:39:25
>>833
じゃ日本語で書かれた易しい本でやりゃいい。自分との相性もあるから、他人のいうことは
参考程度に思っておかないと逆恨みに発展しそうだけど。
大型書店の数学書コーナーに行けば微積や仙台ならたくさんある。代数学とかは哀しい位に
無いけどな。私は電車に乗って1時間くらい掛けて本屋に出かける。要するに田舎暮らし。
取り敢えずひと通り理解した後で、簡単な洋書を読むのは言い回しに慣れるためとかの目的
では良いと思う。けど、真っ白な状態でいきなり洋書を読むのは時間の無駄な気がしないで
もない。人それぞれだけど。
836:132人目の素数さん
09/09/02 08:42:51
>>833
斉藤さんの本は演習が副読本みたいなノリだから両方やった方がいいよ
2つあわせたら川久保さんや長谷川さんのと同じぐらい丁寧な本に変身するから他のいらないはず
しかも演習をたくさんやれて一石二鳥 amazonのレビューが信用ならない典型例だね
837:132人目の素数さん
09/09/02 13:04:22
amazonのレビューが信用できる例の方が珍しい
838:132人目の素数さん
09/09/02 13:06:33
>>834
杉浦だって、ユニタリ表現だから解析だろ。
岩波全書の三村のだってあるしな。
「大物数学者」が微積の本を知らんだけだな。
まあ別にそれでかまわないが、読まずに無責任な
こと言ってるのはこのスレ住人と変わらんw
839:132人目の素数さん
09/09/02 13:54:42
>>836
そうですか。
それを聞いて安心しました。
演習は難しいという評判だったので避けていました。
840:132人目の素数さん
09/09/03 04:44:54
本を読むというより、本に読まれてる感じ。
841:132人目の素数さん
09/09/03 10:15:58
>>840
は本に読まれるの?
すごいね。
842:132人目の素数さん
09/09/03 16:30:52
>>838
おまえになにがわかるというのか
843:132人目の素数さん
09/09/03 17:23:27
>杉浦だって、ユニタリ表現だから解析だろ。
微妙なこと言う奴だなhhh
844:132人目の素数さん
09/09/03 22:19:27
> 2つあわせたら川久保さんや長谷川さんのと同じぐらい丁寧な本に変身するから他のいらないはず
ほんとかいな?
川久保とか長谷川とか知らんけど、斉藤氏は演習書のほうでくどく説明してるかんじ?
845:132人目の素数さん
09/09/03 22:36:59
>>838
>杉浦だって、ユニタリ表現だから解析だろ。
突込み所が多すぎ。
846:132人目の素数さん
09/09/04 13:04:35
わたくしは今、S.ラングの解析入門および続解析入門で勉強しております。
線型代数は松坂和夫先生の線型代数入門を使用しております。
847:132人目の素数さん
09/09/04 13:09:08
> 松坂和夫先生の線型代数入門
絶版じゃないすか!
あのボコボコと立体的なフォントは気持ちいですな。
848:132人目の素数さん
09/09/04 15:29:44
売れてる、分かり易そうな雰囲気はある、出版社
という共通点から2冊まとめて長谷久保と呼ぶが、
結局斎藤、松坂、石村など
849:132人目の素数さん
09/09/04 16:53:15
岩波の最近の本はどうしてダメなんですか?
850:132人目の素数さん
09/09/04 17:38:54
>突込み所が多すぎ。
でもね
山内杉浦は出版賞だから
851:132人目の素数さん
09/09/04 19:29:34
>>850
> 山内杉浦は出版賞だから
何が言いたいのかサッパリ分からん。「連続群論入門」は名著かもしれんが、そのことと
話がどう繋がるのやら。
852:132人目の素数さん
09/09/05 06:33:16
本を読んでもわからない!
853:132人目の素数さん
09/09/07 18:16:52
さいとうさたけは出版賞だから
854:132人目の素数さん
09/09/08 08:53:55
出版賞受賞記念で復刊しないかな?>連続群論入門
855:132人目の素数さん
09/09/11 19:39:42
なぜしない
ばいふうかん
856:132人目の素数さん
09/09/14 20:42:56
最近伊理正夫の線形代数汎論って本も出たよ。
立ち読みだが、さいとう、さたけとはまた違う雰囲気の本だったよ
857:132人目の素数さん
09/09/14 21:03:07
いい加減線型商法やってるえせ数学者は士ねや
858:132人目の素数さん
09/09/15 19:13:31
小平さんの解析入門軽装版のp62下から2行目に
εQ=1/3|QP|
とあるのは
εQ=1/2|QP|
でもいいんじゃないですか?
無駄に数を小さくしているような…
859:132人目の素数さん
09/09/15 19:33:00
べつにギリギリ大きくとらなきゃいけないなんて枷は無いだろ?
860:132人目の素数さん
09/09/15 19:40:56
0より大きくて、1より小さければ何でもいいんだろ。
861:132人目の素数さん
09/09/15 20:09:15
>>858 そんなこと言ってたらきりがないから
普通はなるべく簡単になるように文字を億
862:132人目の素数さん
09/09/15 20:23:27
>>857
非線型やってますが何か?
863:132人目の素数さん
09/09/15 20:41:22
フラクタル詐欺とかありましたね。懐かしい・・・
864:132人目の素数さん
09/09/16 00:05:52
>>862
卑賤(ひせん)のものが、何用じゃ?
865:132人目の素数さん
09/09/16 02:16:20
>>844
例えば対角化は序盤でとりあえず操作を説明する場合が多いしテストにもよく出るけど
入門ではそういうテストのネタ稼ぎみたいなことがされてないでしょ
でも演習だと対角化可能定理を取り上げて説明されてたりする
だいたいがこういうノリだから演習の方がくどいというよりむしろ教育的
866:132人目の素数さん
09/09/16 20:28:20
ちと思ったんだが、
毎年毎年大学1年相手に線型代数と微積分を毎年教えるだけで、
「こんな筈じゃなかった」と思いつつ死んでいく数学教師ってどれ位いるのかね。
867:132人目の素数さん
09/09/16 20:34:36
大学で教えれるだけまだ勝ち組だろ。
博士の殆どはどこにも就職できずに借金残して自殺すんだよ^^
868:132人目の素数さん
09/09/16 20:35:08
高専まで含めると、昔は年平均40人くらいポストが
あったらしいので「こんな筈じゃなかった」と思うのは
年30人くらいジャマイカ。
2000年以降は新規ポストも減ってるので、今なら
毎年15人くらいが未来の「こんな筈」候補だろ。
869:132人目の素数さん
09/09/19 14:23:54
>>866
その後悔はどういう意味での後悔なのか?
教育ではなく研究を重視しているなら「dutyが楽で良かった」と喜んでいるかも知れないし、
教育熱心なのであれば「自分の工夫を必修科目で披露できる」ことに喜んでいるかも。
870:132人目の素数さん
09/09/20 00:17:02
>>869
>その後悔はどういう意味での後悔なのか?
いやさ、Wilesが「FLTを解決しなかったら、大学1年相手に線型代数と微積分を毎年教えるだけで終わった筈だ」
と述懐していたようだから。
871:132人目の素数さん
09/09/20 03:11:13
梶原の独修微積分/解析学って数学の内容はどうなんです。
学参みたいな本が珍しく手に取ったのですが、
目障りな小言がいやで、数学的質まで見なかったんですが気になります。
872:132人目の素数さん
09/09/20 04:52:31
<駄文>
> 大学1年相手に線型代数と微積分を毎年教えるだけ
ポストどころかアカデミックな世界からは早々に零れ落ちてしまった身としては
安定した仕事でいいじゃんとか思えてしまう
で、そこそこ資産作ってまだ若いうちに大学辞めて悠々自適の生活と洒落込んだ
フリーの数学者ってのもまた乙なものではないか
培った人脈だって、何も地位や金に群がってただけの奴ばかりじゃなかろ
そのひとが在るべくして在ったものならば、責任あるポストを離れてた
悠々自適の数学ライフのなかでだって、世紀の難問を解決したりもするのだろう
# まあ、どんだけ儲かるのかよく知らんが、研究費を貪り喰うようなことはできなくなるから、
# 生活はより質素に、行動範囲はより狭く、ってな感じには向かうんだろうけど
</駄文>