09/02/21 15:58:48
現代数学概説 I では、集合の定義が
「数学的にはっきりしたものの数学的にはっきりした範囲の集まり」
なので、それで
「card(a)はaと等濃な集合のクラスであるが、
これを集合であると考えると矛盾が生じる」
とかそういう類の記述は「全然ダメ」と言っても良いと思う。
数学的にはっきりしていると仮定すると矛盾が生じるってこと?
ファジー論理の話?とかそんなことになっちゃう。
順序集合(整列順序集合でなく)の一般論に関して10ページくらい書いてたり
帰納極限、射影極限とかについて真面目に書いてたりする本で
90ページもあるので教科書としては向かない。
Bourbakiの集合論(要約じゃないほう)はネタにしかならないのであれよりは良いけど。