09/04/10 14:35:00
>>833
Gromovに就いてですが、現代数学が代数、解析、幾何、(理論ではなくて)
数理物理、と便宜上で仕分けされるにあって、彼はその殆ど全ての要素を兼ね
備えていると私は考えます。(あんまり「代数」という感じはしない人です。)
現代の多くの数学者が「奇麗事」が好きな様に訓練されるケースが多い中で、
彼はそんな感じが微塵もしない人で、流石にロシア数学伝統のオリジナリティ
の固まりみたいな数学者だと私は思います。彼の場合は幾何学者というのでは
なくて、正に「The数学者」という名に極めてふさわしいと私は個人的にです
が感じざるを得ません。(何をやったとか業績がどうしたとかは彼の公式
ページをご参照下さい。ちゃんとした解説ページが何処にあるかは私は知り
ません。)なので以下は私が個人的に持っている印象だけを申し上げますが、
普通の人であれば「あんな無茶苦茶な事」を言ったら到底まともな数学には
なりませんが、彼の場合はそれを「まともな数学」に仕上げる所が極めて恐
ろしい訳で、あれは余程の基礎体力だか腕力だか、とにかく想像を絶する力
が無ければ出来る事ではないと私は思います。彼が誰かと議論する場面に遭遇
した事がたまたま何回かはありましたが、とにかく彼の発言だけを聞いていて
もとてつもなく面白い訳で、下手をすると彼はその相手からでさえアイデア
を吸い取ってしまい兼ねない印象でした。とにかく今生きている数学者の中
で確実に化け物の一人としてカウントされるべきという印象です。それに、
こちらがどんなタイミングで何を聞いても必ず何かが返って来ます。今度は
何時何処で合えるのかを私はとても楽しみにしています。
まあ「思いっきり」とは思いましたが、あなたに私の正体がバレても困り
ますし、それに「しょうもないと仰るあなたの主観」はそれで誰も否定
出来ません。私はあなたとケンカをしたい訳ではないのでこれだけにして
おきます。(私は彼が数多く引用されているかどうかさえ知りませんが、
読んでもちっとも理解出来ない彼の論文を時おり眺めて楽しんでいます。
素晴らしいアイデアがちりばめられていると私は思います。)
この程度の文章でポストしたいと思います。失礼しました。